【レビュー】アイリスオーヤマのタワーファンTWF-CD81Tは風量が強いのにDCモーター搭載で静かです

・DCモーター搭載のタワーファン

長く愛用していたアイリスオーヤマのタワーファンの風力が弱くなってきたので、通常のACモータータイプとは別にDCモーター搭載の高級機も揃えてみる事にしました。

・アイリスオーヤマTWF-CD81T

今回購入したのはアイリスオーヤマのタワーファンTWF-CD81Tのライトグレーです。通常のタワーファンや扇風機はダイレクトモーター(ACモーター)ですが、TWF-CD81TはDCモーター(要は電池)搭載によりより静かで細かい風力調整が可能なモデルになっています。


このまま送られてきます


TWF-CD81T-H

・DCモーターとは

通常の扇風機はダイレクトモーター(ACモーター)で交流電流を使用していますが、DCモーターはその名の通りDC(要はバッテリー)を使用しているので、細かい風量の制御が可能でよりモーター音が静かで省電力となり電気代が安くなります。良いこと尽くめですが、本体の価格が高くなるのでバランスを考えて選ぶとよいでしょう。


本体、土台、説明書、リモコンが付属します

・カラーはほぼ白

カラーはライトグレーとありますが、ライトライトライトグレーぐらいのほぼホワイトです。高級モデルだからか多色展開でライトグレーの他にはアイボリーが用意されています。


ほぼ白です

・組み立てる

アイリスオーヤマのタワーファンは土台部分が別になって梱包されているので組み立てる必要があります。組み立ては本体底面の3つのネジを取り外して土台部分を固定するだけですが、2分割されている土台を組み立てる前にコードを通し忘れないようにしましょう。コードを通さず土台を組み立てててしまうと外すのが大変になります。


底面の3つのネジを使用します


ネジを取り外しました


電源コードを挟んで土台を組み立てます


取り外した3つのネジで土台を固定します


コードを土台の横から出して組み立て完了です

・コードがからまない

以前のアイリスオーヤマのタワーファンは本体の横(土台の上あたり)から電源コードが出ていたため首振りモードや本体を移動させるとよくコードが本体と土台の間にはさまっていました。新型になりコードが底面から出てコードが絡まなくなり使いやすくなりました。

・強烈な風と細かい風量調整

風量は8段階と通常の扇風機とは違い細かく風量を調節する事が出来ます。最大の8だとACモーターモデルのTWF-D82Tより若干風が強いかなと言った程度ですが、とにかく比べるとACモーターのモデルより静かです。(風の音はします)


前面にルーバー(出荷時は下向きです)

・赤ちゃんに最適

細かい風量調整が可能になるため、1〜3くらですと超微風を出す事が出来てより静音性が高くなるので赤ちゃんなどがいる家庭には最適です。


背面の吸気も大きくなっています

・リモコン対応

扇風機でリモコンを使う方がどれだけいるか微妙ですが、全ての機能をリモコンで操作する事が可能です。ただ、風量などは本体の上に表示されるので寝ながらだとどのモードかわからなかったりします。


リモコン

・操作パネル

操作は以前のものと同様に上にありますが、わかりやすいとは言い難く電源だけでも真ん中に大きく配置するかアイコンのカラーだけでも変更するべきでしょう。少なくともリズムと首振りは同じボタンで切り替えにして、タイマーとおやすみモードも1つのボタンに集約させるかリモコンのみで操作出来るようにしてもよかったのではないかと思います。しかも少し移動させようとかすると不意にボタンを触ってしまいモードが切り替わったりスイッチが切れてしまったりします。TWF-D82Tがシンプルな1ダイヤルになって使いやすくなっているだけに惜しい箇所です。


タッチセンサーボタンが6つもあります


黒い部分がリモコン感知のセンサー部分です

・TWF-D82T

別途ACモーターのTWF-D82Tも購入して比べてみましたが、TWF-D82Tは本当にシンプルさが特徴のモデルで多少音が出ても風だけ出ればいいと言う方にはこちらをおすすめします。(強の時の音はかなり大きくなります)

アイリスオーヤマTWF-D82Tに関しての記事はこちらです


TWF-D82T(ACモーター、ルーバー搭載)


TWF-D82Tはダイヤル1つでシンプルです

・取っ手とリモコン置き場

部屋を移動する時などに持ち運びやすいように背面に取っ手部分とリモコンをなくさないようにリモコンを挿し込んでおけるようになっています。これが面白くリモコン無しのモデルでもボディが共通化されているのでリモコン置き場がついていたります。


取っ手の下がリモコン置き場です


リモコンをなくさないように配慮されています

・ルーバー搭載

以前の型からの最大の進化は風向きを上下に変えられるルーバーが付いた事でしょう。寝ながらや座った状態でも当てたい場所に風が当たるようになりより効率的に使用が出来るようになりました。


風向きが変えられるルーバー付きです

・ACモーターのTWF-D82Tと比べてみる

同時期に購入した同じアイリスオーヤマのTWF-D82Tと比べてみると大きさは同じで、パネル部分以外の外装は同じパーツを使用していて吸気口などは全く一緒です。TWF-D82Tのルーバーは透明なので前面から見るとかなり見た目が違います。TWF-CD81TのライトグレーはTWF-D82Tのホワイトと並べてもかなり色が白に近いのがわかります。性能的には風量はTWF-CD81Tの方が少し強いかなと言った程度ですが、最大風量時の騒音がDCモーターの方がかなり低いです。機能としては風のゆらぎを再現するリズムモーやタイマーなどマイコン制御系の部分がかなり違います。


右側は同じアイリスオーヤマTWF-D82Tのホワイト(グレーとの差はほぼないです)


背面は吸気口も含めて同形状です

・旧型のTWF-M72と比べてみる

これまで長期間使用していたアイリスオーヤマのTWF-M72と比べてみると新しい型のTWF-CD81Tは風量を増やしているだけに一回り大きくなっています。風を出すには吸わないと始まらないので吸気部分のスリットの面積がかなり大きく取られています。


右はTWF-M72


吸気口の大きさがかなり違います

・DCモーター搭載タワーファンを使ってみて

TWF-CD81Tは細かい風力制御も可能で微風では音もほとんどせず使用出来ますし、風を最大にしてもACモーターのタワーファンよりは静音に作られています。赤ちゃんがいる家庭では微風で静音なのはなによりありがたいでしょうし、涼みたい時の風量も十分ありより省電力なので使用する環境によってDCモーターモデルを選んでみるのもよいでしょう。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です