【レビュー】オリンパスTG-6で潜るならフィッシュアイレンズは必須です

・TG-6を魚眼レンズにする

海に潜って写真なり動画を撮るのであればより画角が広い方が使いやすくなります。オリンパスTG-6には純正でフィッシュアイにするコンバーターがあるので取り付けて潜ってみました。

・フィッシュアイコンバーター

今回購入したのはフィッシュアイコンバーター FCON-T01とそれを取り付けるのに必要なアクセサリーコンバーターCLA-T01です。フィッシュアイコンバーターを取り付けると25mm(35mm換算)のレンズが18.5mmと超広角レンズとなります。


フィッシュアイコンバーターと取り付け用のアダプターです

・アクセサリーコンバーター

TG-6にはフィッシュアイだけで2種類ありそれらを取り付けるには中間アダプターが必要になります。


パッケージ


世界共通パッケージは最近の主流です

・レンズカバーになります

メーカーのサイトに写真は載っていませんが、オリンパスの純正レンズキャップが付属しているのでフィッシュアイレンズの必要がなくてもレンズカバーとして使用可能です。


レンズキャップ付属です


左がアクセサリーコンバーター

・フィルターを取り付け可能

アクセサリーコンバーターはレンズコンバーターなどを取り付けられるだけでなく先端は40.5mmのフィルター枠があるのでUVフィルターなどプロテクトフィルターを取り付ける事が出来ます。海で使用するならPLフィルターを取り付けるのも面白いと思います。


アクセサリー類を取り付け側


カメラ取り付け側


計量してみました

・かなりお得なセット

オリンパス純正キャップはかなり高いのでアダプター付きだと考えるとかなりお得です。


オリンパスロゴ付きのスナップ式キャップです


40.5mm用です

・フィッシュアイコンバーター

今回の主役のフィッシュアイレンズアダプターです。アクセサリーコンバーターの40.5mmのフィルター枠にねじ込んで取り付けます。


パッケージ


こちらも多言語対応


本体と説明書です

・立派なフィッシュアイレンズ

フィッシュアイコンバーターはずっしりと重く立派な作りです。前後のキャップは被せ式で専用になるので出先でなくさないようにしましょう。


専用キャップなのでなくさないように


レンズリアキャップも被せ式です


キャップを取り外しました


本体と比べるとかなり重量があります

・光学を見てみる


魚眼だけに立派な前玉です


カメラに取り付け側

・フィッシュアイは2種類ある

今回のフィッシュアイコンバーターFCON-T01は18.5mmの超広角レンズになるアダプターでですが、FCON-T02は15mmのより広角かつ8mmの全周魚眼になります。


外径はかなり大きくなります

・レンズカバーを取り外す

UNのレンズカバーを使用しているので取り外します。通常の場合はレンズ周りにあるリングを取り外します。取り外すにはレンズ右斜め下のボタンを押してカバーやリングを左に回します。


UNのレンズカバーが付いています


カバーを取り外しました



・アクセサリーコンバーターを取り付ける

レンズの左斜め下にある白いマークに合わせてアクセサリーコンバーターを取り付けます。取り付けはロックされるまで回す必要があり、一眼レフやミラーレスのレンズ交換と一緒です。


左斜め下の白いドットに合わせて取り付けます


右にロックするまで回します


上から


横から

・レンズキャップを取り付ける

純正レンズキャップを取り付けてみるとさすがに純正だけにマッチングもよいです。UNのレンズカバーの方が使いやすいですが、頻繁にフィッシュアイコンバーターを使用する方などは、無駄な出費も抑えられますしこのままの状態で使用するとよいでしょう。


オリンパス純正キャップです


キャップを取り付けました


角度を変えて


純正なのでマッチングは完璧です


横から見ると少し出っ張ります

・他のキャップを試してみる

40.5mmはJupiter 50mmなどとサイズが同じなので手持ちの同じサイズのキャップを使ってみます。UN製とハクバ製であろうレンズキャップを試してみました。出先でなくしてしまう不安がある方は格安のサードパーティ製レンズキャップを使うのもありでしょう。


真ん中がUNで右はハクバ製と思われるレンズキャップ


厚みは純正が一番薄いです


UN製を取り付け


若干出っ張ります


ハクバ製らしきキャップを取り付けました


こちらはかなり出っ張ります

・計量してみる

レンズキャップを外したアクセサリーコンバーターを取り付けた状態だとUNのレンズカバーを使用するより少し軽くなりますがほぼ誤差です。


UN製レンズキャップ


アクセサリーコンバーター(レンズキャップは含まず)

・40.5mm経のフィルター

40.5mmはLeica L39マウントのJupiter 8用にフィルターを各種揃えていたのでオリンパスTG-6にも取り付けてみます。Zeiss Ikonのイエローフィルターが気に入っていますが、TG-6に付けるのであればUVかPLフィルターでしょう。


40.5mmのフィルター枠が切られています

・フィルターを取り付けてみる

通常のレンズ先端にあるフィルター枠と同様になるのでフィルターは簡単に取り付ける事が可能になります。これでキャップを取り付けずにレンズカバーとして使用するのもありでしょうが、フィルターに付いてしまう指紋には注意です。


MC-UVフィルター


C-PLフィルター


イエローフィルター


フィルターにレンズキャップを取り付けました


さすがにかなり出っ張ります



・被せキャップにしてみる

Jupiter 50mm用に使用している被せキャップをとりつけてみます。取り外しは楽ですが少し出っ張るので浅めにキャップ自体を切るとよいかもしれません。


41mm被せキャップ


かなり出っ張ります

・フィッシュアイコンバーターを取り付ける

フィッシュアイコンバーターはフィルターと同様にアダプター先端のフィルター枠にねじ込みます。不意に落ちてしまわないようにきちんとはめるようにしましょう。


巨大なレンズです


取り付けました


角度を変えて


上から


本体からかなり飛び出ています



・とにかく指紋に注意

フィッシュアイレンズはレンズが巨大なだけに気にしていても知らぬ間にレンズに指紋がついてしまいます。出先ではすぐキャップを取り付ける癖をつけ、クリーニングクロスなどを持っていくのを忘れないようにしましょう。


キャップを取り付けました


横から

・計量する

フィッシュアイコンバーターはかなり重量があるので本体が一気に1.5倍ほどの重量になりさすがに重さを感じてきます。


かなり重たくなります

・設定変更が必要

フィッシュアイコンバーターは取り付けただけで写真は撮れてしまいますが、カメラ内に魚眼用の設定があるので忘れずに設定しましょう。今回のFCON-T01の場合はF1に合わせます。


設定を開きます


フィッシュアイ1に合わせます

・フィッシュアイを使ってみて

通常時でも面白い写真が撮れますが、威力を発揮するのはやはり水中での撮影時です。スノーケル時でも広い部分を写すので撮影しやすくなりますし、ムービーでは迫力のある映像になります。ここでもレンズの前玉の指紋は厳禁でしかも海だとサンスクリーンオイルなどを使用した指で触ったりするとレンズが一気に曇りますし、ちょっと見せてと友人などにオイルの付いた指で触られたりしますので、とにかくまめにレンズの状態を確認するのを忘れないようにしましょう。

・ポーチを探す

フィッシュアイコンバーターはかなり大きく精密機器であるレンズなのにケースは付属していいないので、破損から守るためにレンズポーチに入れて持ち運ぶ事にしました。オリンパス純正のかなり古いレンズポーチがあったのでメーカーを合わせて使ってみる事にしました。


両方ともオリンパスのフィルム時代のレンズポーチです


入りましたが若干キツめです

・Nikonのレンズポーチ

カメラグッズ入れを探したらちょうど良さそうなNikonのレンズポーチがあったのでこちらを使用してみたらサイズに余裕もあったのでこちらを使用する事にしました。


ニコンのレンズポーチ


大きさも余裕があります


この状態で運ぶ事にしました

・塩抜きを忘れずに

海(海辺を含む)やプールなどでTG-6を使用したら水につけて塩抜きをするのを忘れないようにしましょう。その際にはアクセサリーアダプターもはずしておかないと接続部に水が残って翌日の水中ケースなどが曇ったりしますので洗った後に乾かすのを忘れないようにしましょう。


塩抜き中です

・楽しいフィッシュアイ撮影

元々25mmのワイドレンズであるTG-6がよりワイドな超広角レンズになり楽しさは倍増します。特に海などの水中ではフィッシュアイの画角が写真にも動画にも活用出来て面白く迫力のある画像が残せます。もし海やプールへ出かける予定がある方は是非フィッシュアイコンバーターを手に入れて下さい。





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です