・ウォーターバッグトレーニング
以前からスポーツ用品店で試してみてこれは凄いと思っていたウォーターバッグをついに導入する事にしました。ヨガマットでのトレーニングと着色剤や保管に関してなど含めて書いていきます。
・Grongウォーターバッグ
今回購入したのはGrong(グロング)のウォーターバッグ15Lです。15Lの容量なので半分の7.5Lまで水を入れる事が出来ます。オンラインで数多くのメーカーがウォーターバッグバッグを出していますが、あまり安価過ぎるのは避けておいた方がよいでしょう。Grongはオリジナルのプロテインなども販売している少しマッチョなイメージのスポーツ器具販売メーカーで、いずれプロテインも試してみようかとも考えています。
・ウォーターバッグとは
ウォーターバッグは細長い(球形などあります)筒状のバッグに水を入れて揺らす事で体幹を鍛えるトレーニンググッズです。大手スポーツ専門店などでサンプルが置いてあったりするので一度試してみて欲しいですが、慣れていないと抱えて揺らした時にとてつもなく身体に水の反発が来て驚くと思います。
DVDは付属していません(ストアの注意書きにあります)
・サイズ選び
先にはっきりと言っておくとストアなどで初めての方で男性なら30L、女性なら20Lなどと書かれていますが、それは格闘かボディビルでも本格的にスポーツをやってる人に対してで、普段の生活に少しトレーニングを取り入れてみようと考えている方はストアのおすすめより小さめのサイズを選びましょう。(水は少なく出来るので通常サイズで軽過ぎるとクレームが来ないようにしているだけでしょう)ウォーターバッグは男性でも慣れるまでは3Lの水でもかなりキツいですし、女性で10Lも水を入れて平気で振り回せたら真面目にスポーツに取り組んだ方がよいくらい力があります。おすすめは通常の男性であれば15L(水は7.5Lまで)、女性であれば7L(水は3.5Lまで)のモデルから始めるのが正解です。サイズが大きいと抱えて持ちづらいのもありますし、サイズが小さくても慣れるまではまず水を半分も入れてトレーニングを続ける事が出来ないと思います。
・箱はすかすか
箱が小さいと店頭に置いた時にパッケージに表示されたウォーターバッグのサイズ感がわかりづらいからか箱を大きくしているようです。大きくて邪魔かなと思ったのですが、水を入れたウォーターバッグを立てて置いておくのにちょうどよい箱です。
・着色剤
Grongやほとんどのウォーターバッグを販売しているストアは着色剤を販売していないので、別途タイカンストリームの着色剤(ブルー)を購入しました。着色剤は大型スポーツ店などの店頭でも販売しています。色を付ける意味合いもありますが、水が腐らないための防腐剤として使用します。もし着色剤が無い方はキッチンハイターのような漂白剤を少し水に足す方法もありますが、水が漏れた時や入れ替えの時に触れたりと危険なのでおすすめしません。
・頑丈なハンドル
重たい水を入れて持ち上げるだけにハンドル部分は非常に頑丈に作られています。Grongのウォーターバッグには縦横各2つずつのハンドルがついているので、持ち方や角度を変えたりといろいろなメニューをこなせるようになっています。マッチョなイメージなメーカーだけにビルダー達がテストしたのではないかと想像します。
・ポンプ付属
ポンプが付属しないウォーターバッグがかなり販売されていますが、最初の1本であれば必ずポンプ付属のものにしましょう。ポンプは浮き輪などをふくらませる普通のポンプですが、専用のコネクター(アダプター)が付属しています。
・膨らませてみる
まずは水を入れる前に穴など開いていないか確認するために空気を入れてみます。空気を入れるには本体上にある蓋を回転して開けてそこにバルブを差し込みます。空気入れに付いている白いパーツは必要ないのでウォーターバッグにしか使わない方は外してしまって大丈夫です。空気は破裂するほど入れすぎないようにしましょう。
・水を入れてみる
ウォーターバッグなので水を入れる事にします。ウォーターバッグの先端から水を入れるので、ペットボトルなどに入れてから注いだ方がやりやすいのと入れた水の量がわかりやすくなります。
・スイッチを押す
バルブ部分の中心にあるスイッチを押すとバルブが開いて水を注げるようになります。この時に空気も抜けるので最初に空気を入れておく必要はないのですが、少し空気が入った状態のほうが本体も立てられて水も入れやすくなります。
・水を注ぐ
水は先端のノズル部分からゆっくりと入れます。注ぎ口は狭いので急ぐと水がこぼれるのでのんびりとやりましょう。今回は初回と言う事でペットボトル1本分の約2Lを入れてみました。
・空気を入れる
水を入れたらバルブの中心にあるスイッチを再度押します。そうするとバルブが閉まるのでこの状態で先程のポンプを使用して空気を入れます。冬であれば少し多めに空気を入れておくと水(かお湯)が冷めた時にウォーターバッグに空気を入れる必要がなくなります。空気を入れると全体が膨らむため水位が少し下がるので目盛りより多めの水を入れるか水を計量して入れるとよいでしょう。
・ヨガマット
頻繁にトレーニングするとなると足元が擦れ床に跡がついたりするのを防ぐためにヨガマットも用意しました。ちょうど同じGrongがヨガマットも販売していたので合わせて購入しました。カラーはオレンジにしましたがイエロー寄りの山吹色に近いです。かなり厚めでカラーも豊富なので特にブランドなど決めていない方はウォーターバッグと一緒に注文してしまうのもよいでしょう。
・持ち運ぶ時は
付属のバッグに入れるか持ち運び用のバンドを付けるて運ぶ事が出来ます。これで屋外でのヨガなどに使用する事が出来ます。
・ウォーターバッグと共に
せっかくセットで購入したのでヨガマットを使用してウォーターバッグでトレーニングをしてみたいと思います。
・ウォーターバッグを使用してみて
最初は3Lの水の量から開始して1セット40分を目安にトレーニングに追加しましたが、これでも最初の頃はキツ過ぎて長時間やるのはかなり大変でした。ただ、慣れて来てからは少しずつ水の量が増えていき今では7.5Lの水を入れてトレーニングをしています。ヨガマットの方は厚手と言うだけにクッション性もよくウォーターバッグでのトレーニングだけでなく、筋膜ローラーを使うのに使用しています。
・ストレッチポール
みんな大好きストレッチポールです。これまで購入したトレーニンググッズで一番長く使用して気に入っているのがストレッチポール(本物)です。ウォーターバッグでのトレーニングはかなり身体に効いて汗も出てくるので、終わったらシャワーを浴びてそのままストレッチポールを使って身体をほぐすようにしています。この後にトリガーポイントのフォームローラー(筋膜ローラー)も2本追加してセットに取り入れました
・水の量を増やしていく
慣れてきたら水の量を増やしてトレーニングの時間も長くするとよいでしょう。何か目安がないと飽きますしちょっときつくなったらトレーニングをストップしてしまいがちになるので、部屋でなどで使用する場合にも飽きないようにストリーミングサービスでドラマを1本観ながら身体を動かして1話終わるまでは絶対にやめないと決めて自分を追い込むとよいでしょう。
・水の交換時期
2週間ほど使用すると着色剤(防腐剤)を入れていても水が濁ってきます。そのまま使用は出来ますが、そのまま放置するとドロドロしたのが内部に付くので濁ってきたら一度水を捨ててできれば次のトレーニングの時まで少し乾燥させておきましょう。
・唯一残念なポイント
水を入れ替える時に気がつくと思いますが、水の注ぎ口の形状により水を完全に抜くことが出来ず水を全部抜こうとしても少し水がウォーターバッグ内に残ります。濁った水のまま放置するのはよくないので何度が2Lくらい水を入れて中を洗うようにして水が透明になったら乾燥させるとよいでしょう。
・着色剤の数
説明にあったように3Lで一粒がちょうどのようなので、5Lから7.5Lに水の量を増やしたらかなり色が薄くなりました。水の色もありますが、防腐剤の役目もあるので水7.5Lに2粒入れる事にしました。
・ウォーターバッグを使ってみて
とにかく慣れるまでは水の量に関係なくあり得ないだろうと思うくらいに水の反動が身体にきます。慣れてくるとウォーターバッグを抱えた状態で身体も動かしやすくなりバランス感覚がよく体幹に効いてきているのがわかってきます。いろいろ試した中でも家でやるなら使わない時に畳めますしウォーターバッグがおすすめです。くれぐれも大きいサイズのウォーターバッグから始めないにしましょう。