【レビュー】Samsung micro SDカード Pro PlusとEvo Plus 128GBは低価格なのに高速でデジカメの連射や動画撮影に最適です

・高速なマイクロSDカード

SDカードもUHS-Iの限界を超えた100MB/s以上の読み書き速度に対応しているのが増えてきたのでデジタルカメラで使用してみる事にしました。

・Samsung Pro PlusとEvo Plus

今回購入したのはサムスン電子のマイクロSDカードPro PlusとEvo Plusの2種類で容量は両方とも128GBです。Pro Plusは読み込み160MB/s書き込み120MB/s、Evo Plusは転送速度130MB/s(この書き方の場合は書き込みが遅いと言う事です)に対応しています。


両方とも128GBです


多言語対応です

・2021年モデル

同じ製品名でデザインが違うマイクロSDカードが販売されていますが、こちらは100MB/s以上の転送速度に対応した最新の2021年モデルとなります。本当は同スペックのSDカードが欲しかったのですが、発表はされたもののSDカードは販売がまだだったのもあり先に販売開始されていたマイクロSDカードを選びました。

*SDカード版も2022年4月に2022年モデルとして発売されました(既に購入済みです)

【レビュー】Samsung Pro Plus SDカードは安定の速さです

・Pro Plus

上位クラスになるPro Plusは読み書き速度と共に高速になっているマイクロSDカードでスペックが高いだけに商品もコーポレートカラーのサムソンブルーです。読み込み160MB/sと書き込み120MB/sのスペックの割にはそれほど価格も高くありません。容量も128GBがデジタルカメラなどで使用するにはお買い得かと思います。


パッケージもサムソンカラーです


読んでおきましょう


説明通りに開封しましょう


マイクロSDカードはブルーでSDカードアダプターはホワイトです


端子側


SDカードアダプターに挿入しました

・Evo Plus

こちらはPro Plusの下の普及クラスになるEvo Plusです。メモリーカードのカラーはホワイトでSDカードアダプターはPro Plusと同様のものです。スペックも十分高速で価格はPro Plusに比べると低めなので大量購入される方などはこちらのEvo Plusがおすすめです。


Evo Plusはスカイブルーのパッケージです


Pro Plusと同様の説明です


こちらも説明通りに開封


白で統一されています


端子側


こちらも挿入して使用準備が出来ました


Pro PlusとEvo Plusが揃いました

・東芝のmicro SDカードと比べてみる

同じ時期に購入した東芝のマイクロSDカードと比べてみます。スペックは同じUHS-Iのカードで読み込み速度は速いですが書き込みは少し落ちます。


右がToshiba micro SDカード128GBです


SDカードアダプターに入れました


端子側


東芝は読み込みは速いですが書き込みのスピードがいまひとつです

・ケースに入れる

SDカードは端子がむき出しなのとサイズが小さくなくしてしまわないようにケースに入れて保管運搬をします。SDカードを購入すると付属してくる場合があるので捨てないようにしましょう。


SDカードケースに入れました


トランセンドのUHS-II対応と東芝のマイクロSDカードです


トランセンドも2枚に増やしました



・速度計測

ベンチマークソフトはWindows版で有名なCrystalDiskMarkに似せて作ったMac用のAmorphousDiskMarkで行いました。SDカードアダプターが付属していたので、アダプター有りと無しで測定しました。読み込みもUHS-Iの限界の104MB/sに近い93MB/s、書き込みもどちらも相当速いです。Pro PlusとEvo Plusの差はあまりなく書き込み速度が少しPro Plusの方が速い程度で、アダプターの有無の違いはほぼありません。書き込み速度が速いのでPro PlusとEvo Plus共にデジカメの連射や動画だけでなくゲームやスマホでも威力を発揮します。デジカメがUHS-IIに対応している場合は対応のUHS-II SDカードにするとより高速で使用可能になります。


Pro Plus アダプターあり


Pro Plus アダプター無し


Evo Plus アダプターあり


Evo Plus アダプター無し

・速度は100MB以上ではないのか

パッケージなどに記載している読み込み160MB/s書き込み120MB/sの速度はなぜ出ないのかというと、これはメーカー独自にUHS-Iの速度以上が出るDDR200と言うメモリーを搭載していてメーカーなどが販売する専用のSDカードリーダーを使用する必要があるからです。SanDiskなどもそうですが対応するSDカードリーダーを使用した時だけ100MB/s以上の速度を計測する事が可能になり、そのため通常のUHS-I対応のSDカードリーダーを使用すると限界速度はUHS-Iの理論値104MB/sとなります。

・使いみちはあるのか

マーケティング的にパッケージに速い速度を表示する意味が大きいでしょうが、通常のカードリーダーで出ない速度のSDカードを使用する意味があるのかと思われるかもしれません。これはPCに対応リーダーを接続して大量のデジタルカメラで撮影したデータや動画のデータより速くPCに読む込むため、もしくは内蔵ストレージの容量が足りないノートブックなどの外付けのデータ保存場所としてより読み書きの速い状態で運用する用途としてでしょう。もし最高速度を体感したい場合は同じメーカーの対応メモリーカードリーダーとセットになっているSDカードを選びましょう。

・おすすめはEvo Plus

専用のSDカードリーダーを使用しなければ100MB/s以上は出ませんが、使用するデジタルカメラなども対応のリーダーを搭載しているわけではないのでUHS-Iの理論値以上の読み書きスピード出ません。UHS-Iの範囲内のデジカメ、スマホやゲーム機などでの使用を考えるとSamsung Pro PlusとEvo Plusの読み書き速度は同等なので価格がより安いEvo Plusがお得でおすすめです。





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