【レビュー】日立のドラム式洗濯乾燥機BD-SG100Eは大容量かつ静音性が高く機能も十分です

・ドラム式洗濯機

ドラム式洗濯機もかなり普及し選択肢が増えてきました。ドラム式が出たての初期の頃から使い続けてさすがに古くなったので、日立の新型ドラム式洗濯乾燥機に入れ替える事にしました。取り付けの際の注意点や使い勝手などを含めて書いていきます。

・HITACHI BD-SG100E

今回購入したのは日立のドラム式洗濯乾燥機BD-SG100Eのカラーはホワイトとなります。日立の中では洗濯10Lに乾燥6Lのスタンダードな部類に入るモデルかと思いますが、通常の家庭で使う分には必要十分な機能が備わっています。


設置しました


10Lなので本体は大きめです

・古い機種と比べてみる

今まで使用していたのは古い東芝のドラム式洗濯乾燥機です。ドラム式が出たての頃に購入した品でかなり長持ちしてまだ普通に使用は出来たのですが、さすがに古く音が大きくなって来たので入れ替える事にしました。


東芝のドラム式洗濯乾燥機は今回の日立の物より若干コンパクトです


細かい部分が錆びてきていました

・大型家電の引取

家電リサイクル法が出来たので大型家電の入れ替えの時は料金がかかるようになりました。一番よいのは使ってもらえる方に譲るか、もし買い手がいるのであれば売却する事でしょう。とても古くなったり壊れている場合はそうもいかないと思うので、設置の時に引き取ってもらうのが一番楽になります。それも踏まえて大型家電は最低価格で飛びつかず設置と引取の料金を加味した上で考慮してなるべく大型店舗で購入する事をおすすめします。今はどの大型電気店でもオンラインショップを持っているので、そこで安い時を狙ってもおすすめです。


まだ動きます

・取り付けに関して

洗濯機の購入でまず調べるべきは選んでいる商品自体の取り付け設置が可能かどうかです。比較的新しいマンションやこれから家を建てる方などは洗濯機の置き場が広くドラム式であってもまずほとんどのモデルを置くことが出来ると思いますが、長く住んでいる家ですとドラム式洗濯機の設置を考慮してない選択用トレーや防水パンの場合があるので注意が必要です。メーカー側も接地面積を小さくする努力をしていて仮に取り付けられたとしても搬入経路が狭いとグランドピアノと同様でそもそも商品を家に運び入れる事が出来ない状況になります。洗濯機を購入の際はあまり焦らずゆっくりと性能だけでなく設置関連の詳細なども調べてから購入するようににしましょう。

・置き場と搬入経路だけではない

洗濯機も置けるし通路は広いから平気でもまだ完璧ではありません。洗濯機の容量によっては高さがかなり高いので蛇口が本体と当たって入らない場合があります。候補の品が決まったら縦横高さと確実に入るか寸法を測りましょう。設置場所によってはドアが左右のどちらに開いたほうがよいかも重要になってきます。


本体から蛇口までに余裕があった方がよいです



・ステンレス槽

洗濯機選びで重要なのはステンレス槽かどうかで、これでカビやすいかが決まってきます。格安なモデルだからと飛びつくとカビやすい素材だったりするので、洗濯機を購入の際にはチェックするポイントとして押さえておきましょう。BD-SG100Eは洗濯槽の自動おそうじ機能付きなので洗濯ドラム部分を清潔に保つ事が出来ます。

メーカーによるドラムの自動おそうじの詳細はこちら


ドアを開けました


ステンレス槽です

・洗剤を入れる

洗剤や柔軟剤を入れるのはスタンダードに自分で入れるタイプですが特に困る事はありません。今は液体洗剤や柔軟剤を自動投入してくれるモデルもあり、液体洗剤もケースではなくシャンプーの詰替え用の様なパッケージの物が出ています。

メーカーによる洗剤柔軟剤自動投入機能の詳細はこちら


蓋を開けました


漂白剤など入れる場所が表記されています

・電源を入れる

無事設置も終わったので電源を入れてみます。水回りなのでアースが取れているかなど確認してからにしましょう。電源を入れるとまずおいそぎモードなのがとてもよいです。


スイッチ類は本体右側にあります


電源を入れました

・乾燥機能

日立は洗濯の回転で得た熱を蓄えて乾燥機の時に再利用するヒートリサイクル機能がありF1の回生エネルギーの様でそれが購入の決め手の1つだったのですが、最近は売りの機能ではないようで搭載はされているもののカタログにもあまり大きく記載されていません。それよりは乾燥機は高速風でシワを伸ばす機能の方が売りの機能のようです。新しい家電はより省電力に洗濯機であればより少ない水で洗濯が出来る節水機能がどんどんあがりますので、その機能だけでも入れ替える意味があります。

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・フィルターのお手入れ

自動おそうじ機能も付いていますがフィルターなどにゴミが詰まった場合は綺麗にする必要があります。特に乾燥機を使用すると細かい生地などがフィルターに貯まるので出来れば乾燥フィルターは毎回掃除しましょう。BD-SG100Eでは簡単に乾燥フィルターを取り外せますが、本体の上に取り付けられているので本体の上に重たい物などを置かないようにしたほうがよいでしょう。


乾燥フィルターは本体上部にあります


糸くずフィルターは本体の下の左側にあります

・糸くずフィルターを取り出す

糸くずフィルターは本体下の左側にあり取り外しも非常に楽で手入れは簡単です。ここには細かいゴミや髪の毛などがひっかかるので、これも何度か使用する度に綺麗にしておいた方がよいでしょう。


パネルを開けました


糸くずフィルターの取っ手部分です


注意書きは必ず読みましょう


糸くずフィルターを取り出しました

・実際に使ってみて

新型で新品と言うのもありますが、とにかく回転音が静かで本体の揺れもとても少ないです。本体は大き目ですが10Lの洗濯と6Lの乾燥が出来るので普段容量で困る事は一切なく余裕があります。海外ではドラム式洗濯機がほとんどで使用していましたが、日本の洗濯機は本当に優秀です。これは水が硬水ではないからとも言われますが、服の長持ち度は日本と海外で大きく違います。以前使用していた東芝のドラム式より同じおいそぎモードでも日立の方が長くかかる設定ですが、洗濯の出来上がりはとてもよく非常に素晴らしいです。

・まとめ

洗濯機は大型家電のため頻繁に入れ替える事が無いだけに慎重に選んで決めたい品の1つです。日立のBD-SG100Eはドラム式では低価格帯でありながら10Lの大容量でステンレス槽なので通常の使用であれば全く問題なく機能も充実したとてもよい洗濯乾燥機だと思います。動作音も静かなので騒音の問題もありません。もし新しい洗濯機に入れ替え予定の方は日立の洗濯乾燥機を選択肢に入れてみてはどうでしょうか。





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