・弦高調整をする
季節によって指板が反ったり戻ったりする度にトラスロッド調整に合わせて弦の高さも調整しなおさないといけません。そこで弦高調整専用のストリングハイトゲージを使用する事にしました。
・D’Addario String Action Gauge
今回購入したのはD’Addario String Action Gauge(ダダリオストリングアクションゲージ)で、日本での製品名はストリングハイトゲージです。この商品名の変更は海外だと弦高をストリングアクションと呼び日本だと意味がわからないからです。メタルのカードの表にも裏にもインチ、ミリサイズの両方の目盛りが記載されていて、ネックとフレットの間を測る弦高と共にピックアップと弦の間隔なども細かく測定が出来る便利なツールです。
・ミリもインチにも対応
ダダリオストリングハイトゲージにはミリとインチの両方の表示があり弦間や高さを細かく測る事が可能です。裏にはインチとミリの換算表と楽器別の基本設定などが表記されています。
・揃えるべきツール
弦高を測れても調整出来なければ意味がないので、インチとミリサイズの両方に対応したマルチツールを用意します。プラスマイナスのドライバーだけでなくサドルの高さ調整用の六角レンチやトラスロッドを回すレンチも装備している便利な工具です。出先でも使えるようにギターケースやギグバッグなどに1つは入れておくと、気になった時にいつでも対応が出来るようになります。
・弦高調整
弦交換をしたスクワイヤーテレキャスターとFender Japan P-Bass(プレベ、プレシジョンベース)の弦高を調整します。1〜6弦の弦高をストリングハイトゲージで測定してサドル側の高さをレンチで調整して完成です。ストリングハイトゲージより細かく設定したい方はシックネスゲージを指板のR(半径)に合わせて弦高を合わせたい場合はラディアスゲージを使用するとよいでしょう。弦高は普段と違う弦に交換した時にも再設定した方がよいのでギターやベースのメンテの度にストリングハイトゲージを使用するとよいでしょう。