【レビュー】Xbox Series Xの静音性は素晴らしくゲームパスと共に最高のゲーム機です

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・新しいゲーム機

Xbox Game Pass for Windowsでやりきれないほどのゲームがあり、これを最新のゲーム機でプレイしたいと重いXbox Series Xを選ぶ事にしました。本体は思っていた以上にコンパクトかつ非常に静音性が高く完成度が非常に高いゲーム機です。他の機種との比較やゲームパスの事などを含めて書いていきます。

・Xbox Series X

今回選んだのはMicrosoft Xbox Series X(マイクロソフト エックスボックスシリーズエックス)です。カラーはブラックのみでディスクレスでパワーを抑えたXbox Series Sもありますが今回はフラッグシップ機にしました。プレステ5のDE(デジタルエディション)はゲーム機としては同一の仕様でディスクドライブだけが付いてない違いだけですが、Xbox Series X|Sの場合は4KとFull HD向けとスペック自体が違います。


エコバッグ付きでした


思ったよりコンパクトです

・なぜXboxを選んだか

PS5(プレステ5)も発売日は近く最初はPS5を手に入れようとしたのですが、そのころ新型にしたMacBook ProでGamepass(ゲームパス)のゲームばかりをプレイしていました。ゲームパスにはコンソール(ゲーム機)専用のゲームもあるしこれならXbox Series Xにした方がBootCampで毎回ゲームをする度にMacOSとWindows 10を切り替えなくてよくなるし、ゲームパスなら機器を入れ替えても続きから出来るし最初からやりきれないほどソフトがあるからと、まずはXbox Series Xから手に入れる事にしました。タイミングがよかったのか発売日後少し後にあっさりと購入出来てしまいました。

*この後にPS5 DEを手に入れる事が出来ました

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タイミングよく手に入りました

・ファーストパーティ作品無し

これまでゲーム機と言えば発売するメーカーが必ず数本専用のロウンチソフトを用意したものですが、Xbox Series XやPS5の世代から少し様子が違います。このXbox Series X|Sが発売時にはマイクロソフトの大作専用ソフトが1本も出ない(出せないが正しいですが)と言う今までであるとあり得ない状況です。ただ、これは時代の流れでゲーム機とゲームソフトの関連性が変わったのだと言う事です。SteamやPCゲームなどなどよりよいPCに入れ替えたらより画が綺麗でフレームレートが安定した環境が手に入ります。それと一緒でこれまでのXbox OneやXbox 360のゲームを綺麗にプレイしたければよりよいハードウェアを使ったらどうでしょうと言う事なのでしょう。実際にこれから出るであろうゲームはXbox Series Sにも対応しているのでしょうし、ゲームパスでどの機器からも同じゲームの続きが出来るなどソフト側の対応からも新しい時代になったのがわかります。


Jump Inは出来ていません

・開封する

マイクロソフトはハードを作れないとかスタイリッシュでは無いとかは昔の話でXbox Series Xのパッケージングは高級感があります。


箱を開けました


ここにもJump In


アクセサリー類は奥にまとめて入っています

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・付属品

本体、コントローラー、電源ケーブル、HDMIケーブルのみで最小限のセットです。アクセサリー類は自分で選んだ方が満足度が高いのでこれで十分です。


本体と付属品など


コントローラーの電池も付属します

・本体

本体は完全に四角柱で丸みのないシンプルかつ無骨なデザインです。前面には本体の電源を入れるスイッチ、Ultra HD ブルーレイのディスクスロットとイジェクトボタン、USB端子とコントローラーのペアリングボタンとボタン類が全てがコンパクトなので見た目がすっきりしています。


シンプルなデザインです


後ろの接続ポート類


長いスロットは専用の増設SSD用です

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・静音性が高い

Xbox Series Xの見た目の最大の特徴は天板にあるたくさんの穴と中にある巨大な冷却ファンです。下から吸気した空気で内部を冷やしこの穴から排気して本体を安定して稼働させます。これが初期型のゲーム機によくあるファンが爆音と言う事は全くなく負荷のかかるゲームをやっても音が気になる事は全くなく、通常で触ってみてもそれほど本体は熱くなっていません。この穴も斜めからみると実は内部は派手なフラッシュグリーンカラーになっていて光りはしませんがゲーミングギアっぽくなっています。


大型ファンと排気口です


よく見ると蛍光緑で派手なカラーが入っています

・新型コントローラー

コントローラーはXbox Oneから基本的な形状とレイアウトはそのままに質感が高くきっちりとした作りで触った感じザラッと滑り止めが聞いてにぎりやすくなっています。ボタンはシェアのボタンが増えて十字キーの形状が変更されています。


大きな変更はなく目立つのは十字ボタンが変わった事くらいです


シェアボタンが追加されています


USB-Cに変更されました

チャット用のヘッドセットなどが取り付けられます

・電池を入れる

Xboxの歴代のコントローラーのよさは充電池はオプションで単3電池2本で駆動が出来る事でしょう。Xbox Series Xのコントローラーも同様に乾電池2本で使用する事が出来ます。

・エネループのすすめ

充電池と言ったらエネループです。しかも長時間連続でコントローラーが使用可能になる大容量のエネループプロが同じ黒で色も揃うので最適です。

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ブラックに合わせてエネループプロです


端子の向きを間違えないようにしましょう


電源が入りました


ボタン配置の傾斜がよいです


本体とコントローラーの大きさ比較

・Xbox Oneのコントローラーと比べてみる

SteamとWindows 10のゲームパス用にはXbox Oneのコントローラーを使用していました。Xbox 360以降ゲームのコントローラーの標準はXboxのコントローラーで間違いないと思うほどに使いやすいです。Xbox Series Xのコントローラーは少し重量が増え玩具っぽさが消えて高級感があり、特に滑り止めの細かい突起が付いた事で手触りがよく滑り止め効果も高いです。唯一残念な点はAなどのボタンの文字にカラーが付いている事で、これは別売りのXbox Oneのコントローラーのようにボタン表記のカラーは無しにして欲しかったです。

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形状はほぼ同じシェアのボタンが追加されました


十字ボタンが変更されました


トリガーにも滑り止めの細かい突起が付いています

・PS4 Slimと比べてみる

PS4 Slimと比べてみるとPS4は最終型で小型化されているにも関わらずXbox Series Xはかなりコンパクトなのがわかります。高さはありますが、接地面がかなり小さいので置き場には困る事はありません。しかも最近はどのモニターもテレビも薄いのでその後ろに置いてしまえば全く目立ちません。PS4の時も1枚もディスク版ソフトを購入しなかったので、一度設置してしまったらディスクを入れる必要も動かす事もありません。Xbox Series Xは4K対応と大きく性能が違いますが出たばかりですし、PS4は各ソフトが使いこなしているので今でも十分過ぎるくらいに画も綺麗でまだまだ使える機種ではあります。

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Xbox Series Xはかなりコンパクトです


真四角なスクウェアデザインです


前から見るとさすがにPS4 Slimは薄いです



・接続する

電源は本体内蔵になり電源コードのみの付属です。映像出力はHDMIのみで4K 120Hz対応のHDMI2.1対応のケーブルが付属していますが、ゲーム機などHDMI2.1製品に入れ替える事を見越してすでに4KモニターとテレビにはにはHDMI2.1のケーブルを設置済にしておいたので付属品は使用しません。

4K 120Hzと8Kの次世代機器用にHDMI 2.1ケーブルに入れ替えました


電源ケーブル


HDMI Ultra High Speedの表記がありHDMIの認証済

・4Kモニターに接続

せっかくの4Kゲーム機なので事前に4Kモニターと4K 有機ELテレビを用意してありました。BenQ EW3280Uは32インチの4K HDRモニターでXbox Series Xでゲームを楽しむには最高のモニターです。

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・セットアップする

ゲームパスのゲームを続きからプレイするのが目的なので同じアカウントでXbox Series Xを設定します。ここでも進化していてXboxアプリを入れていればアカウントをそのまま使用出来るようになっていました。あとは言語などを設定してあっさりと設定は完了しました。


アプリからセットアップしました

・海外アカウントの必要無し

Xbox 360の時は海外アカウントを持っていないと海外販売のソフトをダウンロード出来なかったり、日本のアカウントから海外に切り替えても今度それを戻すのがあり得ないほど面倒な手続きでしたが、今(Xbox Oneから)は使用している機器の地域を変えるだけでソフトのダウンロードなどが出来るようになり言語も変更すればゲームの表示言語も変わります。これはWindows 10でも同じなのでWindowsの設定から地域と言語を変更すればダウンロードなどが可能になります。Windowsで一度ゲームパス上で全くソフトが表示されなくなり何かと思ったら聞いたこともない国に間違って変更されていた事があります。ちなみにソフトを購入する場合はその地域の住所とクレジットカードなどが無いと購入出来ないようになっています。一応裏技的にはPayPalを使えば買えてしまいますがPayPalもかなり手数料が高くなったようなのでほとんどお得ではないです。


言語は英語にしています(もちろん日本語も選べます)

・有線接続する

ゲーム機はダウンロードするファイルサイズが100GB超えとか普通にあるので、WiFi(無線LAN)で接続せずより安定するLANケーブルで有線接続させています。無線だと普段300Mbpsが限度ですが、有線の接続テストで779Mbpsが出ました。

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ゲーム機は全て有線LANケーブルでつないでいます


ダウンロードスピード779Mbpsと速いです



・有機ELテレビにも接続する

4K有機ELテレビのLG55C9PJAにも接続してみました。大画面の4K HDRで迫力がありこちらは接続がHDMI2.1仕様で120Hzまで対応なのでゲーム機用のテレビとしては最高のスペックです。

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・ゲームパスのすすめ

ゲームパスと最近よく聞くと思いますが、正式にはXbox Game Passでこれはマイクロソフトのゲームのサブスクで定額でゲームがやり放題になるサービスです。XboxとありますがPC用も用意されていますが、Ultimateに入るとWindows 10でもコンソールでもどちらでもゲームがやり放題になります。今までのLive Goldも含まれるのでお得過ぎるサービスでこちらが心配になるほどです。お試しは100円(海外は1ドル)からなので入っていない方は一度試してみる事をおすすめします。


エコバッグが付いていました


グリーンじゃなかったら使ったかも

・ゲームパス加入の裏技

こちらも多方面で書かれているので知っている方も多いと思いますが、Xbox Liveを加入状態で100円でUltimateのお試しを選ぶと現在入っているXbox Liveの残り期間が自動でゲームパスに切り替わるとてつもなくお得な裏技です。まずはオンラインなどでまだ売っているXbox Liveを3年分(1年でもよいですが)をチャージして(PC上でも出来ます)100円でUltimateに参加するだけです。注意点としてはXbox Liveを1年分チャージするとボーナスで1ヶ月分貰えるのですが、これを貰ってしまうと最長36ヶ月までしかチャージできない仕様なので26ヶ月(2年で2ヶ月分貰える)から次の1年分がチャージ出来なくなります。これもXbox Live自体単体でいつまで加入出来るのかなどわからないので早めに加入した方がよいでしょう。


かなり後に開封しました

・実際に使用してみて

静音性が高く慣れたコントローラーの形状なのもありゲームはかなりの数が4K対応になっていたりと非常に素晴らしいゲーム機です。ゲームパスに入っていれば全てのゲームをやりつくすのはほぼ不可能でしょうし、サブスクなので好きな時にやりたいゲームを選べるのは今のライフスタイルにとても合っています。

・4K映像アプリ

Netflixなどのアプリが4K対応していてすっかりAmazon FireStick TVは使わなくなってしまいました。Apple TV 4Kのアプリまであり4Kで出力が可能でストリーミングサービス再生機としても非常に優秀です。しかもゲームと違ってパワーも必要ないからか映像を映すくらいでは本体が全く熱くなりません。

・まとめ

新型のXbox Series Xは4K対応で映像だけでなく作りの質感も含めて高次元でまとまっていて非常に素晴らしいゲーム機です。ゲームパスに加入すればやりつくせないほどのゲームがやり放題になるので、Xbox Series Xに限らずWindows用でもゲーム好きなら絶対に加入すべきサービスです。


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