【レビュー】シリコンパワーのUSBメモリーMarvel M-01 128GBが格安だったのでアップグレードしました

・シリコンパワーのUSBメモリー

USB3.0の32GBのUSBメモリーを長く使用していて最近は128~256GBの価格も下がってきていたので、そろそろアップグレードをと考えていたところちょうど128GBのセール品あったので購入してみました。今まで使っていたUSBメモリーとの比較やスピード計測などを含めて書いていきます。

・Sillicon Power Marvel M-01 128GB


今回購入したのはSillicon Power Marvel M-01の128GBです。USB 3.1Gen1対応でアルミ筐体のコンパクトなUSBメモリーです。USB3.1Gen1とは要はUSB3.0の事で、USB3.0から高速化されているわけではなく、パッケージもそのままUSB3.0と記載されています。セール品でしたが、パッケージは日本語になっているので国内流通物と考えられます。


パッケージ


パッケージ後ろ側

・開封する

SDカードなどと同様のハサミで切らないと商品が取り出せないパッケージになっています。この手のパッケージは内側に説明書や注意書きなどが記載されている事があるので綺麗に開封した方がよいでしょう。Marvel M-01本体はコンパクトなデザインで長さは65.3mmで通常のUSBメモリーより少し短いタイプになります。


コンパクトなデザイン

・Marvel M-01を見てみる

本体はコンパクトで見た目もよくアルミ筐体なので放熱性はよいと思われます。端子はUSB3.0なので青になっています。使用した時に外したキャップを本体後ろ側に取り付ける事が出来ないので、キャップをなくしやすくそこだけが残念なポイントです。


キャップをはずしました


USB3.0の証の青いUSB端子です

・ピコドライブ32GBと比べてみる

これまで使用してたグリーンハウスのPicodrive F3 32GBと比べてみます。Picodriveは通常のUSBメモリーサイズで、特にこれまでトラブルもなくメインで使用していました。


右側がPicodrive 32GB


長さがかなり違います

・偽物に注意

これまではグリーンハウスのPicodriveやハギワラシスコムの8GB、16G、32GBのUSBメモリーを使用し続けていました。なぜ日本メーカーの物を選んでいたのかと言うと、以前海外で欧米の有名ブランドのUSBメモリーのコピー品や偽物をつかまされた事があるからです。それ以来SanDiskなどの有名メモリーブランドの物は避けコピー品や偽物が少ないであろう日本のメーカーの物を店舗で購入していました。ただ、店舗で日本メーカーのUSBメモリーをあまり見かけなくなり、今回は以前より一度試してみようと思っていたシリコンパワー製を選んでみる事にしました。最近はUSBメモリー自体が安くなった事もありほとんど偽物は無いと思いますが、オンラインショップなどで変に安すぎる商品などは気をつけた方がよいでしょう。

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・スピード計測をしてみる

スピードチェックは速度を測るのも重要ですが、最高記録を目指しているわけではなく、USB3.1ならそれに対応したきちんと通常の動作をしているかの動作確認のために行います。特にMacとWindowsの両方で使用したい方などはMacでもスピード計測をしておくとファイルの読み書きが出来ていると言うことなのでテスト書き込みをせず使用する事が出来ます。使用したソフトはMac用のAmorphousDiskMarkでWindows用で有名なCrystalDiskMarkと同一の見た目のストレージスピード計測ソフトです。

・Marvel M-01のスピード計測

Macは特にOSをクリーンインストールしてUSB3.0ポートに直接さしたなどしておらず、普段使用しているMacにUSB3.0ハブ経由で計測しました。計測のためにセットアップすれば多少結果は変わるかもしれませんが、動作確認が目的なので計測結果は参考程度にしておいてください。USBメモリーはMacとWindowsの両方で使用するため

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FAT32でフォーマット


exFATでフォーマット



・Picodriveを見てみる

このPicodrive F3 32GBは長い間使用しましたが、USB3.0対応の初期のUSBメモリーながら一切トラブルはなくとてもよい商品です。以前の様に店舗に商品があったら128GBのを選択肢に入れていたと思います。


通常のUSBメモリーです


キャップをリア側に取り付けました


USB端子側

・Picodriveもスピード計測をしてみる

せっかくなので最後にPicodriveのスピードもチェックしてみます。シリコンパワーMarvel M-01と同じUSB3.0対応のUSBメモリーで容量だけが違います。PicodriveとMarvel M-01のスピード計測の結果を見てみると若干Picodriveの方が速いようですが、実際に使用したらほとんど体感はしない誤差かと思います。


Picodriveのスピード計測

・実際に使ってみて

クラウドが進化したのもあり最近はそれほどデータ自体を持ち運ぶ事がなくなっているのもありますが、通常にデータを移動するのに使用するにおいて全く問題ありません。USB3.0以降はデータの転送速度も十分速いですしデータの書き込みでのストレスもありません。

・外付けSSDのすすめ

USBメモリーと同時期に購入したバッファローの外付けSSDは名刺サイズでコンパクトでありながら激速かつ240GB~1.9TBと大容量で価格自体も下がっているので、もしより大きい容量を持ち運ぶ方にはとてもおすすめです。外付けSSDの転送速度は同じUSB3.0のポートを利用してもUSBメモリーとは比べ物にならないほど速いので、4K/8K動画を編集したりデジカメをRawで大量に撮るなど大容量データをよく持ち運ぶ方は外付けSSD、それほど大きいデータの移動を必要とされてない方は格安なUSBメモリーと使い分けをするのがよいでしょう。

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・PS4で使用する時の注意

USB3.0の機器は2.4GHz帯のノイズを出す機器が結構あると言われ、USB端子やハブなどに挿しっぱなしにするとBluetoothや無線マウスなどに影響を及ぼす事があります。実際に今まで使用していたPicodriveをPS4につけっぱなしにしたらDS4コントローラーがご動作をして原因に気がつくまで非常に困りました。バッファローの外付けSSDはPS4に付けっぱなしにしても問題がないので、USB3.2などの商品はノイズ対策をしているのでは無いかと思われます。もしワイヤレスマウスやBluetooth機器などの調子がよくなかったらUSBメモリーも含め周辺機器を一度外してみたりノイズ対策をしてみるとよいでしょう。

・まとめ

USBメモリーはその時により格安になる容量が違います。64GB〜256GBの物は価格もこなれてきてセール品などでは以前では考えられない価格になっている事があります。底値で毎回買うと言うのは難しいですが、ストレージ機器は長く使用しているとトラブルの原因にもなるので、一定の期間で新しいものに入れ替える方が安全にデータを保護出来るので、この機会により容量の大きいUSBメモリーを選んでみてはどうでしょうか。





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