
目次
・フジフィルムのデジタルカメラ
フィルムカメラを意識したフジフィルムのデジカメはシャッターボタンにケーブルレリーズを取り付ける事が出来ます。それほどケーブルレリーズを使用する機会もないので、より使い勝手がよくなるようにレリーズボタンを取り付ける事にしました。
・ソフトレリーズボタン
今回購入したのはVKOソフトレリーズボタンの3色セットで11mmの膨らんだタイプと10mmのへこんだタイプの2種類で、カラーは両方ともにブラック、レッド、オレンジになります。
・レリーズボタンとは
シャッターボタンが細かったり緩い場合に押しづらいのを解消するためのパーツです。シャッターボタンにねじ込んで使用しますが、様々なカラーがあるのでアクセサリー用途としても面白い品です。シャッターボタンにねじ込むタイプでなくても貼り付けるタイプもあるのでフィルムカメラやクラシックカメラ専用のパーツと言う事もありません。
・膨らんだ形状のセット
ボタン形状が丸く膨らんだセットはボタンの直径が10mmと少し小さめです。先端んが丸いのでどの角度からでも指が置きやすく気軽に撮るのに向いている形状です。ボタンは各色ごとに小分けになっていて、ボタン1つにつき2つのOリング(オーリング)が付属しています。Oリングが緩みどめと傷や擦れ防止にになるので取り付け時は使用した方がよいでしょう。
・へこんだ形状のセット
へこんだ形状の方は直径が11mmで1mmの違いでもかなり大きさが違います。へこんだタイプは指のかかりがよくシャッターをまっすぐにより丁寧に押すのに向いているからか、付けている人をよく見かけます。
・Oリングを取り付ける
まずは膨らんだ形状の赤いレリーズボタンを取り付けてみる事にしました。取り付けネジ側にOリングをはめて用意完了です。
・FUJIFILM X-T30 II
使用するカメラはフジフィルムX-T30 IIです。クラシックな見た目ながら4K Log撮影までこなす高機能なカメラです。レンズは同じフジフィルムのXF 18mm F2 Rでストリートスナップや旅行などに向いているパンケーキタイプのレンズです。
・カメラに取り付ける
各種各色を全てX-T30 IIに取り付けてみました。シンプルにまとめるならブラック、カメラ好きっぽいのはレッド、ブラックボディならより合いそうなオレンジと言った所でしょうか。形状に関しては完全に好みなので、両方試して好きな方を選ぶのがよいでしょう。
・ネジが短い
見た目からしてもボタン裏の取り付けネジ部分が短いですが、Oリングを取り付けてからカメラのシャッターボタンに取り付けるのはかなりコツがいります。もう少しネジは長くてもよいと思うのですが、あまり長いとシャッターに干渉すると考えての事かもしれません。
・Olympus OM-2N
フィルムカメラのオリンパスOM-2Nもシャッターボタンにネジが切られているのでレリーズボタンを取り付けてみる事にしました。
・二眼レフにも取り付けてみる
Rolleiflex Automat MXにレリーズボタンを取り付けてみます。通常のケーブルレリーズは使用出来るカメラなのですが、レリーズボタンはネジ部分が短くて取り付ける事が出来ませんでした。取り付けても見た目は微妙なので、二眼レフはオリジナルのまま使用する事にしました。
・ソフトレリーズシャッターボタンを使用してみて
それほど気にしていなかったフジフィルムX-T30 IIのシャッターの感覚ですが、レリーズボタンを取り付けて撮影をした後にはずしてみると取り付けていた時の方が押しやすかったと気が付きます。形状で好みがわかれるシャッターボタンですが、より手ぶれを減らしかつ見た目にもアクセントになるレリーズボタンを試してみてはどうでしょうか。