・レンズキャップなどを揃える
ミラーレスカメラや一眼レフカメラなどレンズ交換が可能なカメラはレンズなどが増えてくるとレンズキャップもフロントだけでなくリアキャップやカメラのボディキャップなどの必要が出てきます。交換レンズやマウントアダプター用のキャップも含めて使い勝手などを含めて書いてきます。
・レンズキャップとボディキャップ
今回選んだのはSONY α7Cのキットレンズ様にUNのレンズキャップ40.5mmサイズを2つとEマウントキャップセットにマウントアダプター用にEマウントレンズリアキャップを単体で2つです。
・UNのレンズキャップ
クラシックレンズではかぶせキャップをメインに使用していますが、デジタルカメラ用のレンズだと低価格なのもありいつもUNの物を揃えています。購入したレンズキャップのサイズはa7CのキットレンズSEL2860のフィルター枠用の40.5mmになります。
・ひもが付属
UNのレンズキャップはキャップに小さな穴が開いていて紐が通せるようになっています。これはレンズストラップなどに通してレンズキャップ紛失を防ぐためですが、毎回キャップだけを使用しています。
・キャップをなくさないコツ
最近はすっかりレンズキャップをなくさなくなりましたが、秘訣はとにかく出かけたらレンズキャップは外しっぱなしで撮影して、外した際に入れる場所もジャケットの右側のポケットなど1箇所に決める事です。この方法はフィルムのレンジファインダーカメラを使う際に真っ黒写真を増産しないためにも使えます。そしてレンズキャップは撮影が完全に終了したら取り付けます。
・a7Cにレンズキャップを取り付ける
a7CとキットレンズSEL2860のセットでレンズのフィルター枠は40.5mmになるので、今回のUNのレンズキャップを取り付けます。ソニー純正のキャップよりUNのキャップは若干厚みがあります。a7Cに合うソニー製レンズとしてSony Zeiss SEL35F28Zがあり純正フジツボフードを取り付けた状態のフィルター枠が同じ40.5mmになりキットレンズのSEL2860とキャップやフィルターなどを共有する事が可能です。
*この後SEL35F28Zを手に入れました
・UVフィルターを取り付ける
マルミのUVフィルターなどフィルターは基本的にフィルターの前の部分に同じ径のネジの溝が掘ってあるので通常スナップ式のレンズキャップを取り付ける事が出来ます。キットレンズのSEL2860にはフードを取り付けていないですが、このレンズに限らずフード取り付けてあるレンズなどだとスナップ式のレンズキャップが入らない場合もあります。
・計測してみる
a7CとキットレンズSEL2860のセットにマルミのUVフィルターと今回のUNのレンズキャップを取り付けると合計で687gになりました。フルサイズセンサーミラーレスデジタルカメラではかなりの軽量です。ストラップリングは普段使用していないので取り外した状態です。
・UNのキャップを取り付けてみる
Jupiter 12 3.5cm F3.5とJupiter 5cm F2のフィルター枠は実はa7CのキットレンズSEL2860と同じ40.5mmなので今回のUNのレンズキャップが使用出来ます。
・Jupiter 35mmにレンズキャップを取り付ける
Jupiter 12 35mm F3.5はフィルター枠側が特殊な形状なのでかぶせキャップよりはスナップ式のキャップの方が便利なので、今回のUNのレンズキャップを取り付けてみました。
Leica iifとJupiter 12 4.5cm F3.5
・Jupiter 50mmにレンズキャップを取り付ける
Leica iifに取り付けたJupiter 8 50mm F2にUNのレンズキャップなどスナップ式を取り付けると当たり前ですがキャップ部分の厚みが出ます。クラシックレンズ用にはかぶせキャップをメインに使用しているので、Jupiter 50mmには通常かぶせキャップを取り付けています。かぶせキャップだとUNのキャップの様にスナップ部分が無いので取り付けた状態が少し薄くなりますが、最近あまり売っていないのと使い続けていると緩くなる事があるので注意が必要です。
・UNのEマウントキャップセット
UNのEマウントキャップセットはEマウントレンズのリアキャップとEマウントカメラ用のボディキャップのセットになります。パッケージを見ると1つしか入っていないように見えますが、2つを合体させ1つにする事が出来ます。こちらは単体で買うより低価格に設定されているので、レンズが増えてボディキャップも欲しい方はセットがお得です。
・ソニーの純正レンズリアキャップと比べてみる
UNのキャップ類のカラーはブラックで、ソニー純正はグレーになります。UNのキャップも作りはよく通常に使用する分に十分なクオリティです。
・ソニー純正ボディキャップと比べてみる
こちらもカラーの違いがあり、ボディキャップの前面にはカメラのマウント側に合わせる指標があります。
・a7Cのボディとレンズにキャップを取り付ける
a7CにUNのボディキャップを取り付け、キットレンズSEL2860にはリアレンズキャップを取り付けました。キャップにはどちらもE Mountと表示があるので、カメラ道具箱に投げ入れておいても間違える事はありません。カメラとレンズのカラーがブラックなので黒一色にまとまりよい感じです。
・ソニー純正のキャップセット
ソニーに純正のボディキャップとリアレンズキャップを取り付けました。SONYのロゴがあるのでロゴと純正に拘るのであればこちらでしょう。ボディキャップもクラシックカメラには基本的にその当時の純正ロゴ付きを使いますが、デジタルカメラでは特にこだわりもなくUN製など社外品を使用しています。
・マウントアダプター用にもキャップを揃える
a7Cに限らずミラーレスデジタルカメラの楽しみの1つがクラシックレンズをマウントアダプター経由で使用出来る事です。特にミラーレスの場合はRF(レンジファインダー)カメラのレンズが使用出来るのが大きな特徴です。マウントアダプターにキャップは必要ないだろうと思われますが、マウントアダプター内部にホコリやゴミがついたままデジタルカメラに取り付けるとレンズとセンサーの間にゴミがある事になりどちらにもよくない影響が出ます。特にデジカメのセンサーはゴミやホコリが付くと写りにとても影響するのでマウントアダプターも綺麗に保っておきたいところです。
・Eマウントリアキャップ
ソニーa7Cに使用しているマウントアダプター用なのでEマウントのレンズキャップのみを2つ用意しました。UNの場合はレンズリアキャップとEマウントボディキャップのセットもあり価格が低くなっていますが、ボディを何台も持っているわけでもないのでリアレンズキャップのみを2つ揃えました。
・マウントアダプターを用意する
ライカMマウントとオリンパスOM用のマウントアダプターを使用しているので、保管と移動用にレンズリアキャップを使用します。Mマウントアダプターの方はMLリングでL39マウントのレンズを取り付けられるようにしてあります。
・マウントアダプターにリアキャップを取り付ける
こちらもEマウントレンズと同様にマウントアダプターのEマウント側にレンズリアキャップを取り付けます。キャップを取り付けると厚みが出ますがホコリまみれになるよりはよいでしょう。
・マウントアダプターにボディキャップを取り付ける
マウントアダプターのレンズ側はその変換されたメーカーのマウントになるのでEマウントのボディキャップは使用出来ません。L39マウントアダプターであればL39スクリューマウント用のボディキャップ、オリンパス用はオリンパスのボディキャップを取り付けます。中古カメラ屋などで100円(最近高くなりましたが)で売っている事もありますし、オンラインストアでサードパーティ製のが安く売っている事もあります。
・フロントキャップは純正を
マウントアダプターの横を見ればどのマウント用なのかわかるようになっていますが、オリンパスならオリンパス純正のロゴ付きのボディキャップを使すると一瞬で何用のマウントアダプターか判断する事が出来るようになります。ライカは純正のアクセサリー類が高価なのとサードパーティ製で内側にしかマウント名が書いてないキャップの場合はペイントで印なりを付けておけばよいかと思います。
・印をつける場合
サードパーティ製のキャップでメーカー別に識別する印を付ける場合もマウントに近づけるパーツになるので、センサーなどに汚れや傷をつけないためにもステッカーなどの使用はやめた方がよいでしょう。
・使用してみて
UN製などのサードパーティ製のレンズ前後のキャップとカメラボディ用のキャップはどれも精度が高く通常の使用で問題が出る事はありませんでした。それよりはなくしたらどうしようなどと思わなくなるので機動性があがります。純正は見た目はよいですが価格がかなりするのでレンズ数が増えてきた方などはUNなどのキャップで揃えるのがよいでしょう。