【レビュー】Op/Techクラシックストラップは斜めがけにも出来て重めのカメラにも対応しています

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・ストラップ選び

カメラを購入して付属のストラップを使うのもよいですが、より快適に使いやすくと撮影がはかどります。そこで悩めるのがどのストラップが自分のカメラ本体と撮影スタイルにあっているかです。

・Op/Techクラシックストラップ

今回購入したのはOp/Tech(オプテック)クラシックストラップでカラーはネイビーです。かなり長めに調整可能なため斜めがけも楽に出来る長さで、ショルダーパッド部分の素材はネオプレーンでクッション性が高く重たい機材に対応出来るようになっています。

・似たモデルに気をつける

Op/Techは多数のストラップを出していて似たようなモデルがあるので、長めに調整して斜めがけなどにしたい場合は必ずクラシックストラップ(63.5-129.5cm)を選びましょう。名前に釣られてスーパークラシックストラップ(85-116cm)を選んでしまうと少し短くぎりぎり長さが足りなくなる場合があります。


クラシックストラップです


銀一が販売している日本正規品ですが、代理店経由だとなぜRODEのマイクがあんなに高くなるのでしょうか

【レビュー】ピークデザインのスライドライトストラップにストラップリングガードを自作してSONY α7Cに取り付ける【レザークラフト】

・選んだ理由

普段は自作のレザーストラップや登山用ロープストラップを使用しているのですが、Canon EOS RPはリング式ではなくスリットになっていて取り付けづらいからです。あとはEOS RPは軽量とは言えフルサイズでレンズも重たくなってくる事も考えて1kg以上の重量に耐えられる安心なストラップにしたかったのが理由です。キャノンのカメラだと取り外しを考えてピークデザインのアンカーなどを使用している方も多くいます。


ループ式です


取り外し可能なコネクターです


パーツはOp/Techの各ストラップで共通になっています

・作りはアメリカン

開封してみると糸がほつれていてさすがアメリカンとしか言いようがありません。価格はかなり低めのストラップなのでこの辺は気にしてはいけないので自分で綺麗に切りましょう。


大きくほつれています


裏側も同様にほつれています

・優れたシステム

Op/Techは米国製のストラップで大手家電専門店などならまず置いてあります。価格もそれほど高くないのに作りは頑丈です。そして接続パーツ類が共通な優れたコネクターシステム構成になっているので、自分用にカスタマイズしたりパーツがヘタってきたら入れ替える事などが可能になっています。お手持ちのOp/Techのストラップが斜めがけするには若干短かったり、逆に長すぎる場合はストラップを買い換える必要もなくパーツを入れ替えるだけでカスタマイズする事が出来ます。


組み立て式のストラップです


コネクターは3/8ウェビングです


パッド部分をはずして組み立てたり


パッドだけで組み立てたりも出来ます

・他のOp/Techストラップとの比較

同じOP/TECHのBin/Opストラップもコンパクトカメラ用に使用していたので比べてみます。ストラップをカメラに取り付けるパーツが違います。コンパクトカメラには最適ですがフルサイズミラーレスにはさすがに厳しいです。こちらはコンパクト用のためクラシックストラップに先端のパーツはそのままでは取り付けられないようになっています。


クラシックストラップの方がかなり大きめです


取付部が違います

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・ネオプレーンのストラップ

楽器のベースとギター用にコンフォートストラップを使用しています。これが激太のネオプレーンが使用されていて重たいベースでも非常に快適に演奏が可能になります。カメラ用と比べるとさすがに大きさが違いますが、ネオプレーン製のストラップはカメラ用でも使いやすくおすすめです。


楽器のペース用ストラップ

・EOS RPに取り付ける

キャノンEOS RPのストラップ取付部はスリットになっていてストラップの先端がリングのタイプだと取り付けづらく、今回のOp/Techクラシックストラップの様なループ式の方がそのまま取り付けられます。ただ、ループ式は取り付けと取り外しが面倒になるのでボディに付けっぱなしになる事が多くメンテナンスの時などに邪魔になります。


Canon EOS RPです


ストラップの取付部がスリット式です


自作のストラップはリングで取り付けるタイプです


リング式を取り付けたいと思っても


取り付けるにはパーツの追加が必要です


ループ式の方がスリットとは相性が良いです



・ニコン巻きにする

ループ式のストラップの場合はニコン巻きにすると長さ調整をして余った部分が外に出ないのでおすすめす。報道巻きと言われる古くからあるストラップの取り付け方法で他のフォトグラファーから巻き方をチェックされて一目置かれるかもしれません。スリット式の場合は何度もストラップを取り外す事はないと思うので最初に取り付ける時に少し時間をかけてニコン巻きにしてしまいましょう。


下がニコン巻きです


左側に取り付けました


左右に取り付けて完成です


ストラップの余りが飛び出していません


これで重たいレンズでも安心です

・パッドを取り外せる

コネクター部が共通で左右のオスメス(これもポリコレで叩かれてなくなりそうな言い回しです)部分が逆になっているので、ストラップを取り外すとコネクター部をぶら下げる必要がなく左右を接続してカメラを傷つけづらくなります。ただ、カメラバッグでカメラを持参する人は撮影前に必ずパッド部を組み立てるか持って行くのを忘れないようにしましょう。


保管や移動時はパッドを外せます

・クラシックストラップを使ってみて

好みの分かれるキャノンのストラップ取付部ですが、一度Op/Techのストラップを取り付けてしまうとネオプレーン素材のパッドが優秀なのもあり肩と首への負担が少なく長時間の撮影でも集中する事が出来ます。ニコン巻きはストラップの余り部分が飛び出す事もなく見た目もスマートになるのでこの機会に試してみてはどうでしょうか。





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