・ベースをより使いやすくする
ギターやベースのボリュームやトーンを絞った時の数値をわかりやすくするパーツを取り付けました。ノブとポットを取り外してからパーツの取り付けまでを説明します。
・ポインターワッシャー
今回使用するのはポインターワッシャーと言うパーツでカラーはニッケルです。ベースやギターのポットとノブの間に取り付けてノブの目盛りの数値がどこを指しているかわかるようにするパーツです。この手のパーツはなかなかストアにないので見かけたら多めに揃えてしまいましょう。
ポインターワッシャー(SCUD/Gotoh製のバルクパッケージ品と思われます)
・Fender Japan Precision Bass
使用する楽器はFender Japan P-Bass(プレベ、プレシジョンベース)です。プレベではノブに目盛りがないのではと思われるかもしれませんが、ノブはFender USA純正のストラトキャスター用のものに交換してあります。Fender Japan製のベースですが、ポット類もUSAのインチサイズに交換されています。
・ノブとナットを取り外す
ノブをクリーニングクロスなどで巻きつけて引き抜くとノブを取り外す事が出来ます。FenderもGibsonもノブはかなり硬く取り付けてあるので焦らずゆっくりと取り外しましょう。プレベのノブが元のメタル製のままなら横にあるイモネジをゆるめましょう。もしナットが回しづらかったりする場合はピックガードごと取り外して裏のポットを押さえながらやると良いでしょう。
・ポインターワッシャーを取り付ける
ナットを取り外したポットの軸にポインターワッシャーを通して載せます。この時にポインターを真上に向けたくなりますが、演奏中は斜めからノブを覗き込むのでベッド側に斜めに取り付けた方が目盛りが見やすくなります。
・ノブを取り付ける
ノブを取り付ける前にポットの軸を回して(この動作を忘れないように)最大にした状態でポインターにノブの10を合わせてノブを取り付けます。斜めにポインターが向いているのでベースを抱えた状態でノブの数値がすぐにわかるようになりました。
・ノブを回してみる
プレシジョンベースにポインターワッシャーを取り付けて演奏してみると角度を付けて取り付けただけに数値などこを指しているかすぐにわかるようになって操作しやすくなると共にボリュームやトーンが最大になっていないのがすぐわかるようになりました。プレシジョンベースに限らずジャズベースやストラトキャスターなどにポインターを取り付けるのもよいでしょうし、この機会に数値付きのノブに入れ替えてしまうのもよいでしょう。