【レビュー】Viewのこすって曇り止めが10倍長持ちするスワイプアンチフォグゴーグルで泳いでみました

・擦って曇りどめが復活するゴーグル

スイムゴーグルは消耗品なので長時間使用していると入れ替えるべきゴーグルがいくつか出てきます。Viewからこすって曇どめが復活する面白そうなゴーグルが出えいたので今回試してみる事にしました。ゴーグルとストラップの組み立て方などを含めて書いていきます。

・View Blade V121SAM

Viewは以前からBladeとBlade Zeroと言うレースモデルを販売していてどちらも愛用していました。今回購入したのはView Bladeで型番はV121SAM、レンズカラーはミラーモデルでCBLOR(レンズがコバルトブルー、ミラーがオレンジ)となります。


パッケージ

・スワイプアンチフォグ

ゴーグルのレンズの内側を指で擦ると曇どめが復活する新しいタイプの曇りどめです。他の曇りどめが長持ちするゴーグルとしてはSWANSやアリーナのプレミアムアンチフォグ対応のゴーグルなどがあります。元々View Bladeの曇りどめはかなり長持ち(特に最近のはそう感じます)するので、これの10倍となると相当長持ちしそうです。

プレミアムアンチフォグのゴーグルの記事はこちらです


パッケージ右側はゴーグルの説明があります


パッケージ左側は曇りどめの説明があります

・レンズはミラーのみ

購入した時はBladeもBlade Zeroもこのスワイプアンチフォグ対応だとレンズはミラーモデルしかありませんでした。本当は練習用には明るいクリアレンズかミラーでも明るめのレンズがよかったのですが、まずはミラーレンズから発売のようです。他のスワイプアンチフォグゴーグルを見るとクリアレンズのモデルもあるので待っていればいずれBladeとBlade Zeroのクリアレンズも発売される事でしょう。ミラーレンズは格好いいのでレース用にするのもありです。

明るめのミラーレンズとクリアレンズのView Bladeの記事はこちらです


ミラーと表示があるようにミラーレンズです

・コバルトブルー?

レンズカラー名にCBLとあり濃いめのブルーなのでコバルトブルーで合っているはずですが、Viewも型番だけじゃなくて色名くらいウェブに載せた方がよいでしょう。前はレンズの透過光率を含めたチャートがあった気がします。このミラーレンズの透過効率は18%となりゴーグルの中ではかなり暗めな方ですが、ブルーのレンズは明るめに見える傾向があります。


ベースのレンズカラーは(おそらく)コバルトブルーです

・付属品

パッケージを開けるとレンズ本体と付属品と説明書が出てきます。Bladeはストラップを自分で組み立てる必要があるので別になっています。鼻ベルトは元から付いているのを含めて5種類あるので自分の顔に合うように調整する事が可能です。


ゴーグル本体と付属品


ゴーグル本体、替えの鼻ベルト、ストラップ、ストラップの留め具

・鼻ベルトを交換する

View Bladeの鼻ベルトは非常に取り付けが硬く取り外す時にかなりの力が必要なので、ストラップを取り付ける前に交換してしまった方がストラップがねじれたりしないのでその後が楽になります。一度交換するとまた外すのが大変なので、間違ったサイズを取り付けてしまわない様にしましょう。先にレンズの保護のフィルムを剥がしてしまうと鼻ベルトを外す時にレンズが爪などで傷つきやすくなるので、ゴーグルが組み立て終わるまではレンズの保護フィルムは貼ったままにしておいた方がよいでしょう。


必要な鼻ベルトを切り取ります

・丁寧に切り離そう

交換用の鼻ベルトはプラモデルのパーツの様になっていますが、これを千切り取ってしまうとバリが出たり千切れ過ぎたりするので、ニッパーやなければ爪切りなどで丁寧に切り取りましょう。もしバリが出た場合はいきなりカッターで切ったりせず丁寧に面取りをしましょう。


鼻ベルトを交換しました

・ストラップを通す

ストラップは最初から通してあるスイムゴーグルもありますが、ストラップ自体は慣れればすぐ通す事が出来ます。私はストラップの留め具が下に来た方が好きなので説明書通りには組まずストラップをゴーグルの後ろから前に向けて通します。この辺は好みなので好きな方でよいと思います。


ゴーグルにストラップを通しました

・ストラップの留め具への通し方

ストラップを留め具に通すのがわかりづらいと思う方がいると思うのでアップの写真を載せておくので参考にしてください。留め具の外側は先に通さなくても組み立てられますが、通しておいた方が最後のストラップの残り部分の切り返しが細くなり調整も楽になります。


ストラップの留め具に通しました


留め具の部分のアップ

・ストラップを調整する

いきなりストラップを引っ張って固定せず、ゴーグルを顔にはめてストラップの長さを調節します。ゴーグルを顔に合わせてキツすぎず問題ないようであれば最後にストラップの留め具の部分を引っ張って固定します。View Bladeはノンクッションタイプのゴーグルなのでもしクッション無しのゴーグルが初めての方は少し慣れが必要なのでいきなり全開で泳がず一度プールでゴーグル調節の時間取るとよいでしょう。


ストラップを調節しました


留め具の部分のアップ

・完成

レンズを保護するフィルムを剥がしてゴーグルの完成です。


ゴーグルが組み立て完了しました

・水着と合わせてみる

せっかくなのでゴーグルを水着とキャップに合わせてみました。アリーナのウロコスキンのスパッツモデルとアリーナの3Dキャップがほぼ同色なので見た目はかなり良いです。

アリーナのウロコスキンの記事はこちらです


アリーナの水着とキャップと合わせました


水着はスパッツタイプでほぼ同色です



・Viewのイヤープラグ

せっかくなので同じViewのイヤープラグを取り付ける事にしました。ViewのイヤープラグはSWANSのストラップに通してしまうタイプと違い取り外しが可能なのでレースと練習で取り外したり複数のゴーグルと共有する事が可能です。SWANSのイヤープラグは最近ピンクなども出ているので、ゴーグルにカラーを合わせたりする場合はSWANSを選ぶのも面白いと思います。

SWANSのイヤープラグの記事はこちらです


Viewのイヤープラグのパッケージ


パッケージ後ろ側


パッケージを開封しました

・イヤープラグを取り付ける

取り付けは非常に簡単でクリップ部分をストラップにからめて止めるだけです。イヤープラグは取り外しが可能なのでゴーグルを組み立てた後にも取り付けることが出来て便利です。


イヤープラグ


ゴーグルに取り付けました


よく見るとスワイプアンチフォグのマークがあります

・View Bladeと比べてみる

View BladeとBlade Zeroが4つになったので並べてみました。いろいろと試しましたがView Blade以上のゴーグルはなかなかありません。レンズのカラーはBlade Zeroのミラーレンズに近くほぼ明るさは一緒です。

View Blade Zeroの記事はこちらです

・実際に泳いでみた

Bladeをずっと使っていたのもあり装着感はとても良いです。レンズの透過効率が18%と低めなので室内プールだと少し暗く感じますが色もブルーなので許容範囲でしょう。屋外プールで使用する場合はこれくらいの方が泳ぎやすいと思います。肝心の曇どめですが、スワイプアンチフォグでなくてもView Bladeは曇りづらい(毎回きちんとゆすぎ洗いをしています)のでかなり長時間泳いだいまでも全く曇ってこずスワイプする機会がまだありません。いずれ曇ってきたら追記をしたいと思います。

・まとめ

View Bladeは元々これ以上のゴーグルは無いと言っていいほど良いゴーグルで、それに曇りどめが長持ちと性能的には言うことの無い状態です。現状では色の選択肢が少ないので気に入った色があればとてもおすすめ出来るゴーグルです。





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