
・ピックアップを交換する
ギター改造で最終的に行き着くのがピックアップ交換です。出力を上げるて迫力のある音にするためスクワイヤーテレキャスターのピックアップをFender純正のDeluxe Driveに入れ替えました。
・Fender DeluxeDrive
今回購入したのはFender Deluxe Drive(フェンダーデラックスドライブ)です。Deluxe DriveはFender Highway Oneシリーズに使用されていたピックアップの別売り版で、Fenderのピックアップの中では最大出力のものになります。
・付属品
前後のピックアップと専用の取り付けネジ、スペーサー、そして回路図が付属しています。取り付けネジの頭はマイナスでビンテージな見た目になっています。
・フロントピックアップ
ネックピックアップ(フロント用)はテレキャスターの特徴であるピックアップカバーが付いています。2本のケーブルは長さも十分で直列ターボ化するためのアース(コールド)部分もあるので改造にも適しています。
Deluxe Driveを直列ターボ改造した記事はこちらです
・リアピックアップ
ブリッジピックアップ(リア用)はなぜか青いアース側のケーブルが短くなっていて配線には注意が必要です。
・抵抗を測定
断線していないかも含めて確認するためにテスターで抵抗を測ります。テスターとワニ口クリップを使用してピックアップに接続します。フロントピックアップは約13kΩでリアピックアップは約16kΩでしたので、ほぼカタログ通りでした。
・Squier Affinity Tele
使用するのはスクワイヤーアフィニティテレキャスターです。弾きやすく音のバランスもよいとても素晴らしいギターです。特に音に不満があるわけではないのですが、より高出力化してみる事にしました。
・回路を見てみる
テレキャスターのキャビティカバーを取り外して回路を確認します。ピックアップの入れ替えだけなら元に付いているピックアップのプラスマイナスの接続を外して半田付けをし直すだけです。
・ピックアップを入れ替える
回路を確認した後にスクワイヤー純正のピックアップをDeluxe Driveに入れ替えました。ピックアップセレクターやポットなどのパーツでかなりコスト削減をしているようなので、ピックアップを変更する時はパーツを全て入れ替えてしまったほうがよいかもしれません。
*この後の直列ターボ化の歳に全てパーツを入れ替えました
・Deluxe Driveで弾いてみて
ポットやセレクターをそのままにピックアップだけを簡単に入れ替えただけですが、高出力と言うだけにスクワイヤー純正よりパワーがあります。同じFender製ピックアップだとテレキャスター用にTex-Mexやノイズレスピックアップがあるのでいろいろと試してみるのも面白いでしょう。ピックアップ自体はそれほど高価ではないので、スクワイヤーの改造にFender純正ピックアップを使うのはありだと思います。