
・TYRの水着
ずっとレースでも練習でもSpeedoかArenaの水着を使用していましたが、たまには違うのにしようかと最近トライアスロンなどで人気のTYRの水着にしてみました。水着と一緒にキャップとドライバッグも揃えたので、使用感なども含めて書いていきます。
・今回揃えた商品
今回はTYR(ティア)のトレーニング用ローライズボクサー、ライクラキャップ、ドライバッグの3つです。ゴーグルは立ち寄ったショップに取り扱いがなかったので今回は他のにしました。
・水着:TEAM SHEVRON, LOW-RISE BOXER, 品番BFLWR-19S, カラーPU(パープル)
・キャップ:ライクラキャップ, 品番LCYN, カラーNP(フラッシュピンク)
・ドライバッグ:LIGHT DRY BAG, 品番LDBS7, カラーはOR(オレンジ)
・TYRって?
TYRと聞いてSpeedoやArenaに比べるとメジャーでないものの、最近プールでよく見かけるトライアスロン系やOWS(オープンウォータースイム)で人気のアメリカ・カルフォルニアのブランドです。練習でシリコンキャップを被っている方を見かけると大体TYRのロゴがありオープンウォータースイマーの方だったりします。最近では競泳用で着ている方も増えオリンピック金メダリストのケーティレデッキー選手やシモーネマニュエル選手などと契約してるメーカーでもあり、ちょうど開催された世界水泳で観られた方も多いでしょうし、最近ではスイム専門店でも取り扱いが増えております。
・トレーニング水着
普段の練習用の水着を買い替えたかったので、通常のボックスタイプの水着を選びました。ローライズタイプなので股下や腰の位置が低いですが、よくある競泳練習用水着にあるようにローライズ過ぎる事はないので、水泳体型でなくても履けるデザインかと思います。生産国が日本となっているので日本企画の商品かと思われます。スピードやアリーナも日本で展開している水着は競泳用のハイエンド水着を除いて日本やアジア地域向けの企画の商品になります。
・派手な水着
デザインは派手は方がやる気も出るのでその時にストアにあった中で柄が派手な物を選びました。一見すると派手に見えますが、プールに入って水に濡れる柄が目立たなくなりプールサイドではそれほど派手には見えません。
・水着のサイズ
サイズはアリーナがMであればMでよいと思います。スピードのトレインボックスは小さめなのでOを履いてる方はTYRであればLで入ると思います。これもその年のモデルによって違う事があるので、出来ればお近くのストアなどで試着される事をおすすめします。
・塩素に強い水着
練習用水着なだけに生地はポリウレタンを使用せずポリエステル100%で加水分解で長時間プールで使用してもボロボロになるのを防いでいます。生地自体はアリーナのタフスーツより薄く、スピードのトレインボックスと厚みも似ていてほぼ同一の生地感です。
・他のブランドと比べてみる
アリーナのタフスーツとスピードのトレインボックスとTYRの練習用のボックス水着を並べてみました。丈はアリーナ、スピード、TYRの順で短く、TYRのボックス水着はスピードのトレインボックスとほぼ同じ形です。丈が短すぎるのを避けたい方はアリーナのタフスーツのボックス水着がよいでしょう。
・ローライズボクサーで泳いでみて
生地が薄めなので泳いだ感覚としてはアリーナのタフスーツよりスピードのトレインボックスに近いです。丈も短めなので泳ぎ終わりにめくれている事もなく何度も使用しても生地が傷んでくる事もなく優れた水着だと思います。唯一残念なのは水着の紐が黒で地味過ぎるところで、このへんはスピードなどの方が細かい所まで気を使ってると感じました。
・ライクラキャップ
せっかくなので水着に合わせてキャップも揃えてみました。TYRのキャップはアメリカ向けだからかシリコンキャップが多いのですが、練習用なのでライクラキャップにしました。ライクラキャップとはスピードで言うところのトリコットキャップ、アリーナで言うところのテキスタイルキャップと要は水着素材で出来たキャップの事です。カラーは派手なネオンピンクでこれなら人に追いついても気づいてくれるかなとも思いこちらも派手なカラーにしました。
・他のキャップと比べてみる
同じ水着素材のキャップのアリーナのテキスタイルキャップとスピードのトリコットキャップを並べてみました。TYRのキャップが一番かぶった時に浅く耳はほとんど隠れない長さです。髪の毛が長かったりなるべく深めのキャップが好みの場合はスピードかアリーナにするとよいと思います。
・ライクラキャップで泳いでみて
通常の水着素材のキャップと同様に髪の毛が飛び出てくる事もなく、シリコンキャップの様に蒸れる事もありません。素材自体が伸びるのでかぶりやすく髪の毛が気になる女性などにも良いとおもいます。ちょっと丈が短めなので深くかぶりたい方や長い髪の毛をまとめたい方には向かないかと思います。
・ドライバッグ
水着を入れるバッグはいくつも持っていたのですが、防水系のドライバッグは持っていなかったのでこの機会にTYRのものを選んでみました。容量は10Lで水着、キャップ、ゴーグル、スイムタオル、プルブイを入れるくらいであれば十分な大きさで、大会会場に持ち込みが可能なサイズになっています。シームもきちんと防水になっているので濡れた水着類を入れてそのままリュックなどにしまう事が出来ます。
・ドライバッグを見てみる
シンプルなデザインでバッグの上部に口を閉めるためにワイヤーが入っており、クリップで止める事が出来ます。クリップの部分にフックも付いているので水を切るために引っ掛けておいたりする事が出来ます。底部のシームはアウトドアウェアなどに見られるような防水のシームになっており水が垂れてくることはそうないでしょう。
・水着などをドライバッグに入れてみる
今回のTYRの水着、キャップと新しいゴーグルをドライバッグに入れてみました。トレーニング用水着で小さい事もありかなりコンパクトにまとめる事が出来、これなら普段のかばんなどに入れても邪魔になりません。
・プルブイも入れてみる
普段プルブイを持ち運んでいるのでプルブイも一緒に入れてみました。本当はプルブイもTYRのにしようとしたのですが、欲しい物もなくいつも使用しているアリーナのプルブイ(プルキックプロ)にしました。このプルブイは非常にコンパクトなので持ち運びにも優れています。
・ドライバッグを使ってみて
泳ぎ終わった後に水着、キャップ、スイムタオルなどをプールの脱衣所などにある脱水機にかけたとしても完全には水分を取ることは出来ないので、その少し濡れている水着などを入れておくのにドライバッグは非常に優れています。そのままの状態で持ち運ぶのもいいですし、普段のかばんやリュックなどに入れても荷物が濡れることを避ける事が出来ます。普段の持ち運び以外でも濡れてはこまるスマホなどを入れて海岸に持っていくのにもよいでしょう。
・まとめ
TYRの練習水着にしてみて軽く泳ぎやすく塩素に強い素材で長持ちするので、人と少し違ったのを着たいと言う方にはおすすめの水着です。キャップはOWS系なためシリコンキャップを多用する方にはよいと思います。ドライバッグはきちんとした防水バッグで大会会場持ち込み可能サイズですし、水泳だけでなくアウトドア用にも使用出来るクオリティなのでおすすめです。いずれTYRのゴーグルも試してみたいと思っているので、手に入れたらここに更新したいと思います。