【黒化計画】Fender Japanのプレベにブラックのハイマスブリッジを取り付けると音が締まります

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・ベースのブリッジを交換する

プレシジョンベースのブリッジをシルバーからブラックにする際にペラペラな鉄板を曲げただけのものから立派なメタルの塊のものに交換する事にしました。

・ハイマスブリッジ

今回用意したのはブラックのハイマスブリッジです。ブリッジ自体はメーカー名不明のバルク品でGotoh製のコピー品か中華商品のMusicallyあたりのものかと思われます。もう1つ大きいタイプのブリッジ(Gotoh 201B-4のコピー)もあったのですが、中がスカスカだったためメタルの削り出しっぽいこちらを選びました。


バルク品

【ベース改造】Fender Japanプレベにガリが出たのでビンテージ回路でポット類を全て入れ替えてパーツ黒化計画も終了しました

・4弦ベース用

ストアなどで見ると4弦と5弦用のブリッジの違いがわかりづらいので、間違えないように必ず確認しましょう。


調整用のレンチ付き


4弦ベース用ブリッジ


取り付けは5穴です

・Fender Japan Precision Bass

取り付けるベースはFender Japan P-Bass(プレベ、プレシジョンベース)です。カプリオレンジのプレベに似合うように少しづつパーツを黒いものに交換しています。元のブリッジはまさにFenderのペラペラの鉄板を取り付けただけの頼りないブリッジです。この薄い鉄板タイプのブリッジもさすがに古臭いとの声が多かったのか、最近はFender USA American Professional(アメプロ)だけでなくPlayer Plusなどのプレベも最初からハイマスブリッジが取り付けられています。

ブラックのネックプレートへの交換の記事はこちらです

ブラックのペグへの交換の記事はこちらです


いかにもFenderなブリッジです


比較するとかなり立派です

・ブリッジを取り外す

まずはベースから弦をはずします。ベース弦は高価なのと再利用で張るのも楽なためパーツ交換の度に交換はしないので切ったりはしません。弦を取り外すと取り付けのビスに楽にアクセス出来るようになるので5つの木ネジを取り外します。ブリッジはボディに載せているだけなのでネジさえ外してしまえばすぐに外れます。ハイマスブリッジには取り付けネジが付属していなかったので、取り外したネジをそのまま再利用します。


弦を取り外しました


ブリッジを取り外しました


取り付けビスはそのまま使用します


比べるとハイマスブリッジはごついです



・アース線

ボディ側から見慣れないワイヤーが出ていますが、これはキャビティ側からつながるアース(コールド)用のラインが飛び出ていて、弦やブリッジでアースが取れたりノイズが減るのはこのアース線のおかげなので間違っても引き抜いたりしないようにしましょう。


アース線なので抜かないように

・クリーニングする

ベースやギターのパーツ交換の時は最高のクリーニングの機会なので、ボディ、指板、ネックと全てをピカピカに磨きます。ボディはタートルワックス、ネック裏はギブソンポンプポリッシュを使用します。Fender Japanのプレベの指板はローズウッドなので、クリーニングにはジムダンロップのレモンオイルを使用して潤いも与えます。


ボディはタートルワックスで磨きます


ネック裏はギブソンポンプポリッシュを使用します

・アースが取れるか確認する

新しく取り付けるブリッジは鉄の塊なので通電はするはずですが、ブラックの加工がされているのでアースがきちんと取れるかを前もって確認しておきます。アナログテスターでアース線が触れるブリッジ裏側とサドル各部などが通電するのを確認したら用意は完了です。もし通電していない場合などはアース線が触れる辺りをサンドペーパーなどで磨いて通電するようにするとよいでしょう。


ブリッジの裏側


通電が確認出来ました

・ハイマスブリッジを取り付ける

ブラックのハイマスブリッジをベースに取り付けると元々プレベ側も5つ穴だったのもあり特にボディに加工をする必要なくポン付け出来る事がわかりました。プレベに付いていたビスをそのまま使用してブリッジを取り付けます。取り付けの際はまず平均的ネジを締め込んでいき最後は真ん中から外側へストレスと歪みを追い出すように締め込みます。

*この後にブラックの取り付けネジに変えました


ブリッジをベースに置きました


元の取り付けネジを使用します


ネジを締めてブリッジを取り付けました

・ハイマスブリッジで弾いてみて

ハイマスブリッジを取り付けて各ネジをきちんと増し締めしてから弦を張り直してプレベを弾いてみました。ブリッジがハイマスになり振動の伝わり方がよりダイレクトになり無駄な振動が減り、音のスピード感的な部分や響きがよくなったのがわかります。


ブリッジ取り替え前


ブリッジ取り替え後


黒パーツが似合います

・黒いネジを探す

Fender Japanは日本製ギターなので取り付けネジもミリサイズになりちょうど良いサイズ、特にブラックのものとなると毎回探すのに苦労します。その中でもFernandes(フェルナンデス)は細かいビスしかもブラックも出しているので助かります。元々使われていたFender Japanのビスのサイズを測るとエンドピンビス用が同じサイズなのがわかり揃える事にしました。エンドピン用のため1つ2つ入りだったので、3袋合計6本を用意して1つはネジ穴をなめた時ようの予備としました。


フェルナンデスのエンドピンビス


やはりネジがシルバーだと見た目の統一感がいまいちです


Fender Japan純正ビス


フェルナンデスのエンドピンビスは同じサイズです

・黒いネジと入れ替える

フェルナンデスのブラックビスをシルバーのものと入れ替えてハイマスブリッジの取り付けは完了です。ブラックパーツなだけにビスも黒くなると統一感がよりよくなります。音も締まりがよくなるハイマスブリッジは交換も簡単なので、カラーの変更も含めておすすめのパーツです

*ピックアップ取り付けビスも回路変更の時にブラックに交換しました


黒いネジと交換しました


より統一感が出ました





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