・エフェクトペダルを探す
マーシャルのギターアンプにエフェクトペダルを追加する事にしました。まずは基本のオーバードライブからです。
・Effects Bakery Bagel
今回購入したのはEffects Bakery(エフェクツベーカリー) のBagel(ベーグル)でハーフサイズのオーバードライブペダルです。エフェクツベーカリーのペダルはベーカリーだけにエフェクト別にパンの名前がついています。カラフルでかわいいキャラクターが特徴的で低価格ながら中身は本格的なエフェクトペダルになっています。
【レビュー】TC Electronic Spark Mini Boosterはかけっぱなしにしたくなるクリーンブースターです
・TS系ODペダル
ベーグルのOD(オーバードライブ)エフェクトはいわゆるIbanez Tube Screamer(TS、チューブスクリーマー)TS808系で、以前はJOYOのTSクローンも使用していました。IbanezはTS9を今でも販売していてベーグルと同じミニサイズだとTSMINIがあります。ODペダルは大まかにわけて今回のIbanez TS系、BOSS OD-1系、と最近ではTimmyなどのトランスペアレント系の3種類と言ったところでしょうか。
オレンジのエフェクターです(Fenderのカプリオレンジでしょうか)
・ペダルを見てみる
3つのノブはボリューム、トーン、ドライブになっていて操作はシンプルなのでまず間違う事はないと思います。スイッチのクオリティも高く耐久性も問題なさそうです。今どきトゥルーバイパスではないペダルを探すほうが大変だと思うので、ベーグルもトゥルーバイパスだと思われます。
・アダプターが必要
ベーグルの本体はミニサイズなので電池ボックスはなく外部電源であるアダプターが必要になります。ACアダプターは一般的なセンターマイナスの9Vに対応しています。センターマイナス以外のアダプターは今どきまず見かけないですが、古いCASIOなどはセンタープラスなので他の機材のアダプターを使用する場合は必ず確認しましょう。
・電源アダプター
エフェクツベーカリーのベーグルは9V電池非対応ため別途電源が必要になるため、ERNIE BALL(アーニーボール)のACアダプターを使用する事にしました。エフェクターは数個に増やす事を考えて電源アダプターは十分なパワーのものを選びましょう。
・自作シールドケーブル
エフェクターを追加する場合はギターとエフェクターを繋ぐケーブル、エフェクターかあらアンプへ繋ぐケーブルの2本が必要になるのでアンプ直でケーブルが1本しかない場合は同時に揃えておきましょう。ケーブルはNEUTRIK(ノイトリック)のケーブルとスイッチ付きのサイレントプラグを使用した自作ケーブルを使用します。NEUTRIKのケーブルはしなやかで使いやすく、サイレントプラグはケーブルを抜く時のノイズの心配もありません。
NEUTRIK自作ギターケーブル(金メッキL字サイレントプラグ)
こちらは少し短めのギターケーブル(金メッキストレートサイレントプラグ)
・使用するアンプ
エフェクターを接続するアンプは練習用に使用しているマーシャルMG10CFです。オーバードライブ機能は付いていますが、クリーンのみにしてペダルを接続します。さらにモデリングアンプのVOX Adio Air GTも使用します。こちらはオーバードライブだけでなく23種類のエフェクト搭載なのでオーバードライブだけでなく複数のエフェクトをかける事が出来ます。
・アンプに繋ぐ
アンプとエフェクターの電源が落ちている事を確認してからアンプとベーグルエフェクター、そしてギターと接続します。L字のスイッチ付きサイレントプラグはギター側に接続すると不意にケーブルを抜けたとしてもブチッとノイズが出る事がなくアンプやエフェクターにやさしくなります。(最近のソリッドステート(トランジスタ)の機種はもうプラグを繋ぐ順番など関係ないと思いますが)
・キレの良いオーバードライブ
アンプに接続してエフェクターの電源を入れるとオーバードライブが効いて音も大きくなります。音量とトーン、そしてオーバードライブのダイヤルを回しておいしい音を探ると、これこそODと思われる音がアンプから鳴ります。マルチエフェクター搭載のモデリングアンプにもODの機能は付いていますが、オーバードライブだけはアナログ回路でないと反応のよさとキレのよさが出てきません。モデリングアンプを使用しているとしてもODペダルだけは別途接続する事をおすすめします。