・ペダル周りをすっきりと
アンプに接続する事なくスピーカーやヘッドホンで鳴らせるマルチエフェクター周りをよりすっきりさせるためのケーブルや変換プラグを揃えてみました。
・ケーブルと変換プラグ
太めのギターシールドや長めのスピーカーケーブルをコンパクトなマルチエフェクターに取り付けるとケーブルの余りや取り回しが気になってくるので、短めのケーブルやL型アダプターなどを揃えました。
・6.3mm – 3.5mm変換プラグ
Zoom G1 Fourなどマルチエフェクターの出力はギターケーブル用の6.3mm(6.35mm)タイプのためPヘッドホン、イヤホンやPCケーブルを使用するにはプラグの変換が必要になります。オーディオ用と言う事で金メッキの6.3mm – 3.5mm変換のプラグにしました。ギターのみであればモノラルでよいですが、スピーカーにも接続するのでステレオ3極プラグ用を選びます。今はモノラルの他にスマホで使うためのスイッチやマイク用に4極のプラグが多く出ているので間違えないようにしましょう。
・L型アダプター
金メッキプラグと同様に6.3mmを3.5mmのステレオに変換するプラグですが、こちらはL字になっているタイプです。ストレートタイプで変換プラグを介して更にストレートプラグを接続すると機材の後ろのプラグが邪魔になるためL型を使用しするとコンパクトにまとまります。ただ、L型プラグは接触がいまいちなものが多いので可能であればストレートプラグの方がよいでしょう。もっと言うと変換プラグを使わないのが一番よいので以前多かった6.3mmプラグが付いているヘッドホンを使とトラブルも少なくなります。
・両端L型スピーカーケーブル
これまでヘッドホン用の約1.2mのケーブルをマルチエフェクターとスピーカーの接続に使用していて長すぎかつストレートプラグが邪魔だったので、両端がL型で0.5mと短いものを用意しました。スピーカーケーブルも3極ステレオ用ですが、4極も多く出ているので間違えないようにしましょう。安いものですが一応OFCケーブル(無酸素銅の信号ケーブル)です。
・ヘッドホンリケーブル
これまでマルチエフェクターにはSONYのPS5/PS4用のPulse 3Dに付属していた4極ケーブルを使用していましたが、付け替える必要がないようにマルチエフェクターに3極ステレオケーブルを使用する事にしました。長さも120cmとマルチエフェクターを手元で操作する場合にはちょうどよい長さのもので、プラグは片方がL型になっているタイプを選びました。これはヘッドホン側はストレートの方が使いやすいからです。ただし、このSSAのケーブルはハズレを引いたのか接触がいまいちであまりおすすめしません。
SSAの3.5mm 3極ステレオLケーブルST35-AM12RL
・Zoom G1 Four
最近使用しているマルチエフェクターはZoom G1 Fourで、エフェクターの音数が多彩なだけでなくリズムマシンとルーパー機能搭載のため練習するのに最適です。しかもギターアンプに接続する事なくスピーカーやイヤホンでも音を出せて電池駆動まで出来るのでペダル周りがケーブルだらけになる事もなく気軽に演奏に使える素晴らしマルチエフェクターです。
L字変換プラグとヘッドホンケーブルを接続(色違いのケーブルで管理しやすく)
・スピーカーと接続
スピーカーも電源ケーブルがあると邪魔なので充電式のAnker SoundCoreを使用します。Bluetooth接続が主な機種ですが、初代はAUX入力があり様々な機種と接続が出来ます。最近の360度スピーカーなどはほとんどBluetooth接続のみになってきているので、もしマルチエフェクターにも接続する事を考ているのであれば、AUX入力が付いているかを確認してから購入するようにしましょう。
・ヘッドホンと接続
ギター演奏用にはイヤホンでもよいですが掛け心地と音質から考えるとオーバヘッドタイプのヘッドホンを選びたいところです。使用するのはオーディオテクニカのアートモニターシリーズATH-A9Xで掛け心地がよく音質もそこそこで、取り回しがよくなるようにリケーブル出来るように魔改造しています。
・自作ギターシールド
ギターとアンプの接続に使用しているのはNEUTRIK(ノイトリック)の切り売りとサイレントプラグを使用した自作ケーブルです。NEUTRIKのケーブルは柔らかくサイレントプラグはアンプのスイッチが入っている状態でギターの接続をはずしてもノイズが出ないすぐれたプラグです。ただ、手元のマルチエフェクターに繋ぐには太くて長過ぎるのでこちらも入れ替えていきます。
・George L’Sギターケーブル
切り売りで好きな長さにしてプラグを取り付けてカスタム出来るギターシールドと言えばGeorge L’S(ジョージエルス)です。以前よりストアで見かけなくなりましたが、ケーブルは細めで自宅で使用したり自作パッチケーブルには最適です。ただ、George L’Sのケーブルは音が繊細と言うか細めなので、宅録を含めたレコーディングやライブでは違うケーブルを使用した方がよいかもしれません。Fender Deluxe SeriesのTweedケーブルは価格の割に音質のバランスがよく作りも頑丈なのでおすすめです。
・ケーブルやプラグを入れ替えて
これまで使用していたギターシールドから細めのものへ入れ替えて、ヘッドホンやスピーカーとの接続ケーブルも最短にしたのもありマルチエフェクター周りがとてもすっきりとして部屋で使用する際にも邪魔ではなくなりました。マルチエフェクターも電池駆動のためケーブル要らずで、これよりシンプルな見た目にするためにギター側をワイヤレス化しようかと計画をすすめています。