海外の音楽フェスに参加しよう!グラストンベリーフェスティバル篇

– 海外のフェス

海外のミュージックフェスティバルほど楽しいイベントはなかなか無いと思いますし、今年もしくはいつか参加してみたいと思っている方も多いと思います。アニマルも数多くの海外の音楽イベントに行きましたが、やはり英国で開催されるグラストンベリー・フェスティバルとダウンロード・フェスティバルは特に面白く複数回参加しました。特にグラストンベリーは天気が最高な時と最低な時の両方経験したので、キャンプするにしても現地にはこんな物を持って行ったらいいなどのTIPSと共に書いていきたいと思います。

– グラストンベリーに行こう

最近はかなりの数の海外のフェスティバルが増えました。スペインだったりベルギーだったり、アメリカのコーチェラ・フェスティバルなども世界中から音楽ファンが集います。1日で終わるちょっとしたイベントのようなから一度足を踏み入れたら1週間近く全てのイベントが終わるまでキャンプ生活なのまでいろいろです。その中でも大変だけどとにかく楽しいのは英国で開催されるグラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festivalのリンクはこちら)です。日本でもたまに映画やテレビで触れられたりして聞いた事ある方や、音楽好きな方で一度は参加してみたいと思っている方も多いかと思います。ダウンロードフェスティバル(Download Festivalのリンクはこちら)も最高ですがまずはGlasto(現地の人はこう呼びます)の事から。

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– グラストンベリーの音楽の傾向

グラストンベリーはインディとヒッピーのイベントです。もちろんヘッドライナー(英語でmain actでも通じるでしょうがheadlinerの方が使われます)は大手レーベルのバンドだったりしますが、これが難しいところで英国で言うインディとはArctic Monkeysのようなバントも含まれるので、日本で言うライブチケットを友達に手売りするインディバンドとはちょっと違います。もちろんDJ系の音楽やヒップホップなエリアもあります。あとは急にシークレットギグが始まり普段目の前で見られないようなアーティストが演奏したりするので、現地でネットはあった方が情報など手に入ると重います。私の友人はトム・ヨークの大ファンで急に予定外で演奏する事になり走った覚えがあります。

– 音楽を聞くだけなのか

グラストンベリーは音楽を聞くだけでなく、エリア全部がテーマパークのような感じになり朝から夜中まで楽しめます。特にキャンプの場所取りで前日入りする方もイベントが始まるまで遊ぶには困らないくらいいろいろなイベントがあるので早めに入るのをおすすめします。サイレントディスコや巨大アートがあるエリアなどよくこれだけ大きなイベントをやろうと思ったなと思うほど巨大です。あとは自然をテーマにしたりヒッピーな感じの店やエリアが多く、まさにおしゃれ系の女子に合いそうな感じの場所が多いです。私が参加した時はワールドカップの時でイングランド戦は英国内で一番人が多く集まったパブリックビューイングになり、この時ばかりは誰も音楽の話をしていませんでした。結果はドイツにボロ負けしたのですが友人がドイツの方を連れてきていて、ゴールの度にドイツ人とばれない様に喜んでいました。しかしこの時間帯に演奏したバンドは可哀想です。

– 一度入ったら戻れないと思え

車で行くかバスのツアーで行くかなどいろいろあると思いますが、まず一度駐車場に着いて歩き出したらもうイベントが終わるまで絶対に車には戻れないと思って下さい。なぜかって言うとキャンプを設置出来る場所から駐車場までとんでもなく遠いです。比較的近く(これでも遠い)に車を停められるのはキャンピングカーで駐車場の予約をした方達だけです。しかもとんでもなく広い場所でやるイベントですので、キャンプ設置場所から入り口に戻るだけでも1時間以上歩く事になります。しかも行きは約1週間分のキャンプ用品を抱えてますので、荷物の選択なども大事です。そして絶対忘れてはいけないのが、駐車場で荷物の整理をせず行く前に持って行く物を全部まとめておく事です。最悪車への忘れ物は現地で買うと言う事で諦めましょう。次から絶対必要な物とキャンプの設置場所などについてです。

– これだけは絶対に持っていこう

とにかくこれが無いと始まらないと言う物を書いておきます。一応現地にキャンプ洋品店などもありますが、現地でなるべく往復歩く時間を減らすためにも用意しておくに越した事はありません。なぜかと言うと大体キャンプ出来る場所から店が遠く、しかもコンサートするところはもっと遠かったするので、何度も往復してるとそれだけで半日が過ぎてしまいます。

・トイレットペーパー:とにかくトイレには紙は無いと思って下さい

・長靴:雨が振ったら地獄の泥の世界になり、しかも現地に椅子はまずないです

長靴は英国でrain bootsではなくwellies(ウェリーズ)と言い、wellington bootsの略でこれは翻訳でも結構間違っている事が多いです。

・アウトドア用シューズ:天気がよければトレッキングシューズなどが最高です

・雨具:セパレートタイプよりフェスと言えばポンチョでしょう

・爪切り:これが実は非常に大事なので絶対に1つは入れておきましょう

・小さバッグ:ウエストバッグ(英語ではbumbagです)など

・スマホの充電用バッテリー:最近は大容量の物も格安でありAnkerがおすすめします

・テント:ポップアップ式のが設置が楽でおすすめで買うなら2人用がいいですよ

・寝袋:寒過ぎになる事はあまりないですが、夏でもイギリスの昼と夜の温度差は大きいので注意です

・南京錠:英語ではpadlockと言い、100均のでもいいので一応テントに鍵をしましょう

・現金:これが無いと何も買えませんし、現地のATMでおろすと手数料が高いです

– 現地でどうにでもなるけどあったら便利な物

持って行くに越した事はないけど、別に現地でも買える物など。

・テント用のマット:これがあると無いとでは寝心地が違います

・飲み物:これはどこでも買えるので心配する事はないですがビールなどをケースごと持って行く方も多いです

・食事:はっきり言って何も持っていかなくても恐ろしい数のお店がありますので心配せず

・水:蛇口は何ヶ所かあり並んでいますが全く手に入らなくはないです

・クレジットカードかデビットカード:保険のために持っていくとよいです

・チェア:メインステージしか見ない方とかで歩き回りたくない方におすすめ

– 風呂とシャワーはどうするの

シャワーは期間中まず浴びれないと思って下さい。私は4〜6Lの水を持ち運べるバッグに水を入れていきこれで毎朝身体を洗って足りなかった事はないです。あとは雨が降ればシャワータイムです。トイレもあまりテントの近くにない事になるでしょうし暴飲暴食は避けましょう。

次のページはイギリス現地でのキャンプ用品の調達法です




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