
目次
・スマートウォッチ
格安スマートウォッチの種類も豊富になり性能面も歩数や睡眠だけでなく心拍数と血圧まで測れるようになったのもあり長期使用してみました。シャワーの時以外はつけっぱなしで生活してみた上での使い勝手などを含めて書いていきます。
・itDEAL W11
スマートウォッチ(スマートブレスレット)はかなり多くの物が発売されていますが、今回はitDEALから出ている最新型のW11にしてみました。活動量計の機能として歩数、移動距離、消費カロリーを記録し、ウォーキングとランニングの効果をモニターし保存する事ができます。更にこのW11は心拍数と血圧まで計測し各データはスマートフォンとデータ同期をする事が出来ます。
・開封してみる
シンプルなパッケージで開封するとW11の本体、バンド、スクリーンプロテクター、説明書が同梱されています。開けると時計が表示されている様に見えますが、これは本体液晶保護用のフィルムで使用時にははがす必要があります。
・スマートフォンと大きさを比べてみる
スマートフォンと比べてみてもわかるように非常に小型で時計としてもサイズは小さい方でスマートブレスレットと呼んだ方が正しい大きさです。時計は大きめの文字なので視認性は良い方でしょう。
・本体は軽量コンパクト
本体は非常にコンパクトで部屋で落としたらなくしてしまいそうなくらいの大きさです。スマートウォッチ本体に充電用のUSB端子がついておりそこにバンドをはめるようになっています。
・本体にバンドをはめてみる
ラバーバンドはUSB端子につける様になっており付ける事によって防水効果が出るように作られています。
・液晶保護用フィルムを貼る
液晶保護用のフィルムが付属してきますが、これが液晶面に貼る側を出すのが非常にやりづらいので接着力の強いテープなどをつけて剥がしたりする必要があります。フィルム自体は貼りやすいのと液晶も小型なので気泡などは入りづらいかと思います。
・使用前に電池を満タンにする
時計は動いていますが、まずはどれほど電池が持つのか調べるためにフル充電してから使用する事にします。充電は非常に簡単で先程つけたバンドの片方を外してスマホなどのUSB充電器に本体のUSB端子を差し込むだけです。
・充電器は良い物を使おう
スマートウォッチに限らずUSB充電器は使用する本体を過充電で壊さぬようにあまり粗悪な物を使用せずある程度信頼のおけるメーカーの物を使用しましょう。私はスマホの充電器やもモバイルバッテリーも含めAnker製品を使用しています。Anker製品は値段の割に製品クオリティも高く、今回充電に使用したAnker PowerCore Fusionはモバイルバッテリーにコンセントが内蔵されていてUSB充電器とモバイルバッテリーの1つ2役で使用する事が可能で非常に便利な製品です。
Anker PowerCore Fusionのレビューはこちらです
充電器Anker PowerCore Fusionを用意しました
・充電してみる
充電器にW11本体のUSB端子をはめると充電が開始されます。充電が開始されると本体液晶に充電されている状態である事が表示されます。スペックによると充電時間は2時間のようですが、出荷時にすでにある程度充電されているためそれほど時間はかからずフル充電されました。
・充電が完了
充電が完了したので充電器からW11本体をはずします。液晶の上部にある充電ゲージも満タン状態なのでフル充電されている事がわかります。
・モードを切り替えてみる
本体の下の方にタッチするとスクリーンに時計が表示され、そこからタップする度にモードが切り替わります。
・血圧と脈拍を測るからくり
脈拍を測る事が出来て圧をかけないのに血圧計としても使えるのがなぜと思う方も多いと思いますが、時計本体裏側から付けている腕に向けて緑のレーザーが照射されそこでヘモグロビンの量などを測り計測しているとの事です。
・血圧を測ってみる
血圧測定の正確性を出すためにスマホアプリ側で普段の自分の血圧を設定します。その値(例えば120/80)から上下した分を測定値として表示しているようです。10分に一度測定するのでよく見るとグリーンのレーザーがよく照射されている事に気が付きます。
・専用アプリを使用する
iOSとAndroidのスマートフォンでBluetooth対応機種であれば専用アプリ”H Band”を使ってW11と接続する事が出来ます。スマホと接続すると全ての計測データをスマホ側とシンクして履歴や傾向を見る事が可能になります。
・スマホとの接続は簡単
W11本体とスマホとの接続は非常に簡単で、専用アプリからW11を見つけて選択するだけです。最近のスマホやBluetooth機種はどれも安定しているので、接続に戸惑う事はないかと思います。
・設定を変更する
W11は非常に小型なので本体側ではデータの表示などしか行う事が出来ず、基本的な設定や変更などはアプリ側から行う事になります。デフォルトの時計のデザイン脈拍が速くなった時のアラームなど細かく設定が可能です。各SNSとの連携もこの設定から行う必要があり設定するとLine, Facebook, WhatsAppなどの通知をW11に表示する事が可能になります。W11からスマホ側の写真も遠隔で撮る事が出来たり、スマホから離れると振動して教えてくれたりと面白い機能もついています。
・W11を付けて生活してみる
W11は活動量計ですので寝る時間も含めて付けっぱなした方が正確で大量のデータを取得する事が出来ます。防水ではあるものの完全防水タイプではないので、小雨の時のランニングに使うくらいにしてシャワーを浴びる時などははずした方がよいでしょう。私もシャワーの時以外にW11を付けっぱなしにして生活してみました。
・睡眠クオリティを測る
歩数や歩いた距離などはiPhone内蔵のHealthでも計測する事が可能ですが、W11側で測定した歩数などをiOSのHealth側とシンクするか等の選択可能です。それよりは睡眠時間を測定してそこから睡眠クオリティを教えてくれる機能はスマートウォッチならではでしょう。これがなかなか正確でいつ寝て途中で目が覚めたなど細かく睡眠中の動きがわかりグラフ化されるのは面白い機能です。
・通常の血圧計と比べてみる
心拍数はパナソニックの専用の血圧計で同時に測ってみましたが、それほど誤差はありませんでした。血圧は早歩きしたり動いた時でも入力した基本数値からそれほど動かないようなので目安と言った感じではないかと思います。
・SNSとの連携
SNSとの連携をするとLineやFacebookのメッセージの着信をW11で振動と共に表示する事が出来ます。これはBluetoothでスマホ側と接続されていないと機能しないので、自分でスマホをポケットやカバンの中など近くに置いておく必要がありますが、受信を腕に振動で教えてくれるので非常に便利です。
・電池の持ちはどうか
フルに機能をオンにしてみて付けっぱなしで使用すると2日目に電池が減っていたので充電の2日後のシャワー前後の時間に充電して使用していました。完全防水ではないのでお風呂の時間ははずす必要があるので充電時間として使用すると効率よく充電が出来ます。血圧と脈拍は10分に一度レーザーを照射するので電池の持ちをよくするには各測定をオフにするとより電池が長持ちするでしょう。
・まとめ
スマートウォッチのW11を付けっぱなしで使用してみて思ったのは常に活動量、血圧、脈拍などを測り続けてくれ簡単にスマホアプリとシンクしてくれ大量のデータをグラフで見られ健康維持には非常に便利な商品です。最近は保険などでもスマートウォッチを付けその値で値段が違うサービスなどもあるので、まずは格安スマートウォッチで健康維持に心がけてみるのも面白いかと思います。