
・Ankerのモバイルバッテリー
急な充電切れを防ぐためにモバイルバッテリーを持ち運ぶ事が多くなってきました。Ankerのモバイルバッテリーを複数使用していましたが、使用して数年経つのもあり今回コンパクトなモバイルバッテリーから新型に入れ替える事にし、持ち運べるサイズでLightningとUSB-Type Cの両対応にしました。旧型との違いや使い勝手などを含めて書いていきます。
・Anker PowerCore II 6700mAh
Anker PowerCore IIは非常にコンパクトでありながら6700mAhの容量のモバイルバッテリーです。容量的にはiPhone XSを約1.76回充電する事が可能になり、1日出かけるくらいであれば全く問題ない容量になります。カラーはブラックを選びました。他のカラーはホワイトがあり2色展開で販売されています。
・開封する
パッケージがモバイルバッテリー本体の大きさより若干大き目で、中には本体以外に専用ポーチと充電用のMicro USBケーブルが付属しています。ポーチは本体とケーブルを入れるには十分でかなり余裕がある大きさです。ポーチも排熱を考えてかメッシュになっているところがいいです。
・本体を見てみる
本体は非常にコンパクトで形状からからして同じAnkerのモバイルバッテリーAstro E1の新型と思われます。Astro E1とほぼ形状が同じなもののこのPowerCore IIはAstro E1の光沢のある素材からマットに変更されていて指紋などが目立つ事がありません。スイッチとLED部分の形状も変更されPowerCore IIでは丸い大きなスイッチとその内側に充電状態などを示すLEDが配置されています。所有していたAstro E1は5200mAhの容量でしたが、現在は6700mAhの物が販売されています。(5200のモデルもカラログ上は残っています)
・購入した経緯
実はAstro E1 5200mAhで普段使う分には機能的にもコンパクトさも満足していたのですが、海外旅行の友人のモバイルバッテリーが壊れてしまい急遽必要な事もありAstro E1を差し上げる事になりました。コンパクトなモバイルバッテリーの手持ちもなくなってしまい、入れ替えるのは6700mAhに容量が増えた同じAstro E1 6700でもよかったのですが、Astro E1を数年使用したのもありせっかくなら全く新しい型の方が面白いので容量も同じPowerCore || 6700にしてみました。
左側が出力用USBポート、右側が充電用のMicro USBポートです
・ケーブルを接続する
USBポート側には2つのポートがあり小さい方はMicro USB用でこのモバイルバッテリー本体を充電する際に使用します。スマートフォン、タブレット、デジタルカメラなどを充電する場合には大きいUSBポートに対応のケーブル(iPhoneであればLightningケーブル)を接続します。付属のMicro USBケーブルの長さは約60cmあるのでほとんどの場合において問題ないかと思います。
・ポーチを使用してみる
PowerCore II 6700はコンパクトなモバイルバッテリーと言う事で持ち運び用にポーチが付属しています。ちょうど良いサイズのポーチは探すとなかなか見つからないのでこれはありがたいです。カバンのポケットなどに投げ入れるのもよいのですが、クリップや金属製の物に端子が触れると壊れたりショートする可能性が増えるので、持ち運ぶ際は必ずポーチに入れましょう。本体と一緒にケーブルを入れるとケーブルの端子部分で本体に傷がつきやすくなりますので、気になる方はポーチには本体だけ入れてケーブルなどは別途持ち運ぶ方がよいでしょう。
・本体を充電する
最近のバッテリーを使用している機器は充電された状態で出荷されますが、まずは満充電でどれだけ使用出来るかわかるようにモバイルバッテリー本体を充電します。充電には同時期に購入したPowerPort 2 Eliteを使用しました。PowerPort 2 Eliteは最大2.4Aが2ポート付いて急速充電が可能でコンパクトな充電器です。
【レビュー】スマホとタブレット用の充電器をAnker PowerPort 2 EliteとタフなケーブルPowerLine II のセットで入れ替えました
Ankerの充電器PowerPort 2 EliteとPowerLine II Lightningケーブルです
左側がPowerCore II、右側がPowerPort 2 Elite充電器です
・便利なケーブル
Androidのスマートフォンの方は付属のMicro USBケーブル(最近はUSB Type-Cですが)があればモバイルバッテリー本体もスマートフォン自体の充電どちらも使用出来てしまいますが、iPhoneやiPadを使用している方はLightningケーブルが必要になってきます。モバイルバッテリー本体の充電にはMicro USBケーブルが必要なため2本のケーブルがひつようになってきます。ここでLightning端子とMicro USB端子が一体化した便利なケーブルがあります。ケーブルを1本ですませたい方にはおすすめです。
LightningとMicro USB端子両対応の便利なケーブル
・スマホを充電してみる
iPhone 7 Plusの海外版を使用しているので接続したところあっさりと充電が開始されました。ケーブルはAnker PowerLine IIケーブルで長期間使用しても端子の根本が破れたりせずおすすめのケーブルです。ただ長さが0.9mと外で使用したり付属ポーチに入れて持ち運ぶには少し長いです。
・短いケーブルを用意する
付属ポーチに入れて持ち運びが楽なように短いLightningケーブルを用意する事にしました。用意したのは100円ショップで購入した10cmのLightningケーブルで、どこの100均でも売っている物のと大差はありません。
・100均Lightningケーブル開封する
開封すると10cmの短さに驚きますが持ち運びには便利です。100均のLightningケーブルはMFi認証などはもちろんなく両面での充電に対応していない事がほとんどなので、使用する時は向きを間違えないないようにしましょう。接続不良や発熱などのトラブルも避けるために使用の際は手持ちや目の届くところにするのがよいと思います。
・100均Lightningケーブルを使用してみる
iPhone 7 Plusに接続したところ普通に充電が出来るようになりました。持ち運び用に用意したので本体と付属のMicro USBケーブルが入ったポーチに一緒に入れてみました。
100均Lightningケーブルも一緒にポーチに入れました
・USB Type-Cアダプターも用意する
最近はUSB Type-C対応のAndroidスマートフォンや機器が増えてきました。友人のスマートフォンなどを充電する機会もあるためどの機種にも対応出来るようUSB Type-Cにも対応させる事にしました。ケーブル自体を用意するとかさばり付属のポーチもパンパンになるのでMicro USBをUSB Type-Cに変換するアダプターを用意する事にしました。こちらも100均で最近売っているので簡単に手に入ると思います。
・USB Type-Cアダプターを開封する
開封すると小さい端子だけが入っています。Micro USB端子をUSB Type-Cに変換するアダプターで付属のMicro USBケーブルがあればそのままUSB Type-Cに対応させる事が出来ます。しかもコンパクトなのでポーチにも入れっぱなしにする事が出来ます。
アダプター本体、Micro USBを差し込むようになっています
・USB Type-Cアダプターをケーブルに接続する
付属のMicro USBケーブルにUSB Type-Cアダプターを接続してみました。これで最新のAndroidのスマホやタブレットやラップトップPCなどを充電する事が可能になりました。ここまでくるとMicro USBケーブルも短いのにしたくなりますが、旅行や出張などの出先だとコンセントの場所もその場所によって違い充電時にモバイルバッテリーがぶら下がってしまうのを避けるために本体充電用ケーブルは付属の物をしようしています。
・USB Type-C機器を充電してみる
USB Type-C対応機器が充電出来るか試してみました。使用したのはAndroidスマートフォンのAQUOS SH-02M(Sense3のdocomoモデル)です。PowerCore II 6700をUSB Type-Cアダプターと共に接続してみるとあっさりと充電が開始されました。これでLightningケーブルでiOS機器、USB Type-Cも含めアンドロイドスマートフォンのほぼ全てが充電可能になりました。AQUOS SH-02Mは使いやすくスペック的にも十分なので初めてのスマートフォンにはおすすめの機種です。
・実際に使用してみて
コンパクトなモバイルバッテリーなのでカバンに入れて持ち運んでも邪魔になりません。最近はスマートフォンだけでなくワイヤレスイヤホンなど充電する必要がある危機が増えたのでモバイルバッテリーは必需品になりました。コンパクトなLightningケーブルとUSB Type-Cアダプターも持ち運べるようにしたので、接続する機種も選ばずこのセットにしてから端子の違いなどで困る事はなくなりました。
・まとめ
PowerCore II 6700は小型ながら必要十分な容量のモバイルバッテリーなのでカバンの中でかさばらずコンパクトな物を探している人には最適な商品の一つでしょう。100均のコンパクトなケーブルやアダプターなどを駆使すれば全ての機器に対応させる事も容易なのでモバイルバッテリーと共に揃えてみてはどうでしょうか。