– スウェディッシュゴーグルをより格好良く使いやすくする
スウェディッシュゴーグルなど上下左右がわかりづらいスイムゴーグルもあるので、手にとった瞬間に向きがわかるように改良してみました。左右のレンズを結ぶ糸も味気ない単色から変更すると共に、スウェディッシュゴーグルの組み立て方も改良したのでそれも含めて書いてきます。
100円ショップの商品で改良のその2はこちらです
– 100円ショップで改良パーツを揃えてみる
最近は100円ショップでかなりの物が手に入るようになったので、地元の100円ショップでゴーグルの改良に使えそうな物を探してみました。今回手に入れたのは蛍光テープとトリコロールカラーの糸になります。
– ゴーグルの向きをわかりやすくする
大体のメーカーのゴーグルは左側や鼻のバンド部分にメーカーのロゴなどが入っていたりして向きがわかるようになっています。ただ、スウェディッシュゴーグルはとことんまでシンプルさを追求しているので向きがわかりづらいので、これをわかりやすく改良します。
以前貼った蛍光グリーンのテープは紙製だったので水中での耐久性が低いです。
今回使用するのは100円ショップで売っていた蛍光テープで、ヘルメットや雨具などに貼って外で使える素材で出来ていて紙のテープよりは安心です。
ゴーグルの左下に貼れるように蛍光テープを切り抜きます。泳いでいる時にテープ自体が見えては意味がないので、視界を遮らない部分に貼ります。これでどちら向きにゴーグルを装着すればいいのかすぐわかるようになりました。
– 糸の色を変更して強度もアップさせる
Soltec Swimのスウェディッシュゴーグルに付属の糸は凝った結び方をすると長さが足りないので糸自体を新しくします。ゴーグルのレンズ穴をギリギリ通るくらいの太めの糸にしてゴーグル同士の結びつきも強化し、結び方なども改良して今回でスウェディッシュゴーグルの組み立て方バージョン3と言ったところです。
思い残す事なく元々使っていた糸を切ります。この辺のカスタマイズが気楽に出来るのがスウェディッシュゴーグルのよさでしょう。この鼻のバンドをゴーグルストラップを短くして繋げ調整可能にするのも有名なスウェディッシュゴーグルハックです。
100円ショップで見つけたトリコロールカラーの糸で、元の付属の糸に比べるとかなり太いです。糸は長いほうが取り付け安いので使用する糸は長めに切ります。
今回は糸が太くゴーグル側に2重に通せないのでクリンチノットの最後の糸をくぐらせる部分を省く方法で結んでいます。
クリンチノットの詳細はこちらです
前回のスウェディッシュゴーグルの組み立て方のリンクはこちらです
強く締めてからさらに固結びをして、ゴーグルの中心になりそうな部分を一度結んでから糸をチューブに通します。
逆側のゴーグルに糸を通します。糸が太くてゴーグルに通しづらい場合は爪楊枝で押せば比較的楽に通す事が出来ます。糸をゴーグルに通したら再度クリンチノットで結びます。この時結ぶ場所で左右のゴーグルの幅が決まります。
更にまた固結びをしますが、糸を隠す場合はゴーグルの後ろ側で結び、糸をゴーグルからぶら下げたい方はゴーグルの前側で結ぶといいです。
余った糸は先ほどの爪楊枝で押せば簡単にチューブの中に収まります。
SoltecのストラップとSWANSの耳せんを装着して組み立て完了です。
Soltecのストラップ各色を違うゴーグルに装着したレビューはこちらです
SWANSの耳せんのレビューはこちらです
せっかくスイムゴーグルをアップグレードしたので、超音波洗浄機でゴーグルを綺麗にします。この後にゴーグルの曇りどめ加工をすると効果的です。
ゴーグル専用洗浄液と超音波洗浄機で使ったレビューはこちらです
– 改良ゴーグルを使ってみて
蛍光テープを貼ることでゴーグルを手にとった瞬間に向きがわかり、上下なども間違える事がなくなります。ゴーグルをつなぐ糸も単色より目立ち、糸自体も太いので普通に結んだとしても強度があがるのでまず切れる事はありません。100円ショップに限らずゴーグルの改良に使える商品がいろいろとあるので改良改造用に試してみるとよいと思います。水中で使用する物なのでくれぐれも金属や鋭利な物は使用しないようにしましょう。
100円ショップの商品で改良のその2はこちらです