【レビュー】AnkerのBluetoothスピーカー SoundCoreの使い勝手の良さと連続再生時間が凄すぎる

– Anker SoundCore

モバイルブースターなどで有名なアンカーが発売したBluetoothスピーカーであるサウンドコアを長期間使ってみたので、充電バッテリーでの連続再生時間や使い勝手などを含め書いていきます。

– 充電池がお得意なメーカー


スマートフォン用のモバイルバッテリーなど充電系ですっかり有名になったAnkerですが、私もスマートフォン、タブレットの充電機器関連はAnkerの商品で揃えています。(Ankerのモバイルバッテリーのレビューはこちらこちら、急速充電器のレビューはこちら)そんなAnkerから小型のBluetoothスピーカーが出ると言うので気になっており防水のSoundCore Sportの方と悩んでSoundCoreの方を手に入れました。日本ではメーカー直販していないからかまだ日本語のサイトは無いようですが、これをみると日本での販売価格はかなり良心的のようです。

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パッケージはシンプルです

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開封します

– パッケージを開封

Ankerの他の商品と同様とてもシンプルで箱の大きさがほぼそのまま商品の大きさと言ってもいいくらいです。充電用のケーブルは同梱されていますが、充電器は付属されていないので別途USB対応の充電器が必要になります。

Ankerのポータブル急速充電器の記事はこちらです

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本体が現れました

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本体と青い小さい箱にはMicro USBケーブルが入っています

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本体と充電用のMicro USBケーブル

– 本体

本体は本当にコンパクトで片手で簡単に持ち上げられる事が出来るので、家の中や屋外でも気軽に持ち運ぶ事が出来ます。

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iPhone 6との大きさの比較

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前面にロゴが薄くプリントされています

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後もすっかりとしたシンプルなデザイン

– 端子や表示部分

本体を前から見て右側に接続端子類は収集しています。前からみるとボタン類も存在しないかのようなシンプルさとてもよいです。

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右横には充電用、充電確認用LED、ライン入力、マイク端子があります

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電源が入りBluetooth接続時は青のLEDが光ります



– Bluetoothによる接続

Bluetooth製品は10年以上前の携帯電話用のヘッドセットから始まり、PS3やスマートフォン用のヘッドホンなどかなりの数を使いましたが、接続の簡単さや安定性、バッテリーの持ち時間など満足いく製品はほとんどありませんでした。Bluetoothの規格自体も年々新しくなっていながら最近のPC用のマウスもたまに接続が切れるのでどそれほどの物か期待していましたが、これがビックリするほど接続も簡単で接続した後の動作もとても安定しています。iPhoneやiPadなどであればSoundCoreのスイッチを入れて、iOS上の設定からBluetoothへいけばすぐにAnker SoundCoreと出てくるのでタップするだけです。普段iPhoneを使っていますが、メインに使うスマートフォンに接続すると動画やアプリに切り替えた時に音楽が途切れてしまうので、iPod touch第五世代を音楽再生専用プレイヤーにしています。(iPod touch 5thのレビューはこちら)マイクが本体に内蔵されているので、スマートフォンと接続している場合でもそのまま通話も可能です。

– 24時間連続再生

バッテリー関連の商品が得意なだけにフル充電からの連続再生時間には期待せずにはいられません。過去にいろいろとあった充電系のオーディオの残念さとは違いAnker SoundCoreの充電池性能は本当に凄いです。購入した時に8~9割ほど充電されていて、特にフル充電せず部屋にいる時だけでなく出かけてる時でも音楽をかけっぱなしにしてましたが、充電が切れそうになったのは5日後で、まさか再生側であるiPod touchの充電が先に必要になるとは思っていませんでした。充電が切れそうになるとビープ音がするので充電が空になるまで再生してしまい急に音が消えてしまうような事はありません。

– 操作は簡単

Anker SoundCore本体には電源、音量の上下、再生、Bluetooth接続用と5つのボタンがあるだけです。再生ボタンがとても便利でこれを押せばプレイヤーを探す事なく音楽の再生の開始と停止が出来ます。SoundCore側のバッテリーが簡単に切れる心配がないので、音楽再生を止める時は本体の電源のオフはせず音楽プレイヤー側の再生を止めるだけにしてます。そうすると部屋に戻ってきてボタンを押すだけですぐ音楽が再生されとても便利です。

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Amazonの箱は最近限定物のがよく届きますが、今回はドラえもん仕様でした

– 音質や音量など

肝心の音質ですがフラットで聴きやすい方向にチューニングしています。重低音をドスドス鳴らすのではなく、部屋でリラックスする時に聴く音楽などに向いているかと思います。この辺の音の方向性もありバッテリー使用率をうまく節約しているのでしょう。音量自体も十分過ぎるほど大きくなるので、普通に部屋で使用する分には全く問題ないと思います。しいて言うなら小型なので左右のセパレーションからくるステレオ感が物足りないと感じる方もいると思うので、その場合は枕元とかではなくなるべく耳から遠くに置いて指向性をあまり感じないように使用するのがよいと思います。オーディオは真空管アンプやスピーカークラフトなど凝りましたが、これだけ気軽に音楽が聴け手元のプレイヤーで再生などの操作が出来るのは本当に便利です。



– 持ち運びに最高

充電式でないiPhoneやiPod用のスピーカーはコードがあったり再生機器自体をスピーカーに接続しておく必要があったので、別にリモコンが必要だったりしましたが、やはり曲を選択したり再生関連の操作全てが手元で出来るのは便利です。しかもAnker SoundCoreは小型なので状況合わせてベストな場所に移動させる事が可能です。BBQやイベントの時などでも外で気軽に使えますし、車中泊が好きな方で音楽は聴きたいけど車のバッテリーは使いたくないと思ってる方にもいいと思います。

– まとめ

期待していた以上の商品ってなかなかないですが、このAnker SoundCoreは操作や連続再生時間などどれを取っても満足いく品でした。値段自体も高くないですし、小型なBluetoothスピーカーを探している方にはおすすめします。

– 追記 1:新色が発売(2016年12月現在)

新色であるレッドの販売が始まり選択肢が増えたので、インテリアなどに合わせ色を選ぶことが出来るようになりました。

– 追記 2:さらに新色が発売(2017年7月現在)

レッドに続いて新色であるブルーの販売が始まりました。

– 追記 3:防水重低音対応の2つのモデルが発売(2017年7月現在)

防水対応で低音も強化された上位モデルのAnker SoundCore2と12Wから20Wへのハイパワー化で重低音が強化されこちらも防水対応のAnker SoundCore Boostが発売されています。Aknker SoundCoreは新色のブルーが追加されベーシックな人気モデルとして販売され続けています。

– 追記 2:新型が発売(2021年3月現在)

さらに新型のSound Core 3が発売されています。





【レビュー】AnkerのBluetoothスピーカー SoundCoreの使い勝手の良さと連続再生時間が凄すぎる」への6件のフィードバック

  1. 購入当初は3台(スマホ2台、PC1台)にペアリング出来たのですが現在スマホ1台のみしか出来ません。ペア設定したデバイスの名称は関係ありますか?現在はスマホをパソコンで確認した機種名507SHにしてみましたが「周辺にBluetoothデバイスが見つかりません」のメッセージで駄目でした。可能な1台のBluetoothのOFFはANKER側、ON状態でOFFにしてみたりしましたが駄目でした。教えて下さい。

    1. Bluetooth機器はは古い履歴などが残ると接続出来ない事がありますので、下の方法を試してみると直るかもしれません。
      ・SoundCoreと接続出来ている機種と接続された状態でSoundCoreのBluetoothボタンを1秒押し続けてペアリングをはずす
      ・以前SoundCoreと接続されていたもしくはこれから接続したい各機種からBluetooth機器の履歴(出来ればイヤホンなど他に接続した機器の名前も)を消してから各機種の電源を入れ直す
      これで一度全てのクリーンな状態にしてから再度接続を試してみるとよいと思います。

  2. 昨日、ankerが届いたので、iphone6ペアリングしようとしたのですが、ankerの青のLEDが点滅し認識してくれません。anker側のbluetoothの表示を1秒以上長押しすればよいようなのですが、点滅が治らずペアリングできません
    簡単な手順を教えてくれませんか?
    また、2台のiphoneを交互にペアリングができますか? ど素人ですみません

    1. Ankerと接続する機種の充電が十分されている事を確認してから、iPhone側は設定からBluetoothを選ぶと現在電源が入っていてペアリング前の機器が表示されるのでそれを選択します。もしiPhone側にSoundCoreと表示されない場合はAnker側の電源を落としてみたり、接続する側のBluetoothをAnkerの電源を入れた後や前に変えてオンにするとよいと思います。接続は1度されれば2度目電源を入れたら自動で接続され、接続されてる機種との接続をはずせば2台目のiPhoneにも接続出来ますし、私もMacとiPhoneとの接続を切り替えながら使っています。

  3. はじめまして。
    私もアンカーサウンドコアを大変気に入り使用しています。
    自動ペアリングについて教えて頂きたいのですがペアリング後ブルートゥルースをオフにしたらLEDが点滅をはじめますがその状態で再度ブルートゥルースをオンにした場合は自動ペアリングせずLEDが点滅したままでペアリングしません。
    デバイスで手動でペアリングすれば問題無くペアリングします。
    その他の通常使用時は自動ペアリングは問題無くペアリングします。
    デバイスはiPhone6 アンカーサウンドコア共に充電はしっかりしている状態です。

    1. お問い合わせありがとうございます。
      同様のBluetoothの切替操作をiPhone 6にて試してみましたが、同じようにAnker Coreとの接続が自動で戻る事はないようです。
      Anker SoundCore側の電源を落として使う時にスイッチを入れる場合は自動で接続が復帰します。
      その場合はiPhone 6側のBluetoothはオンのままでもオフからオンにしてもどちらの場合でも接続が復帰します。

      ご使用の使い状況からAnker SoundCore側のスイッチではなくデバイス(iPhone)側で操作したい場合もあると思いますが、iPhone上でiPhoneのサウンドの出力をAnker SoundCoreから内部スピーカーに切り替える事が出来ます。
      その場合はAnker SoundCoreのLEDが点滅状態になっていても再度iPhone側のスピーカーをAnker SoundCoreに切れかえると自動で再接続します。
      iOSのバージョンにもよりますが、画面の最下部から上にスワイプするとスピーカー出力の切替が出来る画面が出てきますので試してみて下さい。

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