・互換インクを試してみる
インクジェットプリンターを純正インクで長期使用をしていましたが、ランニングコスト削減を目指し互換インクを使用してみる事にしました。互換インクは量販店に置いてあるような少し高めのとオンラインショップで激安で売っている両方を使ってみたので使い勝手などを含めて書いていきます。
・今回選んだ互換インクカートリッジ
まずは激安品を避けヨドバシカメラなど大手量販店にも置いてあるPlaisir(プレジール)の互換インクを選ぶ事にしました。使用しているBrotherのプリンターがDCP-J557Nでインクの形式がLC111なのでそれに対応した商品(型番PLE-BR1114P)を選びました。量販店に置いてあるだけにきちんと箱のパッケージに入ってあります。
パッケージ
パッケージ後ろ側、サポートなどきちんとしているようです
・まずは純正インクを使おう
新品プリンターを購入していきなり互換インクを使用する事はせず、メーカーの保証期間中は故障の際にメーカー保証が効かなくなる可能性がありますので純正インクを使用する事をおすすめします。中古でプリンター本体を購入した場合も動作確認を純正インクカートリッジでする方がトラブル回避をする事が出来ます。
・開封してみる
パッケージを開封するとインクカートリッジ4色セットや説明書が揃っています。量販店に置いているだけに通常のしっかりした商品です。
・純正インクカートリッジと比べてみる
ブラザーの純正インクカートリッジと比べてみると形状がかなり違います。純正がボックス型だとするとプレジールの互換インクは肉抜きで軽量化したような形状をしています。プレジールの互換インクにはオレンジ色のゴム栓が付いています。
・互換インクをセットする用意をする
プレジールの互換インクにはブラザーの純正とは違いオレンジ色のゴム栓が付いています。この互換インクをプリンターにセットする前にこのゴム栓を抜きインク出口を下向きに5秒間保持する必要がありますので、忘れないようにしましょう。
・互換インクをプリンター本体にセットする
インクが切れたカートリッジをはずしプレジールの互換インクカートリッジにをセットします。これは専用で作られているだけに簡単に交換が出来ました。ブラザーのプリンターはプリンター本体前面より簡単にインクカートリッジ交換が出来るのがとても便利で気に入っています。Brother DCP-J557Nはスキャナー付きなのでコピーが出来たりWifi接続可能なためスマートフォンからのプリントなども楽なのでおすすめの機種です。(現在はDCP-J577DCP-J577Nに買い替えました)
・プリンター側の設定をする
インクを交換するとプリンター側の液晶画面にインクを交換したかを聞いてくるので”はい”を押してすすめます。
・プリンターを使用してみる
プレジールの互換インクは純正インクカートリッジと全く変わらず使用する事が出来ました。インクカートリッジが空になるまで数回同じプレジールの互換インクを使用しましたが、全く問題等は出ませんでした。この辺はやはりさすが量販店に置いてあるだけはある商品のクオリティを確保しています。
・激安品を試してみる
Amazonなどオンラインショップを見ると本当にこの値段で大丈夫なのかと思うくらいの安いインクカートリッジが売られているのでこちらも試してみる事にしました。
・プリンター本体に入らない
激安インクカートリッジが届いてプリンター本体にセットしようとすると入りません。これはおかしいとよく商品を見ると型番がLC-211用と間違っていました。
・再度激安互換インクを注文する
今回は形式LC-111用を注文しました。間違えたのが届かない様に今回は1セットのみ注文する事にしました。
・プリンター本体にセットする
黄色いテープを剥がしてプリンターに簡単にセットする事が出来ます。インクの残量を確認してテストプリントをして動作に初期の問題はありませんでした。
・エラーが出る
激安品の方のインクカートリッジは動作の安定をしないのかプリンター本体側の液晶に頻繁にエラーが表示されました。一度カートリッジを抜いて刺し直すとエラーが消えたりしましたが、このへんは量販店に売っているプレジールに比べると商品クオリティがかなり低く思えます。
・プリント不良が出始める
激安品のインクカートリッジを使い始めて数ヶ月経つと色がかすれてプリント不良が出るようになりました。インクノズルのクリーニングなどをしてもプリントの状態は回復する事はなくプレジールの互換インクのブラックがセットされているモノクロ専用プリンターとしてだけ使える状態になってしまいました。これがインクカートリッジのせいなのかたんにプリンター側の寿命なのかはわかりませんが、この後にプリンター本体ごとブラザーの新型DCP-J577Nに買い換える事にしました。
・まとめ
プリンター本体が高機能かつかなり安くなってきているものの各プリンターメーカーの純正インクカートリッジはかなり高額なので、プリント回数が多い方は互換インクでプリントコストを削減したい方も多くいるかと思います。自分でノズル分解を含むクリーニングなどが出来る方はオンラインストアなどにある激安品でも普通にプリントを出来るので問題ないと思われますが、純正インクカートリッジの様にほぼノーメンテナンスで使用し続けたい方はプレジールなど量販店で売っているインクカートリッジを使用すると良いかと思います。