
・LEDライト化する
火災防止にと電源タップなどコード類、そしてクリップライトは交換したのですが、調べるといくつか蛍光灯バルブなどを使用しているライトがあったので、この機会に全てLEDライト化する事にしました。ランプシェードやペンダントソケットなどを組み立てて取り付けたので、使い勝手などを含めて書いていきます。
・ランプシェードとLED電球
今回用意したのはYAZAWAのペンダントソケットの1灯用でカラーが白と黒の1つずつで型番ICLS1で、ペンダントセード(シェード)は同じYAZAWA製のを2つです。LED電球はE-アイリスオーヤマのLED電球は100形相当の電球色、型番はLDA15L-G/W-10T5と、E-Bright(オーム電機)の60形相当の調光器対応タイプです。電球はどちらもE26金口用で、ペンダントソケットの天井への取り付けは引掛シーリングプラグです。
・ライト取り替えセット
天井のライトを取り替えるには基本的にペンダントソケット、LED電球、ランプシェードの3つが必要です。天井へは大体同じタイプの取り付け口だと思うのでまずはどのタイプかを調べるとよいでしょう。天井埋込式のライトだと交換が出来なかったりしますし、ライトむき出しでよければランプシェードの必要はありません。
・ペンダントソケットホワイト
ペンダントソケットでコードは白です。LED電球は別売りなので別途用の必要があります。1灯用なので電球は1つのみの取り付けになります。最近のLED電球は明るく光の拡散もよいのでほとんどの環境で1灯用で十分でしょう。
・ペンダントソケット本体
ペンダントソケットは天井に取り付ける引掛シーリングプラグ、コード、電球ソケット、チェーンの電源スイッチで構成されています。透明のパーツはコードを束ねるアジャスター(ホルダー)です。使用の際はコードなどそのままにせずばらしてからにしましょう。
・コードの長さを調整する
コードの長さは90cmなのでかなりの高さの天井に対応します。コードをまとめるホルダーパーツが付属しているのでそれでコードの長さを調節します。コードは短い方が邪魔ではなくなりますが、電球の取り付けと掃除は面倒になります。この辺はバランスでよいと思いますが、確実に長さを決めてから取り付けたい方は電球を取り付けない状態で長さを先に調整してしまうとよいでしょう。
・調光器対応LED電球
ライトを取り付ける箇所は調光器付きなので、E-Brightの調光器対応のLEDライトを選びました。補助的に使用するライトなので60形相当の電球色を選びました。E-Brightはオーム電機のブランド名で価格はかなり低く抑えられています。
・パナソニックのLED電球と比べてみる
パナソニックのLED電球と比べてみるとE-Brightの方は少し大きいです。E-BrightのLED電球はロゴなどの表記はなくコスト削減に力を入れているようです。
・和紙のランプシェイド
最近レストランなどで紙の変わった形や球状などのシェイドをよく見かけます。こちらは全体を覆うタイプではなく通常の傘の形状で和洋の融合のデザインです。下半分が開いているのでライトがより明るく交換も楽になります。YAZAWAではシェードではなくペンダントセードと記載しています。
・シェードとペンダントソケットを組み立てる
ペンダントソケットにLED電球を付け大体の長さにコードを調節したら、ペンダントソケットをランプシェードに取り付けます。もし壁のスイッチがない天井のライトでしたらLED電球は後で取り付けた方が安全です。
・古い蛍光灯バルブを取り外す
蛍光灯バルブが調光機能対応(以前は実現不可能と言われていた)になった時に入れ替えたライトです。さすがにもう古いので取り外す事にします。光量自体は問題ありませんでしたが、3つも電球の必要はありません。
・LEDライトを取り付ける
まずは壁の電源を切り、可能であればブレーカーも落としライトの電源は切った状態でペンダントソケットの取付部を天井に取り付けましょう。大体の家庭の天井の取り付けソケットはカチッと回して固定する引掛シーリングプラグ用になっていると思います。取り付けはとても簡単でプラグをソケットに挿して回すだけでペンダントソケットが固定されます。
・動作確認をする
取り付けたら万が一不良品や取り付け不良で破裂などする場合を考えて、周りにいる全員をライトの近くから離し壁の電気のスイッチを入れます。つかない場合はペンダントソケットのスイッチが入っていないので、再度壁の電源を切ってからペンダントソケットの電源を入れて壁の電源を入れます。これでライトが点灯すれば通電自体は完了です。一応電気を長時間つけっぱなしにして変な匂いや熱を持っていないかを確認しましょう。
・調光をためす
調光機能対応たのでライトの強弱を調整してみると問題なく調光しました。特に調光の必要がなければ壁のスイッチを交換しますが、これは電気屋でないと出来ない事になっています。
・コードをまとめるには
コードを短くした時の余った部分が気になる方もいると思います。その時は同じYAZAWAから出ているコードリールを使用するとコードを巻き取ってまとめられるので、コード周りの見栄えが綺麗になります。コードをまとめると熱を持ちやすくなるのと特に見た目も気にならない程度だったので今回はそのままにしました。
・もう1つのランプシェードとライト
今回は2つのライトを交換するので、もう1つのライト交換に取り掛かります。ペンダントソケットは同じ物の色違いですが、シェードを布のタイプにしました。こちらもYAZAWAの商品でペンダントソケットの取り付けの相性も問題ありません。
・ペンダントソケットブラック
白い方のペンダントソケットと全くの同型の1灯用で、ソケットも通常の電球用のE26です。コードは壁紙や天井の色や部屋の雰囲気に合わせて決めるとよいでしょう。
・ペンダントソケット本体
こちらも先程と同様にコードの長さの調節をします。ライト自体はそれほど重量はありませんが、コードのホルダーはきちんと取り付けるようにしましょう。
・アイリスオーヤマのLED電球
最近人気のアイリスオーヤマのLED電球です。100形相当の明るいLED電球で価格がかなり抑えられていて売上は一位のようです。アイリスオーヤマは便利で面白い商品を数多く出していて勢いがあります。
・パナソニックのLED電球と比べてみる
アイリスオーヤマのLED電球はパナソニックの物に比べると少しサイズが大きいです。アイリスオーヤマのLED電球は低価格なので人気がありますが、実は消費電力やワット数はパナソニックのLED電球の方が少ないです。パナソニックのLED電球の価格は若干高めなので、省エネとバランスでどちらにするかを選ぶとよいでしょう。
・もう1つのライトシェード
もう1つのシェイドは麻のような布生地でシンプルなデザインのものにしました。こちらもYAZAWAの商品なのでペンダントソケットが取り付けられます。シェイドも低価格で見た目がよいものはそれほど種類がなく売り切れている事があるので、時間の余裕を見て注文などをするとよいでしょう。
・LED電球を取り付ける
アイリスオーヤマのLED電球をペンダントソケットに接続してシェードに取り付けます。シェード自体の素材が和紙のタイプより分厚いので少し明るめのLED電球を選ぶとよいでしょう。ペンダントソケット部は金具にきちんと固定してシェードが落下しないようにしましょう。
・古い蛍光灯を取り外す
今時まさかの丸型の蛍光灯で動作に問題はないものの取り外します。取り外す際はコード側も壁側も電源を切ってからにしましょう。
・LEDライトを取り付ける
こちらも先程同様ソケットを天井に取り付けるだけです。ライトの高さを変えたい場合はコードの長さをちょうどの高さになるように調整します。これで最後の蛍光灯かと思わせてキッチンだけ長い蛍光灯が残っています。長いタイプの蛍光灯そのまま入れ替え可能なLEDも出ているのですが、グローなど取り外して工事してしまった方が安全で確実です。
・動作確認をする
こちらも電源を入れライトが付くことを確認したら長時間使用して問題無いかを確認します。シェードもシンプルですしシェード自体が光をかなり遮るので横方向へはやさしいライトとなり光量も含めてよい感じに収まり60形ではなく100形の電球色にして正解でした。
・ライト交換をして
LED電球はとても進化して以前より熱をもたなくなりました。これはより安全になったと言う事で電球だけの交換でも効果は高いと実感しました。ほとんどの家庭がすでにLED電球化をしていると思いますが、もしまだ蛍光灯どころか白熱電球などを使用されている方がいたら、LED電球は熱もそれほどもたず安全ですし電気代の節約にもなるのでこの際にLED電球に変更する事をおすすめします。