・IPv6とV6プラスで接続する
ドコモ光のインターネットで1Gbpsの速度で接続出来るようになり、次は対応ルーターでV6プラス接続にしました。これでインターネット回線のアップグレードは終了ですが、無線LANルーターの設定や使い勝手などを含めて書いていきます。
・Buffalo WSR-2533DHP3-BK
今回のWiFiルーターはバッファローWSR-2533HP3-BKです。こちらの無線ルーターはドコモ光のプロバイダーであるGMOとくとくBBを契約すると無料(最低使用期限あり)で提供されるものです。プロバイダーから提供されるのでバルクパッケージで届くかと思っていたら通常の製品版で届きました。
・開封する
本体とは別にACアダプター、縦置き用スタンド、ONUと接続するためのLANケーブルと説明書が付属します。初期出荷の状態で接続出来るWiFiのアドレスも記載されていますが、今回は最初の接続以外では使用せず本体を設定する事にします。
本体、縦置きスタンド、LANケーブル、ACアダプターが付属します
・バッファローの無線LANルーター
GMOとくとくBBの説明だとNECのルーターがおすすめとありましたが、これまでバッファローの無線ルーターが安定して使用出来ていたのもありバッファロー製を選ぶ事にしました。
・接続ポート
背面のイーサネット接続は1G Baseまでのスピードで使用出来るGigaイーサ対応で4つの機種を同時に接続出来るポートが付いています。10G対応のハブやルーターはまだ高価で対応機器もそれほどないので性能としては必要十分と言えるでしょう。
・縦置きスタンド
無線ルーターを縦置きにする場合は専用のスタンドがあるので組み立てると縦置きが可能になります。
・接続設定をする
無線LANルーターの設定はウェブ上から全て可能なので比較的簡単に終了します。ウェブ上で簡単設定と詳細設定が切り替え可能で詳細設定であればセキュリティとしてMacアドレスフィルターや固定IPアドレスを各接続機器に設定する事が出来ます。
フレッツからドコモ光にしてIPv6とV6プラス対応になり劇的に通信速度が速くなったものの工事費やプロバイダー選びには注意が必要です
・V6プラスで接続する
バッファローの無線ルーターを取り付ければ自動でIPv6とV6プラスに設定が変更されるとありましたが、何度か無線LANルーター本体をリスタートなどしていたらV6プラスで開通していました。V6プラスで接続されるとプロバイダー側で通常のIPv4は解除されてしまうので、接続する機器は必ずバッファローのルーターを通して接続するようにしましょう。接続先がIPv4のみの対応だと繋がらなくなるわけではなくIPv4 over IPv6と言う方式で通常のウェブなども問題なく観覧する事が可能です。
・有線LANで接続する
ドコモ光で契約するとONUが提供されますが、IPv6とV6プラス対応にする場合はONUにLANケーブルを繋ぐのではなく今回のようなV6プラス対応のルーター側にケーブルを接続しましょう。
・接続スピードはどうか
スピードチェックを行うと時間帯を問わずWiFi接続で上下300Mbps前後、PS5やXbox Series Xなどを有線接続してダウンロードスピードは500~700Mbpsの速度が出ています。今まで1GBのデータを落とすのは一苦労でしたが驚くほどあっさりとダウンロードが完了するようになりました。
・惜しい点
低価格帯の無線LANルーターだけにNAS機能非対応なのでHDDを接続してMacの自動バックアップのタイムマシンや通常のデータバックアップ用途などに使用する事が出来ないのが残念な点です。このへんは時を見て機器を入れ替えようかと思っています。NAS機能はASUSのルーターが非常に優れているのですが、日本独自のV6プラスに対応している機器がなかなかないのでバッファロー含めて他のメーカーにした方がよさそうです。
・WiFi6非対応
バッファローのWSR-2533HP3-BK次世代のWiFi接続のWiFi6(11ax)には対応していませんが、通常使用でそこまでの必要もなくダウンロードスピードが必要なゲーム機器などは有線接続しているのもあり、無線機能も必要十分な性能と速度で無線接続の機器を増やしても安定して高速で通信が出来ています。
・長期間使ってみて
バッファローのWSR-2533HP3-BKはドコモ光のIPv6とV6プラスの性能を堪能するには全く問題なくしかも無線接続が非常に安定しています。使用を開始してから本体をリスタートする必要もなくNetflixなどが見られなくなったりする事も一度もありません。現在のインターネット回線の速度や無線接続の品質や安定度に不満がある方は一度回線周りとともに無線ルーターも含めて見直してみてはどうでしょうか。