【レビュー】Gibson Les Paul Standard Blueberry Burstは仕上げの美しさか何から素晴らしいギターです

・Gibsonを揃える

待ち焦がれて入れたGibson Les Paul Juniorに満足していたのですが、続けてGibson Les Paulを追加する事になりました。新しいGibson Les Paul Standardの仕上げがとても美しく楽器としても素晴らしいので紹介したいと思います。

・Gibson Les Paul Standard

今回購入したのはギブソンレスポールスタンダード、2019年製でカラーはBlueberry Burst(ブルーベリーバースト)です。仕上げが美しいカラーだけでなく見た目はレスポールのまま中身もとてもモダンになったモデルです。

ギブソンレスポールジュニアの記事はこちらです


盛り上がるの瞬間です


シースルー塗装ではありません

・美しい仕上げ

カラーはブルーベリーバーストと非常に美しい木目を活かした仕上げになっています。ブルーベリーバーストは2016年前後に一度発売された後にディスコンになっていたカラーですが2019年に復刻してまた再度ディスコンになりました。美しい見た目なので仕舞う時はケースには入れずにネック吊りでボディを向けて飾りたくなるほどのギターです。楽器ストアに行けばビンテージのレプリカみたなカラーばかりのギターやベースですが、このブルーベリーバーストは美しく新しいギターの幕開けを感じます。(PRSの仕上げが先に行っているからなんでしょうけど)


ブルーベリーバースト

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・モダンな仕様

塗装やカラーだけでなく回路や電装系もモダンな仕様になっています。ノブはプッシュプルスイッチになっていてピックアップの接続など音を多彩に切り替えられ、キャビティ内は基盤化されてディップスイッチでより細かく回路をセッティングする事が可能になっています。


キャビティ内で細かい設定が出来ます

・弾きやすいネック

ギターで重要なのはネックのシェイプでこのレスポールスタンダードのネックは幅はそのままに若干薄目になっています。これも薄すぎる事はなく、弾きやすかった90年代のギブソンのネックともまた違ってとても弾きやすくなっています。握った感じは不思議な感覚でですが、弾いてみるとこれまでより上手くなった気がする素晴らしいネックシェイプに仕上がっています。ネック裏の塗装もサテン仕上げではないものの塗装自体が進化しているようでエピフォンなどでたまにある塗装に引っかかる感じはありません。


ネックシェイプが秀逸です

・作り込まれている

スタンダードはレスポールでも上位機種だけにフレットの端も含め細かい部分まで丁寧に作り込まれていて、バインディングの仕上げも金属パーツの取り付けもとても綺麗です。最近の格安のギターも作りはよくなっていて弾くには全く問題ないですが、フレットやナットの仕上げ処理などはやはり上位機種はよりしっかりしています。

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素晴らしい仕様です

・ロッキングチューナー

あるとなしでは大違いだよと言いたくなるのがロッキングチューナー(ロックペグ)です。ロッキングチューナーを使うと弦交換がとても簡単なるだけでなくチューニングが安定するので新しいギターを選ぶ際に外したくないポイントの1つになります。


ロックペグは弦交換が楽でいいです

・ハードケース

ハードケースのロゴは以前のGibson USAの表記ではなくGibsonのみに変更されています。Gibson Les Paul Juniorも全く同じハードケースだったので、この時期発売のレスポール系ギターはこのケースに統一されているようです。しかしギターが増えて一番困るのがハードケースの置き場です。以前ギターを100本以上所有している方に会った事がありますが、100個近いハードケースをどう保管していたのかが気になります。


ハードケースにUSAと書かなくなったようです

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・付属品

ハードケースのネック下にあたる部分に秘密の小物入れがあり付属品が入っています。Gibsonのギターを新品で購入すると検査をしたスタッフのサイン付きの鑑定書が付属します。それ以外ではピックガード、スイッチカバー、ストラップと工具などが一緒に入っています。


ネック下の部分に隠し小物入れがあります


鑑定書や工具やストラップなど


ストラップと工具

・ピックガード

レスポールのピックガードとスイッチカバーは取り外すプレイヤーが多いので個人の好みで選べるように付属品として別になっています。ブルーベリーバーストのトップカバーが美しい事もありピックガードとスイッチカバーはそのままハードケース内に片付ける事にしました。


ピックガードとスイッチカバー



・改造するかしないか

そのままで素晴らしいレスポールスタンダードですが、Gibson Les Paul High Performanceに似たカラーのブルーベリーフェイドがクリアノブで格好がよいのでゴールドノブを交換してもよいかなと考えてノブを揃えました。ギブソン系なのでハット型とバレル型のクリアノブを用意しましたが、まずはそのままの状態で弾き込む事にしました。


左はGIBSONレスポール系、右はFenderストラト系のノブです


レスポール用に揃えたハット型とバレル型のクリアノブ


クリアノブも似合います

・弾き込んでみて

とにかく重たいギブソンレスポール(軽いギブソンが欲しい場合はSGにしましょう)ですが、ネックのシェイプがよく考えられており弾き始めると時間を忘れてしまうほど弾きやすいギターです。出荷とギブソン指定のままだとビンテージ系のフロントのピックアップの位置が高めで音が大きいので、取り付け位置をかなり下げて前後ピックアップの音量を合わせるモダン仕様にセッティングし直しています。音はまさにレスポールのハムバッカーと言ったサウンドで、ノブの切り替えスイッチはそれほど大きな違いがあるわけでもなくほとんど使用する必要はないと思います。レスポールスタンダードは弾くだけでより上手くなったと思えるほど素晴らしいとてもおすすめのギターです。




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