・Nano SIMが必要
新しく手に入れたスマホ用にNano SIMが必要になり今まで使っていたMicro SIMを切り抜いてNano SIMにする必要が出てきました。ショップを探して切り抜いてもらうより自分でやった方が面白いかと思いSIMカードカッターを手に入れる事にしました。実際のSIMカードの切り抜き方を含めて書いていきます。
・SIMカードカッター
SIMカードを切り抜くにはSIMカードカッターと言う専用の工具を使う方法とSIMカードのサイズの用紙を用意してカッターやハサミで切り抜く方法があります。カッターで切り抜く方法は安価ですが失敗する確率が多く再発行が可能だとしてもSIMカードが使えない期間を考えると得ではないので、あっさりとNano SIMの切り抜きが可能なSIMカードカッターを使って切り抜く方法を選ぶ事にしました。
・どこで手に入るのか
変わった工具ですが今の時代通販であればあっさりと見つかりますし、秋葉原など電気街のショップなどでも売っています。SIMカードカッターの種類はそれほどなく値段と見た目で決めてしまってよいかと思います。
・付属品
今回購入したSIMカードカッターにはSIMカードのサイズを変換するアダプターとSIMカードのトレイをスマホから取り出すSIMピンが付属しています。既に持っている方は必要ないでしょうが、必要な方は付属品の有無も確認しましょう。
・SIMカードを用意する
練習用にSIMカードを用意します。海外はSIMカードを無料でばらまいているので簡単に手に入りますが、もしなければ以前使っていたSIMカードなどを使いましょう。もし揃わない場合は古いクレジットカードやプラ板にSIMカードの実物大のサイズをプリントした紙を貼り付けてから切り抜いた物を使用するとよいでしょう。私は以前手に入れた通常サイズのSIMカード(Micro SIMでもない)を使用する事にしました。
・Nano SIMと比べてみる
切り抜く前の練習用SIMカードと現在他のスマホで使用しているNano SIMを比較してみます。Nano SIMの方は切り抜いた物ではなく最初からNano SIMだったので白い縁が見えます。
・Micro SIMに切り抜く
このSIMカードカッターは通常のSIMカードからMicro SIM、Nano SIMのどちらにも切り抜く事が出来ますが、せっかくの練習なのでいきなりNano SIMではなくMicro SIMサイズに切り抜く事にしました。SIMカードをSIMカードカッターに差し込みます。この時少し遊びがあるのでSIMカードが斜めや押し込み過ぎないように調整してSIMカードカッターのレバーを軽く握ってSIMカードを固定します。SIMカードを固定したら底面を下に向けてレバーを握り(押し込む)カードを切り抜きます。SIMカードは厚みがあるので少し力が必要ですが、一気にレバーを握るとMicro SIMが下から出てきます。カードの縁にはバリがあるのでヤスリでバリを取ります。
・Micro SIMと比べる
他にもMicro SIMがあったので、今回切り抜いたMicro SIMと比べてみます。Micro SIMはサイズにも余裕があるためチップ部分の周りに余白があり切り抜くのもヤスリで削ってバリを取りのもサイズを合わせるのも楽です。
・Nano SIMに切り抜く
切り抜いたMicro SIMを今度はNano SIMに切り抜きます。このSIMカードカッターはNano SIMに切り抜くためのスロットが2つあるので、Micro SIMからNano SIMに切り抜く部分に挿し込みます。切り抜き方はMicro SIMの時と一緒で底面を下にしてレバーを握り(押し込む)ます。
・動作確認をする
Micro SIMはMicro SIMを使用しているスマホであるiPhone 4Sに挿して動作確認をしてみます。Nano SIMは新しく手に入れたiPhone 5Cで動作確認をしました。
・まとめ
最近のスマホはほとんどNano SIMサイズのSIMカードが必要となり以前から使っているスマホが通常もしくはMicro SIMの場合はNano SIMに切り抜く必要が出てきます。携帯会社によってはNano SIMと切り替えてくれたりもしますが、待つ時間を考えると自分で切り抜いてしまう方が気楽ですのでSIMカードの切り抜きに挑戦してみるのも面白いかと思います。