・ストラップロックピン
ギターとベースにはシャーラーのストラップロックピンを取り付けています。ベース用のコンフォートストラップに仮止めしていたストラップロックを革の加工も含めてきちんと取り付け直す事にしました。
・コンフォートストラップ
使用するベース用ストラップはCOMFORT STRAPP ( コンフォートストラップ ) / Pro Bass Extra Long(プロベースエクストラロング)です。長さを107-137cmの間で調整が出来るのでかなりベースの位置を下げられます。ショルダーパッドがネオプレーン素材で約8.5cmととても幅広かつ分厚く重たいベースでも楽にプレイする事が出来ます。ベース用とありますがギターでもとても使いやすい素晴らしいストラップです。
・シャーラーストラップロックピン
ベースやギター用のストラップロックと言えばシャーラーですが、S-Locksではなくオリジナルのストラップロックピンのブラックをベース用に使用しています。シャーラーのロックピンはLock Pinと言うだけにストラップをエンドピンに固定する事が出来てきちんと取り付けていればまずベースやギターが脱落する事はない必ずつけておきたい品の筆頭です。新型のシャーラーS-Locksはオリジナルよりロック部分がガチャガチャと音がしないように進化しています。
・シャーラーを仮止め中
コンフォートストラップにシャーラーのストラップロックを取り付けていますが、ストラップの穴を広げて仮止めしているだけなので革が反り上がっています。ストラップロックの仮止めをやめてストラップの革部分の反りを綺麗に直したいと思います。
・穴を開け直す
レザークラフトに使用している工具の中から穴あけポンチを取り出しました。ポンチを開けるにはポンチ専用の台である穴あけポンチマット(下受け台)が必要になります。もしポンチマットがなければゴムマットなどでも代用出来ます。ポンチのサイズは手持ちで一番大きいサイズ10を使用してストラップロックが通る大きさの穴を開けます。
・ストラップロックを取り付ける
広くネジ経に合わせて開けた穴にストラップロックを通すと仮止め時と違い革のよれがなくなりました。ストラップロックに付属のワッシャーとナットを締め込んで取り付けは完了です。ナットは手で締めずにモンキーレンチでも構わないので工具を必ず使用しましょう。
・Fender Japan Precision Bass
使用するベースはFender Japan P-Bass(プレベ、プレシジョンベース)です。すでにシャーラーのストラップピンは取り付けてあります。オリジナルのストラップピンは付属のビスではサイズが合わないので、Fender Japanの元々付いていたネジを使用する必要がありあます。
・シャーラー互換品
シャーラーのストラップロックピンで一番困るのがエンドピンだけを別売りしていない事です。これはシャーラーがストラップロック自体の特許を持っていたからで、現在では特許が切れた事もあり互換品が格安で販売されています。試しにSCUD(Gotoh)のシャーラー互換品のエンドピンをシャーラー製のストラップロックに取り付けてみると問題なく取り付けられました。これで1つのコンフォートストラップで複数のベースがギターが使用出来るようになります。この互換エンドピンはスクワイヤーテレキャスターに取り付けました。
シャーラー互換品をスクワイヤーテレキャスターに取り付ける記事はこちらです
・ストラップを取り付ける
シャーラーのストラップロックを革のよれもなくコンフォートストラップ側に取り付けられたのので、さっそくP-Bassに取り付けてみます。ストラップロック部分を滑らすようにエンドピンに沿わせるとストラップがピンにロックされます。ストラップを取り外す時はストラップロックの突起を引っ張るとストラップのロックがはずれるので、スライドさせるとストラップを取り外す事が出来ます。
・ストラップロックピンを使用して
シャーラーのストラップロックピンは業界スタンダードだけにロック部分もしっかりとはまり安定がとてもよいです。互換品が出始めた事もあり手持ちのベースとギターには全てシャーラー対応のストラップピンを取り付けておきたいところです。