【レビュー】Soltecのスウェディッシュゴーグルと丸ひもストラップを組み合わせたら最高だった

– Soltec Swim Solレーシングゴーグルとストラップ

スウェディッシュゴーグルが各社から出ていますが、今回はソルテックのスウェディッシュゴーグル(タイプ)と同社が出している別売りの丸ひもストラップとの組み合わせの使用感などをゴーグルの組み立て方も含めて書いていきます。

– スウェディッシュゴーグルとは?

ゴーグルのパーツがバラバラに入っていて自分で組み立てるとてもシンプルなゴーグルです。オリジナルのスウェディッシュゴーグルもまだ販売されてますが、世界で一番コピーされたゴーグルと言われ各メーカーから似た(と言うか同じ)ゴーグルが出ていて、今やその総称になっています。マット・ビオンディが使ったのでビオンディゴーグルと別名で呼ばれています。たまに鼻のバンドのところから糸が出ているゴーグルを使ってる方を見かけて何だと思った方もいると思いますが、それがスウェディッシュゴーグルです。

– 今でも人気

発売されてから長く経つのに今でも使ってる方が多く人気なのは使いやすさもありますが、競泳をやっている方はゴーグルは消耗品なのでクリアレンズ仕様であれば1,000円前後で手に入るこの安さでしょう。USだと5ドル前後でオンラインだと別売りのストラップ付きで3ドル前後だったりします。今回はAmazonで簡単に手に入るSoltecのSolレーシングゴーグルとストラップにしてみました。

soltec_goggles_clear_bungee_strap_orange_001
今回購入したSoltec Swimのスウェディッシュゴーグルとオレンジのストラップ

– 他のメーカーのスウェディッシュゴーグル

世界一コピーされてると言われつつ本家を除くとあまり出てないイメージですが、実は海外では沢山のメーカーから販売されています。有名なスイムブランドからも出ていればと思うでしょうが、実はスピードからもアリーナからも、もっと言うとTYRからもスウェディッシュゴーグルが販売されています。TYRはSocket Rockets、ArenaはSwedixと言う商品名ですが、ゴーグル自体には薄いラバーがついててそちらが好みの方もいると思います。(薄いクッション部分は英語ではRubber gasketとかCushion coated seals表記されるので輸入する場合は注意しましょう。)ただ、残念ながら日本では発売していません。有名なスイムブランドから出ていればいいのにと言う方は実はアシックスがTop iMPACTノンクッションゴーグルと言う商品名でスウェディッシュゴーグルを今でも販売しています。水泳専門店でも扱っているので気になる方はチェックしてみるとよいと思います。

– バンジーストラップ

普通のゴーグルのストラップは平たいゴムで出来ていますが、これが耳の上部に当たり長時間泳ぐと痛く感じたりします。この問題を解消するために海外では丸ひものストラップはBungee Strapと言われて各社からいろいろな色のが販売されています。日本のスイマーにはあまり人気がないのかSoltec Swimくらいしか出していないようです。ゴーグルが1,000円なのにストラップが800円もするのは微妙ですが、もう少しいろいろなメーカーから販売されれば値段も下がるでしょう。同じメーカーがSmackのストラップも販売していますが、Smackのストラップはちょっと短いので、長めのストラップが欲しい方はこちらのSoltecの方がよいと思います。

スイムゴーグルストラップの通し方と長時間使っても耳が痛くならない裏ワザ

追記:リオオリンピックでもかなりの数の競泳選手がスウェディッシュゴーグルを使用していました。各選手ゴーグルの組み立て方など違いますが、丸ひもストラップで使用している選手も多く見かけました。カザン世界水泳とリオオリンピックで活躍したメダリストのカティンカホッスー選手はアリーナのスウェディッシュゴーグルを今でも使用しています。

soltec_goggles_bungee_strap_orange_001
パッケージ

soltec_goggles_bungee_strap_orange_002
派手なオレンジを選びました

– スウェーディッシュ?

Swedish Gogglesはスウェーディッシュゴーグルと表記されてる場合がありますが、Swedishのカタカナ表記を誰かがスウェーディッシュにした名残りかと思います。国のSwedenはスウィーデンでSwedishはスウィーディッシュと読む方が近いので、スウェーデンと読むとSway Den(揺れる穴ぐら)に聞こえますがこの際気にしない事にします。ちなみにゴーグルもGoggleではなくGogglesです。

– 組み立てが必要

他のゴーグルと違うのは自分で鼻のバンドの部分を糸などで結ぶなりして組み立てないといけないところです。鼻のバンド部分もゴーグルのバンドを短く切って代用して調整しやすくしたり、ゴーグルのストラップを半分だけつけたりと作り方も多用です。

次のページではゴーグルの組み立てに入ります(リンクはこちら




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です