フレッツからドコモ光にしてIPv6とV6プラス対応になり劇的に通信速度が速くなったものの工事費やプロバイダー選びには注意が必要です

・インターネット回線を1Gbpsにする

フレッツの100Mbpsのインターネット回線を使い続けてそれほど問題がなかったものの時間帯によって特にテレワークが増えるであろう時間に回線速度がとても低速になる事が増えてきました。Netflixも導入しようと思っていたところなのでこの機会にIPv6対応の1Gbpsの回線にアップグレードする事にしました。工事や導入するにあたっての注意点や実際に使用してみた回線の安定度などを含めて書いていきます。

・ドコモ光とプロバイダー

今回何社からも話を聞いて最終的に選んだのはドコモ光とプロバイダーはGMOとくとくBBの組み合わせにしました。光通信インターネットは回線業者とサービス提供のプロバイダーを分けて選ぶ必要があります。先に書いておくとこの組み合わせで長期間使用して速度は安定して全く問題は出ていません。

・転用扱いになる

どちらも光と言う名称でわかりづらいですがフレッツひかりからドコモ光へ変更すると新規扱いではなく転用の形になります。よく新規でキャッシュバックなどとキャンペーンをやっていますが、転用だと適用されないので注意が必要です。

・フレッツのプロバイダーの解約

フレッツの場合はプロバイダー契約と回線契約が別なのでフレッツでヤフーなどを使用しいてる場合は別途プロバイダー契約を解約する必要があります。回線自体はフレッツもドコモ光もNTTなので転用の場合は別途手続きの必要はありません。ドコモ光にした後はプロバイダーも回線も支払いなども含めてドコモで一括管理になるので解約時はドコモ光に連絡するだけ済むよう楽になっています。

・Nuroはおすすめしない

最初はキャンペーン中だったのもありNuro(ヌーロ)にしようと思っていたのですが、申込みから工事までがとにかく長く待たされます。3~4ヶ月待たされるのは当たり前でやっと工事に着たと思ったら5分もたたずこの家には取り付け出来ませんとあっさき却下されました。Nuroは申込者を無駄に長期間待たせるのであればまずは工事が可能かの確認だけを専門で別途行うべきでしょう。Nuro自体は非常に安く初年度は使えるキャンペーンなどをしているのでNuro線が引き込み可能な方にはよいとは思います。

・NTTの工事は待たされない

ドコモ光はNTTに直接申し込まない限りはプロバイダーに申し込み契約が完了してからNTTの工事の話を別途する必要があります。ここで何度か話を聞くと土日限定でなければ10日から2週間ほどで工事可能との事でした。ただ、お住まいのご自宅がその短期間で工事をしてよいかの了承が確実に得られない場合は了承を得てから再度工事日を決めた方がよいでしょう。

・工事の了承を得る

これは物理的にケーブルが引き込めるかの確認ではなく、工事によっては穴を開けたりケーブルを見える部分に這わす必要があるのでお住いのご自宅が工事してよいかの確認です。持ち家の一軒家であれば家主である方が決めればよいですが、持ち家でもマンションの場合は管理組合に賃貸であれば大家さんや管理組合などに了承を得る必要があります。

・工事費の確認

もともとドコモ光など1G~10Gなどの光ファイバー線を使用したインターネット回線を使用している方はプロバイダーの変更などだけで済みますが、家に電話線(銅線)のみしか引き込まれてない方は別途工事が必要になります。契約しようとしているプロバイダーと話をすると1,000円からなどと他人事のように言うのでここで注意が必要です。

・プロバイダー選び

プロバイダーはネットサービスを提供(Provideする)業者でもう通常使用しないと思いますがメールアドレスなどはこのプロバイダーから発行されます。プロバイダーなどどこも大差ないだろうと思いますが、今回NTTに直接申し込むのを含め4社ほど話をさせてもらい最後の1社まで全てお断りさせてもらいました。

・ぷららはひどい

何よりひどいのがぷららでまるで工事費は他人事でかかりませんの様な話しぶりでNTTまで話をもっていくと15,000+1,000で16,000円かかりますと言われあまりの誠意のなさに即キャンセルしました。

・NTTに直接申し込むのはどうか

NTT側に直接申し込む場合もウェブにはまるでNTTがやってくれるような形で掲載されていますが、謎の仲介業者につながるだけなのでドコモ光を申し込む際はプロバイダー経由にした方がサービスもよいのでおすすめです。実際に1度NTTのウェブから直接申し込んでから返信がなくNTTに直接連絡したらこちらで出来ますと言いつつ実は別途新規契約(工事やキャッシュバック一切なし)で完了直前までいかされ危うく2重契約にされそうになり非常に困りこちらもキャンセルしました。

・確認が面倒過ぎる

プロバイダーとの契約で何が面倒かと言うとネットで商売をしている業者なのにオンラインで手続きが全て終わらない事です。最初の申し込みはネットですがその後に電話がかかってきて下手すると1時間以上ずっと説明を聞かされます。(ネットでPDFでも読んで了承でよいでしょう)それを了承うする終わりかと思うと再度別の担当者から電話がかかってきて全く同じ内容を20分以上聞かされ続けます。もしドコモ光に限らずひかり回線に変更する方は先にこの点を諦めて進めましょう。はっきり言ってこれだけで1日潰れます。


・GMOに決める

結局数と話をしてプロバイダーは一番まともだったGMOとくとくBBにする事にしました。工事費の件も丁寧に説明してもらえるのでとても良心的でした。要は最初に工事費がかかると言われればそれを元に進めますが、さもかかりませんの様な口ぶりでNTTがやる事なのでうちは知りませんとなってNTTに話をしたら余計に工事費かかるよと言われるのをなんとかして欲しいだけなのでこの点GMOの対応はとてもよかったです。

・なぜか工事費が無料に

GMOと契約してNTTの工事費はかかるものだと思ってNTTと工事の話をしたらなんと工事費は無料でした。もしかしたらNuroに待たされてプロバイダーをキャンセルしている間に違うキャンペーンが始まったのか、それとも工事費の段階でキャンセルする人が多く(普通そうなりますよね)改善したのかもしれません。

・工事はあっさり完了

これまでの電話線(銅線)では技術的に100Mbpsまでが限界なので光ファイバーケーブルで接続を行うために家までケーブルを工事になります。これはプロバイダーではなくNTTが行う工事で自宅の直前まで来ている(電柱までも来ていない場合は別途相談が必要)光ファイバーケーブルを延長して家に引き込む工事で15分もかからずあっさりと完了しました。工事の方にNuroと何が違うのかを聞いたらNuroは電柱から直接家までケーブルを引き込めないといけないので方式が違うとの事でした。



・ONUを設置する

フレッツでは専用のNECのモデムを使用していて導入時から一度も交換せず故障もありませんでした。ドコモ光など光ファイバー線を使用するインターネット回線の場合はONUと言われる(Optical Netowork Unit 光回線の終端装置)モデムのような端末に直接光ファイバーケーブルをを接続する必要があります。なのでこのONU装置を設置する場所まで確実に光ファイバーケーブルが届くように工事をしてもらいましょう。


新しいONUです


この部分に光ケーブルを直接挿し込みます

・古いモデム

これまで使用していたフレッツ用のNTTから貸し出されているモデムは通常郵送で返却する必要がありますが、今回は転用になるのでNTTの工事の方に直接返却して完了しました。

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・ひかり電話対応

申し込み内容にもよりますが、元々家の電話はひかり電話にしていたので電話番号はその光電話で使用する事にしました。今時電話をする人もほとんどいないと思いますが、電話代は安くなるものの災害時に停電するとひかり電話は使用出来なくなるので注意が必要です。


光電話対応のONUです

・インターネット接続の設定をする

プロバイダーから今回であればGMOとくとくBBから提供された契約内容にかかれている設定でONUの設定をする必要があります。これはフレッツの時にNTTから提供された接続番号と全く違いプロバイダー側から提供されたパスワード等になるで注意が必要です。毎回思うのがこのモデムなりを168.~などのIPアドレス経由でリモートで設定を自分で出来ない方は多くいるだろうと言う事です。


4ポートのイーサネットハブ付きです


縦置き用のスタンド

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・IPv6とV6プラス

ドコモ光とGMOとくとくBBの組み合わせでIPv6とV6プラス対応になるので今までより快適にネット回線が使用出来ます。ドコモ光でIPoE接続になり従来のPPPoE接続との違いは簡単に言うと今まではモデムのように電話をかけて中間業者経由で繋いでもらっていたのを直接接続しにいっていくよう形式が変わっています。工事日にとくとくBBから提供されるバッファローのV6プラス対応の無線ルーターが届いていなかったので、これまで使用していたAsusのルーターRC-AT1200HPを取り敢えず使用する事にしました。それでもIPV6接続は出来るようになったのでWiFi接続でダウンロードスピードも以前は夜中で60Mbps前後だったのが時間帯を問わず100Mbps前後になりすでに速くなりました。

・V6プラス対応ルーター

この後V6プラス対応のバッファローの無線LANルーターWSR-2533DHP3-BKが届き無事V6プラスが開通しました。無線接続で上下300Mbps前後が安定して出てPS5やXbox Series Xに接続した有線であればダウンロードスピードが500~700Mbpsの速度が出て非常に満足しています。ONUも無線ルーターも以前のフレッツの時はよくリスタートをする必要がありますが、ドコモ光にしてからは安定しまくりで機器のリスタートなどは一切せず使用が出来ています。

*バッファローの無線ルーターの記事は別途書きました

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・IPv6

通常のIPv4より高速に繋がるIPv6ですが最近出てきたわけではなくフレッツひかりの導入時には既にIPv6接続のサービスはありました。ひかりTVなどはIPv6専用のサービスとして提供されていて以前は契約していました。ただ、一度フレッツもプロバイダーを変更した時にIPv6の設定をしなかったので長くIPv4のみで使用していました。



・Netflixも快適

無事ドコモ光回線が開通したので動画ストリーミングサービスであるNetflixに久々契約しました。ドコモ光回線にしてから有線と無線を問わず非常に安定していて動画が見られないと言うのは一度もありません。海外のNetflixを使用していた事がありますが、当時は古い映画と日本のアニメくらいしかなかったですが、オリジナルコンテンツも増え字幕や音声の切り替えなどが出来るようにと素晴らしい進化を遂げていました。

・ドコモ光にして

フレッツからドコモ光に変更しインターネット回線が劇的に速くより安定するようになりました。プロバイダー選びと工事などに関して少し注意すれば回線速度と安定度から得られる満足度はかなり高いのでもし100M線のままの方はこの機会に1Gbps以上のインターネット回線にしてみてはどうでしょうか。

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