
・液晶クリーナーを探す
ウェットティッシュタイプの湿式液晶クリーナーはどうしても使っている内に中が乾いてしまいます。安定して液晶パネルを綺麗に出来るように液体リキッド系の液晶クリーナーとワイプの組み合わせを試してみる事にしました。
・液晶用リキッドとキムワイプ
今回揃えたのはエレコムの液晶用クリーニングリキッドと拭き取り用ペーパーのキムワイプです。エレコムの液晶クリーナーはノンアルコールで幅広い液晶パネルに対応していて、キムワイプは毛羽立ちが少ないエンジニア向けペーパーです。
・ELECOM Wipica
エレコムのワイピカはアルコールではなくアルカリ電解水を使用しているためコーティングされた画面にもやさしい液晶クリーナーです。液晶モニター以外にはノートパソコン、デジタルカメラ、ビデオカメラ、電子辞書、スマートフォン、タブレットなどの画面に使用が出来ます。
・画面には直接かけない
液晶クリーナーはスプレー式で霧状になるためラップトップの画面などに直接吹きかけると細かい液体で機器を傷め故障の原因になる事があるので、必ずクロスなどに数回吹きかけてから画面を拭くようにしましょう。
・これまで使用していた液晶クリーナー
液晶画面はこれまでサンワサプライの液晶用ウェットティッシュクリーナーを使用していいました。汚れもよく取れて画面は綺麗になるのですが、どうしてもボトル式のため使用していると使い切る前に中が乾いてしまいます。会社などで複数人で毎日使用するのであれば詰替え用のウェットティッシュもあってよいと思います。
・キムワイプ
日本製紙クレシアのキムワイプS-200に液晶クリーナーの吹き掛けて拭き取りにも使用します。キムワイプは毛羽立ちも少なく研究検査に使用される事が多く、液晶を拭く以外にもカメラなどの分解したパーツを拭き取ったりするのに向いています。S-200のサイズは120mm x 215mmで200枚入りになるので1箱あれば当分切れる事はありません。そして素晴らしい事に低価格です。
・まずはホコリを飛ばす
液晶クリーナーは液晶画面のホコリを拭き取るのに使うのではなく汚れを取るために使用します。画面にホコリやゴミなどが付いたままで液晶画面を拭くと傷が付いてしまうので、まずはダストクリーナーやブロワーで液晶画面についたホコリを吹き飛ばします。液晶クリーニングリキッドをキムワイプに2〜3回吹きかけて液晶画面を拭くと汚れがおち綺麗になります。しつこい汚れ部分がある場合はスプレーをキムワイプにかけてより濡らした状態にすれば落ちやすくなります。
・液晶クリーナーとキムワイプを使ってみて
スプレー式の液晶クリーナーとキムワイプの組み合わせは、画面の汚れによってウェットティッシュ状態を調整出来ますし、何よりウェットティッシュが乾いてしまう事がなくいつでも最適な状態で液晶画面をクリーニング出来るのが素晴らしいです。キムワイプは毛羽立ちもなく拭き取りあともなく画面を拭けますし、クリーニング後の静電気も抑えホコリが付きづらくなります。キムワイプはカメラ修理などの用途にも幅広く使えますし液晶クリーナーとの組み合わせはとてもおすすめです。