・カメラとレンズを包んで守る
カメラとレンズの保管や移動時にはカメララップを使用していて、衝撃から守るだけでなく作業台としても使える優れものな事もあり各カメラに用に用意しています。いろいろな柄やサイズがあるので選ぶ楽しみもあります。
・ケンコー・トキナーラップクッション
今回購入したのはケンコー・トキナーのラップクッションでカラーは青海波(せいかいは)サイズはM(46cm x 46cm)です。小さいサイズのSも出ていてサイズは31cm x 31cmとなるので使用する機材に合わせてサイズを選びましょう。カメララップと言われるカメラやレンズを運ぶ時に保護するカバーですが、ケンコーではラップクッションと呼んでいるようです。四角い布の先端にゴムバンドが付いているだけなので、キルティングなどで自作する方も多くいます。
・悲しき日本企業
先に書くとこのカメララップは非常に素晴らしく、デザイン、素材、機能を含めて今まで最高の商品です。ただ、非常に残念な事にパッケージの英語のスペルチェックをしなかったようで、Lap Cushonと表記されています。いや正しいだろと思う方もいるかもしれませんが、つつむと商品がうたっているのでWrap(包む)が正しく、Lapでは足の付根的な場所を指しひざ掛けクッションかラップトップ用クッションに思われればよい方で、ストリッパーのラップダンス(Lap Dance)のラップに捉えられ、かなり恥ずかしい間違いです。ケンコー・トキナーほどの企業になっても英語や外国語のネイティブチェックをしないとは驚きです。デザイナーのせいではないですが(言われた通りに文字を打ってるだけなので)、きっと最終確認者である担当者はデザイナーのせいにしてるのが目に浮かびます。ただ、古くは高田馬場のBIG BOXやスニーカーストアのAthlete’s Footなどもありましたので気にせずいきましょう。
LAP CUSHION(アジア的で面白くはあります)、カメラの文字が日本語表記なので海外からの旅行客が今でもひざ掛けにしていそうです
・開封する
商品を開けてすぐに感じるのが生地の素材がよく特に表面に高級感がある事です。和柄のカメララップなど今までもありましたが、素材は若干ごわついていました。全体的な作りもよく低価格でこの手の商品は文房具と同様に日本の物が最高だと思います。
・機能的なカメララップ
裏地の先端は素材を変えていてクリーニングクロスとして使用可能なのでデジタルカメラで困る液晶画面を拭き取ったりする事が出来ます。保護フィルターくらいなら緊急用でよいでしょうが、くれぐれもこのクロスでレンズの前玉を拭かないようにしましょう。
・カメラを包んでみる
包むカメラはCanon EOS RPとRF 50mm F1.8 STMです。フルサイズセンサーではコンパクトな カメラ本体とレンズなのでMサイズで問題なく包めました。包む時は左右を織り込んでから前後をたたむ様にすると綺麗に包む事が出来ます。カメラを包む際にはクリーニングクロスを一緒に入れておくと持っていくのを忘れるがなくなります。クリーニングクロスはトレシーを愛用していて各カメラごとに用意しています。
・包むだけではない
カメラを入れるならポーチとかで良いのではと思われがちですが、カメララップはカメラやレンズなどを包むだけでなく、撮影時に(クライアントのテーブルを含め)傷が付かないようレンズや機材を並べたり、出先で特に屋外でのレンズの置き場や交換のためにテーブルや椅子などにひいて使用する事が出来ます。
・ハクバのカメララップとの比較
以前はハクバが和柄のカメララップを出していてこれ以上のカメララップは無いと思っていましたが、今回のはそれを追い越してきました。見た目的にはハクバのカメララップも非常によくサイズも今回のとほぼ一緒で二眼レフのRolleiflexを包むのに使用しています。
・コールマンのカメララップ
コールマンとエツミのコラボ商品でネオプレーン素材なので非常にクッション性に優れています。今回のと比べると若干サイズが小さいのでコンパクトなカメラかレンズ単体を包むのに向いています。
・ストラップ
キャノンのカメラはストラップの取り付け穴がスリットになっているのが多く取り外すのが面倒だったりします。ピークデザインのアンカーなどで取り外し式にするのもよおいですが、Canon EOS RPにはOp/Techのクラシックストラップを取り付けています。接続部からショルダーパッドが取り外せるのでカメララップに包む際には取り外しています。
・まとめ
包むためだけのためではないカメララップはカメラとレンズの分だけ用意しておいてもよいくらいです。ケンコーのラップクッションはクリーニングクロスの機能まで備えて素材もよいのでまず1枚試してみてはどうでしょうか。