【レビュー】Batis 85mm用に極厚ウレタンのレンズポーチを選びデジカメなどをカビさせない機材の保管法など

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・Batis 85mm用のポーチ

Sony α7C用に揃えたZeiss Batis 85mm F1.8用にレンズポーチの必要が出てきました。なかなかサイズがよいのが見つからないのが毎回レンズポーチ選びで困るところですが、ちょうどレンズが入りそうで極厚のウレタン素材のポーチがエツミから出ていたので使ってみる事にしました。実際に使用してみて素材感などを含めて書いていきます。

・Etsumiクッションレンズポーチ

今回選んだのはエツミデジタルクッションレンズポーチで型番はE-5089になります。2.8WFと言うタイプでサイズは径120mmで深さが160mmになっています。


ウレタンの厚みが1cmある極厚なポーチです

・底はレンズ用に丸くない

レンズ用ポーチと言えば底が丸く巾着の形状になっているのが多いですが、このクッションレンズポーチは底は丸くなくPDAなどを入れる事も考えて作られたようです。


底が丸くないのでPDA用にも使用可能です


レンズ以外の電子機器用とも記載されています

・どんなポーチを探したか

大事なレンズを守るだけにクッション性の高く大きさはフードを取り付けた状態で楽に入るようなポーチを探しました。Batis 85mmのサイズのレンズとなると直径も10cm前後でフードを取り付けた状態で運ぶ用だとなかなかよいサイズがありませんでした。今回のエツミのレンズポーチはかなりワイドでかなり余裕のあるサイズです。


ロゴとかもう気にしない事にしました


かなり厚手のウレタンです

【レビュー】Zeiss Batis 85mm F1.8をSONY α7Cの1本目の単焦点レンズに選びました

・Zeiss Batis 85mm

Zeiss Batis 85mmは軽量な部類に入るレンズではあるものの前が広がったデザインなのもあり大きさはかなりあります。このレンズを楽に入れられてかつフードを取り付けた状態で使用したいのでかなり大きめのレンズポーチの必要がありました。


Batis 85mmは素晴らしいレンズです


大事に扱いたくなる見た目です


UNの前後レンズキャップを使用しています



・レンズを入れてみる

ポーチ自体はワイドな形状なのでBatis 85mmもあっさりと入りました。オンラインショップなどでレンズポーチを購入する場合はレンズの直径と長さを調べて悩んだら大きめにして確実にレンズ本体が入って口が閉じれるものを選びましょう。


ワイドタイプなので余裕で入りそうです


レンズが入りました


かなり余裕があります

Zeiss Batis 85mmにはCONTAXのZeiss Planar用のフードがベストマッチでした

・フードを付けた状態で使用してみる

Batis 85mmに付属していた純正フードはかなりサイズが大きくa7CとのバランスがいまひとつだったのもありContax 85mm用のラバーフードを使用しています。これが大きすぎずかつレンズの縁が傷付かないので非常に気に入っています。ただラバーフードを折りたたむとかなりレンズの直径が大きくなるのでポーチも横に広いタイプの必要がありました。


Contaxのラバーフードを装着しています


こちらも問題なく入りました


フードを付けた状態で入っています

・素材はかなり厚め

厚さ1cmのウレタンと言うだけに非常に頑丈で衝撃には強いのは間違いないですが、ポーチの口を閉めるのはかなり大変です。ここまで分厚くない方がよい方は同じエツミでもネオプレーン製で同じ様なサイズのレンズポーチが出ているのでそちらも候補に入れるとよいと思います。


口をしめるのは大変です

・レンズの保管方法

レンズは100均などの食品用のタッパーに防カビ剤と共に小分けにして入れて保管しています。防湿庫を使用しているのではないのかと思われるかもしれませんが、クラシックカメラや古いレンズなどと一緒に新しい機材を入れるとカビが感染る場合があるので一緒には入れない方が安全です。デジタルカメラのボディもあまり知られてはいませんがセンサー部分がカビる事があるので仮に一部の機材にカビが出ても最小限で食い止められるよう大事な機材は小分けに保管するのをお勧めします。

・防湿庫の話

今回はほぼ最新のデジカメやレンズですがクラシックカメラ専門店では防湿庫での機材保管を推奨していない事が多いのをご存知でしょうか。それはなぜかと言うと防湿庫は絶えず乾燥させているので、クラシックカメラに使用しているグリスが乾燥し過ぎて故障の原因になってしまうからです。



・フジカラーの防カビ剤

レンズをカビから守るには防カビ剤ですが、ずっとフジカラーのカビ防カビ剤を使用しています。非常に安価ですし1年保つので毎年同じ時期に入れ替えています。効果のある範囲が狭いのでいつも各ポーチに最低1つずつを前玉側に入れています。入れる時は日付などを書くと交換時期がわかりやすくなります。他のカビ防止剤や乾燥剤と入れるとよくないなど言われますがフジカラーのカビ防止剤でレンズをカビさせた事はありません。


おなじみフジカラーカビ防止剤


日付を書くのをおすすめします

・ジャンボカビストッパー

防湿ボックスでもタッパーでもとにかくカビ防止に一番良いのはハクバのジャンボカビストッパーです。湿度から吸水すると袋自体がふくらむのですが、他の乾燥剤のようにパンパンになったりカチカチになる事もなく効果も長くもつので長く愛用しています。防湿ボックスなどに湿度計を入れると効果がよくわかりますが本当に最適な湿度をたもつ優れもので。必ず1年に一度は総入れ替えをするようにしています。


HAKUBAジャンボカビストッパー

・レンズ用クロス

出先で持っていくのを忘れるのがボディやレンズを拭くクロスです。軽い装備でもクロスを忘れないようにカメラボディを入れているラッピングクロスとメインのレンズのポーチには必ず東レのトレシーを1枚一緒に入れています。トレシーは薄手で汚れの取れもよく緊急時にはレンズ自体を拭く(おすすめはしません)事も出来ます。


東レのトレシーです

・ポーチごとケースに入れる

ボーチやラッピングクロスやカメラケースごと保管しない方がよいと言われますが、これはそのまま押入れに入れたりする場合です。レンズなどのボディの傷防止だけでなく他の機材にカビが影響しないようにポーチなどに入れて保管しています。防カビ剤などは一定期間で交換していますし、あまり使用しない機材も空気の循環も兼ねて撮影しなくともまめに動かすようにはしているのもありレンズやカメラがカビてどうにもならなくなった事はありません。レンズは高価ですし衝撃から守るためにも衝撃に強いポーチに防カビ剤を入れて保管してみてはどうでしょうか。


タッパーに防カビ剤と共に全ていれました






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