
– 半田ごての小手先を新しくする
半田ごては基本的に半田をつけるために使います。真空管アンプやカメラの修理などで半田ごてを使用していましたが、レザークラフトの革の切断面(コバ)の処理でワックスをかけるのに使用するので、現在使用している半田ごてにコバワックス専用のを追加しました。ついでに長期間使用して交換していなかった半田用のも新しくしましたので、使い勝手などを含めて書いていきます。
– 新しい小手先
半田ごての小手先には様々な種類があります。半田ごてによってサイズは違いますが、今回は径4mmの長さ75mmの物にしました。電子工作工具の大手であるgoot(太陽電気産業)の商品でシンプルな金属の方(型番T-48B)をレザークラフトのワックス専用にし、根元が黒く処理されている方(型番RB-475B)を通常の半田付け専用にしました。ちょうどよかったので同時にヒートクリップも手に入れました。gootの製品は半田ごて以外の工具も使いやすくホットボンド(ホットメルト)なども使用しています。
– 半田ごて
半田ごてはペン型のを長期間使用しています。特に不具合はないのですが、この半田ごて手に入れてから小手先を変えていなかったので、この機会に新品にする事にしました。
– 半田用の小手先を交換する
交換は非常に簡単でイモネジのようになっている取り付け固定ネジを緩めるだけです。交換してみると古い方はかなり傷んでいました。
– レザークラフト用の小手先に変更
ワックスの熱入れ用にアイロン型の小手先もあるのですが、適当なのがなかったのでシンプルで安価な小手先にしました。こちらはシンプルで金属そのままの見た目の小手先ですが、もう1本のと同様に表面の処理などはされています。
2つとも同様の表面処理がされていて、清掃の方法なども表記されています
– 使い勝手
新しい半田付け用の小手先はやはり半田の付きもはがれもよくもっと早くに交換しておくべきだったと再確認しました。古いカメラの配線修理をする時は配線自体が古くなっているので熱をかけすぎないヒートクリップは必須です。レザークラフト用にした小手先もコバワックスを溶かし革に熱入れするにも全く問題なくかなり焼付の効率があがりました。
– まとめ
半田ごての小手先は長年使用しているとどうしても劣化してしまいます。削ればある程度復活はしますが、小手先はそれほど高くないので新品に交換する事をおすすめします。