【レビュー】Soltecのスウェディッシュゴーグルと丸ひもストラップを組み合わせたら最高だった

– 組み立て前にこれだけ注意

Soltecのゴーグルには糸を通すのが面倒と感じる方向けにワイヤーが付属してあり簡単に作れるようになっていますが、プールに金属製の物を持ち込むべきではないですし、もし切れたワイヤーが子供などに刺さったら大問題です。メーカー自体もワイヤーの方が耐久性が劣ると書いてありますし、ゴーグルが壊れて切れたワイヤーを人が泳いでる中で見つけるのは不可能です。どうせ平気だろうと言う考えはやめてここでは面倒臭がらず糸を使用してゴーグルを組み立てるのを推奨します。(はっきり言って簡単です)鼻のバンドを糸で結ぶのが面倒な人は付属のストラップを短く切って左右のレンズに通して繋げるだけで、ゴーグル間の幅が調整可能なゴーグルになるのでこちらもおすすめの組み立て方法です。

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カラーのワイヤーが2本付属します

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ワイヤーでも試しに組み立てみましたが上記の理由ですぐはずしました

– 説明書

鼻のチューブに糸を通して左右のレンズをつなげるだけですが、せっかくやるの改造魂でちょっと改良してみます。はっきり言って説明書は写真は小さいし詳細は見えないしとあまりにわかりづらいので無視していいと思います。

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説明書が非常にわかりづらい

– 組み立て用意

クリアの鼻のチューブと丸ひもストラップとスワンズの耳せんを組み合わせます。
右にある蛍光緑の丸いステッカーは左右がわかるように自分で貼りました。(これも後に改良しました)

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バラバラの状態です

– 糸の色を決める

付属の白い糸はマーカーなどで着色出来るので、好きな色にするのもよいと思います。ただ、結局今回はストラップもオレンジなので、付属しているブルーの方を使用しました。

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サインペンで色をつけます

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ブルーにする事にしました

– ひもを結ぶ

糸を2重にゴーグルに通し、釣りが好きな方はおなじみのパロマーノットで結びます。普通は糸を一回だけ通して左右のゴーグルを結ぶだけですが、絶対にほつれない方法です結ぶ事にします。

釣り糸(ライン)メーカーによるパロマーノットについてはこちらです(説明動画あり)

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糸を通します

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一回輪の方を長めに取って結び、レンズ自体を輪に通しますが、ここで強めに結んでしまうと後で綺麗に結べないので余裕をもたせておきます

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輪の方へ先端を通します

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緩みがないように引っ張れば、巨大魚にゴーグルを噛まれても糸が切れる事はまずありません

– チューブに通す

片側を結んだら1〜2ヶ所間を結んでからチューブに残りの糸を通します。チューブに色がついているのはカラーワイヤーを通した後に水洗いしたからです。

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1~2ヶ所ほど結んでからチューブに通します

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もう片方のゴーグルに糸を通します

– もう片方を結ぶ

もう片方のゴーグルに糸を通して2度ほど結びゴーグルを繋げます。付属の糸であればどうにか2回ゴーグルの穴に通せます。(大変なら1度で平気です)ちょっと糸が短いのでもし手持ちに糸があれば長めのを使用するといいですし、私もこれを改良した時に他の長い糸を使用しました。

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結びます

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結びました

– 余った糸の処理

余った糸を出しておくのがスウェディッシュゴーグル風ですが、私は余った糸は爪楊枝を使ってチューブの中に入れました。糸が長めに余っていて長距離を泳ぐと視界に入るので、長距離を泳ぐ方は余った糸の処理をした方がよいでしょう。

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余った糸の処理をします

– ストラップと耳せん

付属のストラップはまさにおまけと言った感じなのもあり、バンジーストラップとここでは毎度おなじみのスワンズの耳せんを取り付けました。普通のゴーグルのストラップより長めで、留め具を下なるようにストラップをレンズに通すと余ったストラップが首にぶら下がるのと、上からストラップが下がった方が格好いいので留め具が上にくるように組み立てます。(スイムストラップの裏ワザに関してはこちら

スワンズの耳せんのレビューはこちらです

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バンジーストラップと耳せんを取り付けました

– キャップと合わせてみる

Arenaの2ウェイシリコンキャップとの組み合わせてみました。2ウェイシリコンキャップはシリコンキャップとメッシュキャップのよさを兼ね合わせたキャップでエクササイズやトレーニングにとても向いています。

アリーナの2ウェイシリコンキャップのレビューはこちらです

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ネイビーとオレンジがマッチしています

– 泳いでみて

とても顔にフィットしてストラップをかなりゆるくしてもずれる事も水がレンズに入ってくる事もなく泳ぎ心地は最高です。一応曇りどめ加工がされていますが、2度泳ぐとやはり曇ってきたのでSWANSの曇りどめを使用しています。丸ひものストラップも長時間使っても痛くなる事がないので、他のゴーグル用にも追加購入しました。

SWANSとVIEWのゴーグルの曇りどめの比較レビューはこちらです



– レンズカラー

レンズカラーがクリアだと本当に水中がよく見えて良いのですが、1つだけ問題がありそれは普段他のゴーグルで泳いでる時には見えない水中に漂うほつれた水着の糸や髪の毛があまりによく見えすぎる事です。なのでミラータイプでない場合はブルーや明るめのレンズが希望ならアクアがおすすめです。レンズ越しに目が見えるのは気になりませんが、かけた見た目がメガネをかけたガリ勉かのび太くんっぽくなるのもちょっとイマイチなので、色付きにしておいた方が無難です。私はこの後にミラーレンズとアクアカラーの同じゴーグルを購入しました。

スウェディッシュゴーグルのミラーレンズのレビューはこちらです

スウェディッシュゴーグルのアクアカラーレンズのレビューはこちらです

– おまけの改造

レンズが鼻の部分でねじれるとストラップがねじれて直すのが面倒になるので、いつもお馴染みのバスボンドで接着加工します。バスコークなどバスボンドは窓枠や水周りのパイプなどに使うので、もちろん防水ですしほどよい固さがあるのにいつでも簡単にはがせるのでいろいろな加工などに使用出来ます。加工は泳いで後ではなくゴーグルのひもが完全に乾いてから行いましょう。バスボンドを爪楊枝の先につけて左右の結び目に少量塗ります。24時間で硬化するので1日は放置しておきましょう。

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用毎度おなじみのバスコークです

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爪楊枝の先にバスボンドをつけます

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左右の結び目に少量塗ります

– まとめ

今のゴーグルが合わないとか消耗が激しいのでまとめ買いしたい方などにおすすめします。他のレース用ゴーグルに比べるとこのゴーグルは安価ですし、セールを待たずいつもこの値段で手に入ると言うのは安心出来ます。





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