・ブラックボディも揃える
ミノルタのフ機械式フィルム一眼レフカメラSR-T101のシルバーを愛用していて、修理と整備にも慣れたのもあり色違いのブラックも探すことにしました。
・minolta SR-T101 Black
今回手に入れたのはミノルタミノルタのフィルム一眼レフカメラのSR-T101ブラックです。ミノルタSR-T101はマニュアルでの撮影が必要になりますが、開放測光で自動絞りで撮影が出来るのでファインダーが明るいまま撮影が出来ます。ミノルタSR-T101はとても使いやすいカメラで初めてのフィルム一眼レフカメラにもおすすめです。
・ジャンクカメラ
ブラックのSR-T101はたまたま通りがかったカメラ屋に置いてあったジャンクカメラです。このカメラは箱に放り込まれていたわけでなく棚に置かれていたのもありボディも綺麗でした。店に言って電池を入れさせてもらうと露出計の針は動きませんでしたが、シャッターは切れました。ミノルタSR-T101はプリズムが腐食しない作りになっていて整備も比較的楽なのでジャンクカメラの修理にチャレンジする場合にもおすすめのカメラです。露出計の針は他のパーツに触れていただけで、この後あっさり完動品になりました。
・全体を見てみる
このSR-T101ブラックは全体的に綺麗で不足しているパーツも見受けられません。シャッターをチャージすると各速度でシャッターも切れ、巻き戻しクランクなども問題ありません。古いカメラで長く放置されていたと思われるだけに、フィルム室のモルトなどは交換する必要がありますが、軽整備で撮影出来るようになりそうです。この後露出計も動くようになりましたが、露出計が動かなくても機械式カメラのためマニュアルカメラとして撮影は可能なのでシャッターさえ切れたら購入してしまうのもありでしょう。
・電池を入れる
ミノルタSR-T101で使用する電池はMR-9(H-D)で現在販売されていないので、互換電池の625GやMR-9アダプターとSR43を組み合わせてると使用可能になります。電池蓋とともに電源スイッチも底面にあるので、使用する際は電源スイッチを入れ忘れないようにしましょう。(電源は入っていなくても撮影は可能です)ミノルタSR-T101の電池ボックスは電池蓋を奥まで閉めると100均などで手に入るLR44でも使用出来ます。撮影時はより特性がカメラ向きなMR-9アダプターと酸化銀電池のSR43の組み合わせかSR44を使用して、整備修理中はアルカリボタン電池のLR44を使用するとコストを下げられます。
・レンズを取り付ける
最初にミノルタSR-T101に取り付けるレンズは同時期のMC名義で標準画角のMC Rokkor 50mm F1.4にしました。MC Rokkor 50mm F1.4はミノルタXEとセットで手に入れたレンズで新品かと思えるほど綺麗な状態です。
・シルバーと並べてみる
ミノルタSR-T101はレンズとボディを黒一色で揃えるとこれまでのシルバーとはかなりイメージが違います。カメラはシルバーかブラックのどちらが良いかと言うのは時代によって違いますが、Leicaも含めたクラシックカメラだとブラックが高級なイメージで、デジタルカメラの場合はシルバーがおしゃれと言ったところでしょうか。
・修理の用意は完了
見た目もよく所有欲を満足させるカメラだと撮影する情熱もより上がります。基本的な部分が動くのを確認したミノルタSR-T101で撮影自体は出来てしまいそうですが、最初の撮影の前によりよい状態にするため清掃と整備を済ませてしまいます。