– 加水分解を防ごう
ゴムなどを使用している製品はどうしても放置しているとベトついてきます。これは加水分解と呼ばれる現象のせいで湿度の高い場所だとどうしても起こります。今回はスイムキャップを中心に長期保管方法を書いていきます。
– スイムキャップを長期保管してみる
最近あまり使わなくなったSpeedoのキャップがダメになる前にきちんと保管します。ゴーグルのスペアのベルトもちょっとベトついてきているので同時に進めます。
マイケルフェルプスモデルとファーストスキンキャップ。右のは旧ロゴ時代の古いキャップです。
Speedoのキャップのレビューはこちらです。
– 除菌ティッシュと除菌スプレーを使用する
よくある除菌ティッシュと除菌スプレーを使用します。除菌ティッシュは普通のティッシュなどと違い毛羽だたないので、磨くのに向いていて傘の取っ手やいろいろなベトつく部分に使えます。エタノールが加水分解に効くので成分表示を見てみましょう。除菌ティッシュのままでも平気ですが、手を除菌する除菌スプレーをかけるとより磨きやすくなるのでおすすめです。
まずはキャップの裏表をまんべんなく除菌ティッシュで拭きます。若干のベトつきはこれで取れるます。今回はベトつき始めていたゴーグルストラップがすっかりさらさらになりました。
– 仕上げにベビーパウダー
加水分解を防止するためには乾燥剤などもよいですが、防湿庫に入れると言うわけにもいかないと思うので、ベビーパウダーを塗って湿気を防止します。今回はピジョンのパフ付き固形のベビーパウダーにしてみました。パフが別売りなベビーパウダーが多く、合計だとあまり安くないので購入時に注意しましょう。
ピジョンの固形ベビーパウダーはパフ付きです。中の透明なフィルムは捨てないようにしましょう。
– ベビーパウダーを全体に塗る
普通のシリコンやゴムの商品であればまず色が付いたりする事もないと思いますが、まずは裏側や一部で試してみると良いと思います。私はまずは古いキャップから試してみて、問題なさそうだったので全部にベビーパウダーを塗ってみました。粉末のベビーパウダーはどうしても塗る時に飛び散るので、このピジョンのパフ付きの固形ベビーパウダーは塗るのも楽でおすすめです。
キャップとスペアのゴーグルストラップの全てを無事塗り終えました。
– また使う場合は
一度ベビーパウダーを塗ってから、再度キャップを使用してみましたが全く色など使っていた時と変わらずでした。入る前にシャワーを浴びると時にキャップをゆすぐとすぐ塗る前と同じ状態に戻ります。
– まとめ
長期使用したり放置しておくとどうしてもシリコンやゴム製品はどうしてもベトついてきます。除菌ティッシュで拭くとベトつきが取れる場合もありますが、最初からきちんと保管しておく方がいいです。ベビーパウダーは安いのでシーズンごとやあまり使わないスイムグッズは一気に塗って長期保管する事をおすすめします。