【レビュー】JVCの完全ワイヤレスイヤホンHA-A10Tは軽量かつ音質も良く一度使うと便利過ぎて元には戻れません

・JVCの完全ワイヤレスイヤホン

ワイヤレスイヤホンを長く使用していましたが、そろそろ完全ワイヤレスイヤホンにする事にしました。いろいろ調べて以前から使用していた同じJVCの完全ワイヤレスイヤホンにする事にしました。接続の方法やワイヤレスと完全ワイヤレスの違いなど使い勝手などを含めて書いていきます。

・JVC HA-A10T

大手量販店のイヤホン売り場で同じような価格帯や同じJVCの完全ワイヤレスを比較しながら視聴し、今回JVC HA-A10Tを選ぶことにしました。カラーはインディゴブルーで、カラーは他にはブラック、ミスティグレイ、ダスティピンクの全4色展開になります。JVC HA-A10TはJVCの完全ワイヤレスイヤホンの中では最軽量のモデルで、見た目もシンプルでそこが決めてとなりました。


パッケージ、カラーはインディゴブルーです


パッケージ後ろ側

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・開封する

開封するとパッケージのサイズのわりにシンプルで本体、充電ケース、充電用ケーブル、交換用のサイズ違いのイヤパッドが入っています。Bluetoothも接続が以前よりとても簡単になったので、接続に関しては説明書などを読む必要はないかもしれませんが、イヤホンによって曲の飛ばし方などが違うので説明書はきちんと読みましょう。


開封しました


ケーブル、イヤーピース、本体、ケース、説明書

・イヤホン本体を見てみる

イヤホン本体自体は小型で5.2gしかなくイヤーピース自体も丸く小さ目に見えます。本体の外側には左右共にボタンがありここで音量や曲の選択など操作をします。充電は専用ケースに入れる必要があり、イヤホンのみで使用すると4時間、充電ケースで充電も入れると合計で14時間の音楽再生が可能になります。


イヤホン本体


本体にボタンがあります


充電端子があります

・イヤーピースのサイズは3種類

イヤーピースはサイズ違いで2種類が付属していて合計で3種類になり通常の場合で耳ににフィットするかと思います。イヤーピースも進化してどの長時間使用しても耳が痛くなりにくくなりました。携帯音楽プレイヤーの普及に伴いイヤホンも普及し社外製のイヤーピースの種類もかなり増えたので、自分に合うイヤーピースを探すのも面白いかと思います。

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替えのサイズ違いのイヤーピース2種類

・充電器ケースを見てみる

完全ワイヤレスイヤホンは通常専用の充電ケースに入れて本体を充電します。イヤホンを使用していない間に自動で充電されているので、使用開始時は充電ケースの充電されている限りイヤホン本体の充電は満タンになっていますし、イヤホン用にモバイルバッテリーを持ち運ぶ必要もなくなります。充電ケースは小型でJVCも含め他のに比べて小さく出来てい、持ち運びに邪魔にならないように小型な方がよかったのでそこも選んだポイントとなりました。


充電ケースも本体と同色になっています


充電ケースを開けました


充電ケースの充電端子はMicro USBです

・同じJVCのワイヤレスイヤホンと比較する

これまで使用していたHA-FX27BT-Aは左右をケーブルで接続してあるワイヤレスイヤホンです。イヤホン部分は電池部分など分離されているので完全ワイヤレスに比べると小型になっています。HA-FX27BT-Aは音質もよく非常に聴きやすいのですが、唯一残念だったのが本体の電源が切れると充電するまで使用が出来なかった事です。逆に完全ワイヤレスイヤホンよりよかった事は気軽にポケットに入れておく事が出来た事です。

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JVCのワイヤレスイヤホンです


並べてみました

・自動でスイッチが入る

ケーブルで左右を繋がれたワイヤレスイヤホンは使用する時にスイッチを自分で入れないといけませんでしたが、完全ワイヤレスイヤホンの最大の利点は充電ケースから取り出すと自動にスイッチが入る事です。これこそBluetooth5.0の素晴らしさで一度使うと完全ワイヤレス以外イヤホンは使用したくなくなります。


自動でスイッチが入りました

・ボタンの機能

ボタンの使用方ですが、本体にある左右どちらのボタンでもすばやく1回押すと音楽の再生とポーズが出来ます。音量調整は左をすばやく2回押すと音量ダウン、右をすばやく2回押すと音量アップです。曲選択は左を1秒長押しして音がしたら離すと前の曲に戻り右で同じ操作をすると次の曲になります。通話機能は電話がかかってきて左右どちらかのボタンを押すと通話になり1秒長押しすると着信拒否になります。Siriなどの音声認識システムを使用する場合は電話を使用していないときに左のボタンをすばやく3回押します。

・手動でスイッチを操作

マラソンの練習やジョギングなどで充電ケースは家に置いてイヤホン本体だけを外に持ち出し休む時にスイッチをオフにしたい場合もあるかと思います。その時は本体にあるボタンを3秒長押しするとスイッチのオンオフが出来ます。ちなみにイヤホンの片側L(左側)だけを使用する事も可能です。


スイッチオフしました

・イヤホン本体を充電する

完全ワイヤレスイヤホンのよさは充電ケース入れるだけ充電される事でしょう。そしてなにより最高なのが充電ケースに本体を入れると自動で電源オフになりBluetoothの接続が切れる事です。このスイッチオン、スイッチオフが装着のためにイヤホン本体を充電ケースからの出し入れだけで出来る事です。


自動で充電されます


イヤホンを充電中です

・スマートフォンと接続してする

イヤホンで音楽を聴くにはスマートフォンやお使いのPCなどBluetooth対応の機種と接続する必要があります。普段音楽プレイヤーとして使用しているiPhone 7 Plusと接続してみました。イヤホン本体を充電ケースから出しスイッチが入った状態にしてiPhoneの設定からBluetoothの項目へ行くとHA-A10Tと接続可能なBluetooth機器の項目が表示されます。以前と違って初期のパスワードなどを聞かれる事もなく選択するだけで簡単に接続されます。

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JVCのイヤホンが2台表示されています


接続されました

・謎の中国訛りの英語

Bluetooth 5.0の自動接続は非常に便利でもう以前の毎回自分でスイッチを入れる方法には戻れませんが、一つだけ気になる事があります。イヤホン本体を充電ケースから取り出して耳に入れると”ポワーオン”(Power ON)と”コニクティッド”(Connected)と女性が話す中国訛りのキツい英語が流れます。ネイティブ英語を話す方を雇う予算がなかったのか周りに通常の英語を話せる人が居なかったのか、もしくは中国市場を狙っていたのか謎が深まります。

・充電ケースを充電する

イヤホン本体は専用の充電ケースで充電されますが、日々快適に使用するにはその充電ケースを充電しておく必要があります。充電ケースへの充電用の端子はMicro USBなので付属のケーブルもしくはMicro USB対応のケーブルを使用します。使用したケーブルはLightningとMicro USB端子両方使用出来るiPhoneやiPadユーザーにはとても便利なケーブルです。

micro USBが両面で使えてiOS対応のLightning端子にもなってるケーブルが便利過ぎる


充電ケースはフルに充電されていません


LightningとMicro USB両対応のケーブルを繋ぎました


フル充電されました

・実際に使用してみる

外に持ち出して実際に使用すると本体の小型が快適で、長時間使用しても疲れる事がありません。一度使用しているスマホなどに接続してBluetoothをオンにしておくと充電ケースから本体を取り出すだけで自動にスイッチが入り気軽に使用開始が出来ます。使用が終わったら本体が小型なのでついポケットに入れてしまいそうですが、充電のために毎回充電ケースに入れるようにしましょう。充電ケースも小型なのでカバンの中で邪魔になりづらく持ち運びも楽になっています。

・音質が最初はスカスカ

使い始めた時にびっくりしたのは音質がスカスカだった事です。JVCのヘッドホンなどは音質がオーディオ的でフラットな特性だと思っていたのでこれは非常に意外でした。これは残念だと思いながらも使い続けていたらある日普通の音質になっていました。エージング信者ではないものの昔のフルレンジスピーカーのようにエージングが必要なのでしょう。もう1つ理由があり以前のイヤホンとイヤピースの形状が違いイヤホン本体が奥まで入りづらく、装着する時に意識して耳の奥に入れるようにしたらより音質が改善されました。もし音がイマイチと感じたらイヤホンの装着方法を見直すとよいでしょう。

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・エージングのやりかた

このイヤホンに限らず購入時に音質が少し硬いと感じたらエージングをしてみたら改善するかもしれません。エージングとは新品のイヤホンやスピーカーユニットのエッジ部分が硬いままでユニット自体の動きが制限されるため音の鳴りがよくない状態を通常の状態にする事を言います。古いフィックスドエッジのフルレンジスピーカーなどは顕著で新品だと全然ならなかったりしたので、スピーカーを組んだ後に数日音楽をかけっぱなしにしたりしました。その代わり最近のウレタンエッジのスピーカーより長持ちしました。そこで購入して音質がいまいちと感じたらイヤホンを充電し使用していない寝ている間などにお手持ちの音楽、ラジオ、Spotifyなどを流しっぱなしにしてみてください。音量はあまり上げすぎず通常の音量がよいでしょう。最近の商品で個体差が大きい事はないでしょうが、イヤホンのユニットのディビジョンによっては多少差がある事も考えられます。

・音質はフラット

通常の音質となるとフラットで中域が聴きやすく長時間使用しても音質的にも形状的にも疲れません。音質は聴く音楽やその人の好みによりますが、もしより低音が出た方がよいなど迫力やダイナミックな音信を求める方は今回視聴をして候補にはした同じJVCのHA-XC50Tを選ぶと良いでしょう。ただし見た目の好き嫌いはわかれるデザインです。

・まとめ

JVC HA-A10Tは完全ワイヤレスイヤホンとして本体も充電ケースも小型かつ軽量で持ち運びも楽ですし、音質もフラットで聴きやすく値段も手頃なので非常におすすめです。もし初めてのBluetoothイヤホンで完全ワイヤレスを考えているのであれば、カラーも4種類あるHA-A10Tも選択肢に入れてみてはどうでしょうか。





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