
・高級な爪切りと毛抜き
爪切りや毛抜きなど大手のドラッグストアに置いてある安価なもので十分なクオリティな事もありまず買い替えなど考えていませんでしたが、あまりに長く買い替えていないのと高級なものはどれだけ凄いのか興味が出てきたのもあり貝印の少し高級な商品を試してみる事にしました。使い勝手や旧商品との違いなどを含めて書いていきます。
・貝印の爪切りと毛抜き
今回選んだのは貝印(KAIの表記です)の爪切りが2つと毛抜きが1つです。毛抜きは関孫六毛抜き(先平)で型番がHC-3505で先が細く平たいタイプで、爪切りは関孫六ツメキリ type 102の型番がHC-3502でカッター部は通常の湾曲形状になり、もう1つの爪切りがツメキリtypeW001(オレンジ)型番がKE-0109でカッター部はストレート刃になっています。
・関孫六毛抜き
これまでは特に不便だった事もなく安い物を使用していましたが今回少し高級な毛抜きにしてみました。
・旅行の必需品
毛抜きは旅行先でもっていけばよかった商品のトップに入る品かもしれません。海外旅行で特にアジア圏だとホテルのフロントにも毛抜きは置いてない事が多くすぐに手に入れる事も難しい事もあるので旅先には必ず持っていった方がよいでしょう。海外出張や友人と旅をする時に以前はiPodの充電ケーブルを持っているかを毎回聞かれましたが(しかもほぼ全員忘れてくる)スマホの普及でそれもなくなりどのホテルでもLightningケーブルと電圧変換プラグはすぐ借りられるようになりました。今は友人に限らず同じホテルの方など特に女性に旅先で聞かれるトップは毛抜きを持っているかで、2番目がガムを持っているかです。ちなみに毛抜きは英語でTweezersで爪切りはNail Cutterでも通じるでしょうがNail Clippersです。
・開封する
立派な毛抜きでサイズはかなり大きめで専用のケースが付属しています。先端にはゴムもついていてケース内でぶつかって音が出たり先端がズレないようにする配慮がされています。
・先端は先平形状
毛抜きの先端は先が細く平らなタイプで短い毛でもきっちりと掴みます。これまで毛抜きの先端の擦り合せは当たり外れくらいに思っていましたが、良いものは精度良くきっちりと作っている事を再確認しました。
・ケース付き
毛抜きなどはそのへんに放置していましたが、高級な毛抜きの先端は擦り合せなどをよりきっちりとしている事を考えると持ち運びや収納時にケースに入れて本体を保護する事は重要でしょう。
・古い毛抜きと比べてみる
毛抜きはそんなに使用するわけではないものの部屋の中でなくしたり出先で必要だったりして知らぬ間に数が増えていていました。部屋を探すと毛抜きが3つあり2つは海外で購入して1つは日本で購入したもので、まだ他にスーツケースなどの中に入れている分もあると思います。先が細いタイプはボディが大きくなる傾向なのか今回の先平が一番大きなサイズで作りもよいです。
・貝印の毛抜きだった
爪切りのシェアが凄い貝印製品ですが毛抜きも相当なようで手持ちの毛抜きの1つは同じ貝印のものでした。以前はKAIのロゴはエッチング加工か本体に掘っていたようで、この辺はコスト削減がはかられているようです。
・関孫六爪切り
爪切りは毛抜きと同じシリーズで同様のパッケージに入っています。プレミアム爪切りとMade in Japanの表記があります。貝印の爪切りは海外で人気で日本でもまとめ買いをする旅行客が多くいるようで、確かに日本の爪切りは安価なものでもとてもよく切れお土産にもちょうどよいサイズで人気なのもうなずけます。
・爪切り本体
爪切り本体の刃のパーツ毛抜きと同様にはステンレス製でテコ(グリップ部)は亜鉛ダイカスト製でクロムメッキ処理がされているのでメタル製の重量感と共に質感もよく高級感があります。よくあるテコ部分のやすりが本体横にあり平面部全体がヘアライン処理されていてより見た目がよいです。刃の形状はよくある通常の爪切りと同様の湾曲した形状になっています。
・切れ味はどうか
実際に爪を切ってみると以前の爪切りと比べると音が軽くパキっと鳴りながらよく切れます。このサイズと刃の形はもう洗練され過ぎているのか慣れているからか使い勝手はとても良いです。
・音楽家は爪をよく切る
楽器で特にギターやバイオリンなどの弦楽器を弾く方は爪を短くする必要がありこまめに爪を切る必要があります。切れ味のよくない爪切りを使うと爪の割れが起こりやすくなるのでミュージシャンこそよい爪切りが必須でしょう。プロのギタリストは爪は商売道具ですしネイルケアを欠かさず性別問わずマニキュアを塗る方もいるので、お気に入りの爪切りとネイルファイルなどは楽器ケースに入れておくとよいかもしれません。
・爪やすりが2種類
通常の爪切りの爪やすりは本体の平らな部分についていますが、この爪切りのやすりは湾曲かつU字の溝が付いた形状でケースに2つ内蔵されています。2つのやすりは左右粗さが違い本体の左が細目で右が粗目になっています。U字の溝の爪やすりは爪の形状に合わせたのでしょうが爪の先端だけを細い溝に入れてやすりがけするのにはかなりコツと慣れが必要です。
・旅行やアウトドアでの必需品
旅先に限らずキャンプや山登りなどのアウトドアやミュージックフェスティバルでもってくればよかったと必ずなるのが爪切りです。こればかりは他の物では代用が効かなず特に足の爪が刺さり気味になったまま歩き続けるほど辛い事はありません。海外で買うにしても形状が違ったり切れ味が日本の物ほどよくなかったりするので、アウトドア用のリュックやスーツケースには限らず爪切りを最低1つは入れたままにしています。この後に見てみたらアウトドアにしていた爪切りも知らずに貝印のものでした。スーツケースの中にもあるはずなのであと各2つずつは出てきそうです。
・これまでの爪切りと比べてみる
今まで使用していた爪切りは近所のドラッグストアで購入した安価なもので、かなり長く使用していても切れ味が落ちることもなく満足していました。今回の新品の爪切りと比べてしいて言うなら若干爪をより押して切る感触が大きいかな言った程度で今後は使う気にならないくらい劣っている事もなく基本的な製品クオリティの高さを確認しました。
・ストレート刃の爪切り
巻爪にはストレート刃がよく爪割れ対策には爪を細かく少しずつ切るのがよいのでストレート刃の爪切りも1つ追加する事にしました。こちらも同じ貝印ですがサイズは小さく低価格なものになります。
・本体
小型の爪切りは長く使用していませんでしたので久々のコンパクトな爪切りで旅行やアウトドア用などには最適なサイズです。安価な爪切りでも本当に作りもよく日本の文房具と爪切りだけは低価格な物も含めて世界最高水準だと思います。
・ストレート刃を使ってみて
以前は足の爪が刺さり気味になる事が多かったですが爪切りと靴の進化かすっかり爪のトラブルはなくなっていました。それでも足の爪はやはり切りやすいとは言えませんでしたが、このコンパクトなストレート刃だと足の爪もとても切りやすいです。爪が割れてやっと治りそうと思った時にパキっと服などの生地に引っかかり爪がまた割れて長引く事が多いです。爪の割れ対策にはストレート刃で細かく分けて切るのがよいので爪が割れやすい方はネイルケアと共にストレート刃がよいでしょう。
・今回の2つを比べてみる
通常の湾曲刃とストレート刃を比べてみるとかなり形状が違いこの2つを用途別に使い分けるのがよさそうです。
・まとめ
ドラッグストアにある安価な爪切りや毛抜きでも十分なクオリティではあるものの、やはり価格が上がると作りが格段によくなります。すぐ壊れたりするものでもなく長く使用出来ますしこの機会に少し高級な爪切りや毛抜きを追加してみてはどうでしょうか。