ページ目次
1:揃えたパーツ詳細
2:コントロールプレート組み立て
3:ピックアップとブリッジ
4:コントロールプレート配線
5:トレブルブリード配線
6:ピックアップ改造
7:パーツ取り外し
8:ブリッジ取り付け
9:回路パーツ取り付け
10:ブリッジ組み立て
11:クリーニングと最終調整
・フロントピックアップを直列対応にする
テレキャスターの回路を直列改造するのに一番肝心な部分と言うとピックアップのアーツ追加の改造です。これを忘れると直列化されないどころか回路がおかしくなります。Fender製に限らず直列化したい時はピックアップ自体が改造可能かも調べておくのが重要です。
左ワイヤーを切断して右(真ん中)の半田部分からアース線を引き出す必要があります
アース線を用意します(キャビティを通すので長めにしておきます)
・ピックアップ用の配線をする
これまで配線したコントロールパネルからピックアップに繋がる線を取り付けます。キャビティから直接ピックアップから出る配線をポットなどに接続してもよいのですが、ここでもカプラー化してパーツを取り外しやすくします。Fender製のリアピックアップから出ている青線が短いのもありどのみち追加の線は必要になります。
・リアピックアップへの配線
フロントピックアップ同様にリアピックアップへの配線もカプラー化します。ピックアップの配線はすぐにわかるように同色のケーブルで組むと接続の時に間違える事がありません。
・ピックアップの配線をカプラー化する
前後のピックアップにカプラーを取り付けます。フロントピックアップに追加したアース線にはラグを取り付けます。
*カプラー部分がキャビティを通らない場合があるのでピックアップをギター本体に取り付けてからにした方がよいです
・回路に接続する
プレートの上に半田付けした回路にピックアップを接続して通電の確認をします。アース線はギターのキャビティ内などに接続して準備は完了です。
・アンプに繋ぐ
ギターシールドをジャックに刺してアンプにつなぎます。弦とピックアップが接してなく音はしないので、ピンセットやドライバーなどの金属でピックアップのポールピース(リアの丸い部分)などを軽く叩いてアンプからの音が変われば通電確認は完了です。ケーブルはNEUTRIK(ノイトリック)のスイッチ付きのサイレントプラグを使用するとケーブルの抜き差しの時にノイズが出ません。