【レビュー】TC Electronic Spark Mini Boosterはかけっぱなしにしたくなるクリーンブースターです

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・クリーンブースターを追加する

ギターソロを弾く時の音量アップに使えてバッファーとしてもかけっぱなしにも出来るクリーンブースターを選んでみました。

・TC Electronic Spark Mini

今回購入したのはTC Electronic Spark Mini Booster(スパークミニブースター)です。ミニサイズのクリーンブースターエフェクターペダルでフルサイズのSpark Boosterも出ています。

TC Electronic Spark Mini Boosterのメーカーによる詳細はこちらです


SPARK MINI


正規品です

【レビュー】Zoom G1 Fourはアンプいらずでヘッドホンを繋いで気軽に演奏が出来るマルチエフェクターです

・クリーンブースター

音痩せせず音量を上げてブーストさせるバッファアンプのような効果があるのがクリーンブースターです。TC Electronic Spark Mini Boosterは音圧と音量が歪まずに分厚く増えるエフェクターです。


ミニサイズペダル

・他のメーカーと比べてみる

クリーンブースターの元祖はXotic EP BoosterでこちらはTC Electronic Sparkと弾き比べると完全にクリーンかと見せかけて少し歪みオーバードライブとまでは言いませんが音自体が変わります。使用しているオーバードライブと同じエフェクツベーカリーのクリーンブースターも微妙に歪みが多くSpark Miniを選びました。


右はエフェクツベーカリーのオーバードライブの箱です

・試奏する

ストアで試奏する時はペダルのツマミを最大にして弾くのも重要ですが、最小の状態でもエフェクトが多くかかり歪んでしまうかどうかも確認するとよいでしょう。あとは自分で弾かずに店員さんに弾いてもらって客観的な視線で比較すると違いがよくわかりますし、店員の方も頼めばノリノリで弾いてくれます。


本体、ゴム足、ステッカー、説明書


ゴム足が付属


本体下側


付属のゴム足を貼り付けるとネジ穴もかくれます

・電源が必要

ミニサイズペダルで9V電池を取り付ける電池ボックスがないため別途電源アダプターを接続する必要があります。ペダル用の電源をすでに使用している方はよいですが、最初の1台の場合はあらかじめ電源を用意しておきましょう。


電源端子は本体右側にあります


ACアダプターを差し込むと横にはみ出ます


電源を入れました

・ケーブルを接続する

エフェクターをギターとアンプの間に接続するために2本のギターシールドが必要になります。ギター用のケーブルはNEUTRIK(ノイトリック)のケーブルとスイッチ付きプラグを使用した自作ケーブルを使用しています。


NEUTRIKのケーブルを接続しましたがL字だとアダプターにかぶります


電源を入れました


・エフェクター同士をつなげる

エフェクトペダルが2台を並べるためにACアダプターをふたまたに分岐するアダプターとエフェクター同士を接続するパッチケーブルを用意します。


パッチケーブルとふたまた分岐ケーブル

・電源分岐ケーブル

センターマイナスの9V端子を2つに分岐するケーブルをACアダプターに接続します。通常のACアダプターであれば2つくらいのエフェクトペダルで電源が足りなくなる事はありませんが、ACアダプターとペダルの合計の消費電力を確認していおきましょう。


探すとなかなか見つからない分岐ケーブル


2つの接続端子に分岐可能です


ERNIE BALLのエフェクター用ACアダプター


アダプターの端子を分岐ケーブル側に差し込みます


分岐ケーブルと接続しました

ギターエフェクター 電源分岐ケーブル 電源アダプター 長さ約90cm USプラグ 9V 1A 3股 便利
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・パッチケーブル

エフェクトペダル同士を接続する15cmのパッチケーブルを用意しました。固定式よりケーブルの方がペダルのレイアウトに自由度が出ます。


パッチケーブル


長さは15cm


両端ともL字プラグです

・エフェクツベーカリーのオーバードライブ

接続するのはエフェクツベーカリーのベーグルでTS系のオーバードライブで、サイズはSpark Miniと同じミニサイズのペダルです。エフェクツベーカリーのオーバードライブはアナログらしい反応のよい素晴らしいオーバードライブペダルです。

エフェクツベーカリーベーグルの記事はこちらです


オーバードライブペダルと接続しました


電源を接続しました


シールドを接続しました

・クランクプラグ

練習用のアンプにパッチケーブルでエフェクター同士を接続するとエフェクトペダルが動きやすくなるので固定型のプラグを試してみます。エフェクトペダルによって接続する端子の場所が違いますが、Z型のクランクプラグを使用するとSpark Miniとベーグルだとかなり前後にズレてしまいます。そしてSpark Miniの電源アダプターのプラグ部分が飛び出るためクランクプラグだとアダプター側が曲がってしまいます。


クランクプラグ


プラグの根元は回転はしません


接続すると前後にズレます


アダプターありだとエフェクター同士を接続出来ません

・電源用L字アダプター

電源アダプターのプラグ部分が横に飛び出すぎるのでL字プラグアダプターを使用してエフェクター同士がぶつかるのを回避したいと思います。分岐も含めてアダプターなどが増えるとその分接触不良のトラブルが増える可能性が増えるので、あまり粗悪な品は避けてなるべくアダプター類を使わずにまとめるようにしましょう。


L型プラグアダプター


電源プラグにL字プラグアダプターを接続します


接続しました


エフェクターの横への出っ張りが減りました


クランクプラグでもエフェクター同士が接続出来るようになりました

・ストレートプラグ

クランクプラグで接続すると機能は問題ないもののフットスイッチの位置が前後にずれてしまいます。Spark Miniとベーグルペダルの間はほぼ同じ位置にコネクタージャックがあるのでストレートプラグで接続してみる事にしました。ストレートプラグも少し左右の間が大きく開くタイプなのもありSpark Miniの電源アダプタープラグへ負荷がかかる事もなく収まりがよくなるのもありこの状態で使用する事にします。


ストレートプラグ


ストレートプラグとクランクプラグ


ジャック位置がほぼ同じです


接続するとこちらの方がおさまりが良いです


電源を入れこの状態で使用する事にしました

・Spark Miniを弾いてみて

アンプをクリーンでセットアップしてTC Electronic Spark Mini Boosterをかけるとウォームな音質のまま音圧が上がります。歪みもほぼないまま音量があがり、特にテレキャスターなどシングルピックアップのギターのクリーントーンではこのままかけっぱなしにしておきたくなるほど良い音で弾くことが出来ます。クリーンブースターとオーバードライブペダルと接続すると歪んだ音がそのまま音痩せせずに分厚くブーストされます。ただ、クリーンブースターとオーバードライブの位置を入れ替えるとかなり音が変わるので、好みの音になるようセッティングするのがよいでしょう。Spark Miniクリーンブースターを使用するとこれなしでは弾きたくなくなるほどなので、是非お手持ちのペダルボードに追加してみるのをおすすめします。


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