・充電池を入れ替える
充電池と言えばエネループですが、サンヨー時代のエネループだとさすがにエラーで充電出来ない事が増えてきました。エネループがパナソニック製に変わり充電池と充電器のセットを選んでみました。旧型との違いや充電器の機能など使い勝手を含めて書いていきます。
・エネループ充電器セット
今回購入をしたのはPanasonic eneloop(パナソニックエネループ)と急速充電器のセット、型番K-KJ85MCC40です。通常の大型家電店であればどこでも手に入ります。
・セット内容
セット内容は充電池はエネループのスタンダードモデルであるBK-3MCCが4本と充電器のBQ-CC85になります。充電器は単3電池と単4電池の充電が可能で電池を診断する機能が付いています。
・火災防止
サンヨー製のエネループもかなり長く使用しておりLED電球や電源タップやケーブルなども火事を防止するために全て新品に入れ替えている最中で、その一環で充電池も入れ替える事にしました。
・開封する
エネループが4本と充電器のセットですぐに使用出来る状態になっています。開封して最初に気がつくのはエネループにeneloopと記載がなくPanasonicと書かれている事です。説明書と保証はなくさないように他の電化製品のとまとめて入れる場所を決めて保管しましょう。
・充電器
急速充電器は単3と単4に対応しており4本まで同時に充電する事が可能です。電池を入れる部分の上に見える黒い線はLED部分で充電や電池の状態を表示します。
・パナソニックエネループ
充電池はサンヨーエネループと白と青の同色ですが、Panasonicロゴが大きく目立つようになっています。電池自体はかなり進化していてこのスタンダードモデルでも容量は1,900mAhとなっています。
・サンヨー時代のエネループと比べてみる
SANYO(サンヨー)のエネループはパナソニックに吸収されかなり経ちますが、残念ながら充電池にeneloopの表示が見えないほど小さくなってしまいました。初代のエネループから使い続けていましたが、比べるとやはりサンヨーエネループの方がロゴも含めて格好よいです。パナソニックはエボルタでも充電池を作っていますが、わかりづらいので乾電池と充電池で分けておいた方がよかったのではないでしょうか。
・サンヨー時代の充電器と比べてみる
サンヨーエネループも専用の急速充電を使用していました。ミニ四駆やラジコンなどの玩具用などには違う充電器などを使用していましたが、充電池を特殊な用途で使用する事はなくなり純正品だけを使うようになってかなり経ちます。サンヨーエネループの急速充電器は今回のパナソニックの物と似ていますが、機能は少し違いがあります。古いサンヨーの充電器は単4電池は2本までしか充電出来ず、急速充電も外側の2本のみの対応です。ただ、放電機能が付いていて横のボタンを押すことによって放電されます。これは今の電池管理では必要ない機能です。
・古い充電器をどうするか
古い充電器は安全のために廃棄してしまった方がよいですが、災害時に持ち出す用のカバンに入れる事にしました。
・USB充電器
こちらは少しレアなエネループのUSB充電器です。PCなどに接続してエネループが充電できるかなり古い品です。通常では単3電池の充電に対応して端子部分を折りたたむと単4電池対応になります。
・簡易モバイルブースター
こちらはよりレアなエネループ商品で単3のエネループ2本をUSB経由で充電が出来て、しかもそのままモバイルブースターになってしまうすぐれものです。電源が無い場所やキャンプやミュージックフェスティバルでは単3エネループを大量に持ち込んでスマホの充電用などに活躍しました。これとは他にサンヨーエネループのモバイルブースターは全種類を所有していましたが、すでに手放してしまいまいた。
・エネループカイロ
こちらはエネループコレクショの中でもきっと一番レアな品であると思われる、エネループの携帯カイロです。これはエネループの単3を2本使用して使うカイロで本体ごと温かくなりポケットなどに入れて暖を取る事が出来ます。しかもアダプターを付けるとこのカイロの本体のままエネループを充電する事が出来るすぐれものです。古い物なのでアダプターの端子がmini-USBなのでいまとなってはケーブル自体さがすのが大変です。
・充電の用意をする
充電する際は電池の端子の方向だけ注意すればよいですだけです。今回は付属の新しいエネループのフル充電と古いエネループの電池診断をしたいと思います。新型は単4電池を4本同時に使用出来るので旧型より効率があがりそうです。
・充電する
まずは付属の単3パナソニックエネループの4本をそのまま充電します。充電器に電池をセットすると電池の上にあるLEDが点滅して最初の正しい充電池であるかなどの診断が行われて、それから充電が開始されます。付属のエネループを入れるとどれもLEDは赤く光り最初から満充電はされていないようです。サンヨーエネループは買ってすぐ使えるのが売りだったと思いますが、コスト削減かまずは満充電が必要なようなので急に必要になって購入した場合は注意が必要です。充電は4本共に急速充電が可能なのでサンヨーエネループの充電器より速く充電が完了します。充電はLEDがグリーンになってから消えたら充電完了ですが、充電後の電池は熱を持っているので時間に余裕をみて電池が冷えてから使用したり保管するようにしましょう。
・古いエネループを診断する
今回のエネループの充電器の期待している機能が電池の診断機能です。電池の買い替えを促すための機能なのでしょうが、古い充電池用にはうれしい機能です。充電が不可能な場合はLEDが赤く速く点滅するので、その場合は処理するかリサイクルに出しましょう。安全機能が付いているとは言え間違えても普通の乾電池を入れないようにしましょう。
・古い充電池の処理
通常の単3電池などは地域のリサイクルや通常のゴミ捨て場にまとめて出すことが出来ますが、充電池は処理方法が違うので注意が必要です。自治体によっては充電池の回収を始めている地域もありますが、使用しなくなったエネループなどの充電池はそのままゴミ捨て場に出せない事がまだあるので、まずはご自宅の地域のごみ処理に関して問い合わせましょう。処理する場合はショートしないように+とーの電極にセロハンテープなどを貼って絶縁させてからにしましょう。
・おすすめのリサイクル方法
自治体で対応していなかったりする場合のおすすめの充電池の処理は大型家電店に引き取ってもらう方法です。大体の大型家電店では電池の回収ボックスを設置したりレジで使用済みの充電器の受け取りをしてもらえます。引取にはサイズ制限がありエネループなど電池サイズであれば全く問題ないですが、車のバッテリーの様な大きな物は引き取ってもらえないので注意が必要です。ちなみに大型家電店でも売り場によってはわからないと応える方も居るので、カメラ売り場など充電池を扱う売り場のレジに持って行く事をおすすめします。
・ゲーム用コントローラーに使用する
今回新品のエネループの主な使い道はゲームのコントローラーに使用する事です。ゲームパス、PCゲームやSteamのゲーム用にXbox Oneワイヤレスコントローラーを使用していて、これが単3電池で使用出来ます。Xbox Oneのコントローラーは非常に使いやすくしかも充電池内蔵ではないので充電切れや電池の寿命を考える事なく使用できて非常に素晴らしいコントローラーです。
・コントローラーに電池を入れる
Xbox Oneのワイヤレスコントローラーには単3電池を2本使用します。最近のゲームは振動機能が付いているのでゲームによって電池の減りが激しくなります。ここで4本以上のエネループを所有していれば長時間のプレイでも電池切れで不安になる事もなくなるのでXboxのコントローラーにはエネループを使用しましょう。新しいエネループは非常によかったので、この後にエネループプロも購入しました。充電器はこの他にギターやエフェクターに使用する9V電池用の充電器を使用してます。
・災害に備える
古いエネループの中で使用が可能な物は災害用の懐中電灯などに入れる事にしました。使用しているのは同じパナソニックのLEDランタンとトーチです。両方とも単3電池を3本使用するタイプで、予備のエネループとサンヨーエネループの充電器と共に災害用バッグに入れました。LED懐中電灯などの商品は今では100均でも購入する事が出来ますが、スイッチの接触がいまいちだったりと安定性が低いので、災害やアウトドア用には電化製品メーカーの物を購入するようにしましょう。
・まとめ
新しいパナソニックのエネループと充電器セットは必要な物は全て入っていて、これだを購入すれば全て揃ってしまいます。急速充電器には古い充電池の診断機能も付いているので、壊れた充電池を使ってしまうトラブルも減らす事が出来ます。単3乾電池を多く使う必要がある方はこの機会に充電器に入れ替えてみてはどうでしょうか。