【レビュー】Fender Duo-Sonicの弦も結局はElixir Optiwebに戻りゲージも細くして一気に弾きやすくしました

・エリクサーに戻る

ダダリオのバランスドテンション弦は弾きやすく押弦しやすく気に入っていたもののかなり錆びてきたので、サビに強くより長持ちするコーティング弦のエリクサーを張る事にしました。

・Fender Duo-Sonic

使用するのはFender Player Duo-Sonic(フェンダープレイヤーデュオソニック)でメキシコ製のギターです。ショートスケールで弾きやすく音も素晴らしいおすすめのギターです。Duo-Sonicには工場からの出荷時は010-046のゲージの弦が張られていましたが、より楽に弾けるように009-040のダダリオバランスドテンション弦に変更していました。


Fender Player Duo-Sonic


フェンダーメキシコ製です

・錆びてるダダリオ

これまで張っていたダダリオバランスドテンション弦EXL120BTはサビたと言うよりは、新品の時から1〜2弦が少し錆びていたのもありすぐに錆びついて茶色く変色してしまいました。この辺はアメリカ製だからか湿度の高い日本で放置されていたからかはわかりませんが、よりサビに強いエリクサーに張り替えてしまう事にしました。


ダダリオ弦は最初から錆びていました

・Elixir Optiweb

ギター、ベース問わずに長い期間エリクサーNanowebを使い続けていましたが、ここ最近はダダリオのバランスドテンション弦やNYXL弦などを使用していました。Optiwebは最新と言うだけにコーティングの薄さがより進化していてテレキャスターでも使用した事があり弾き心地はすでに理解しています。


エリクサーOptiweb


音色はコーティング弦の中ではブライトよりです


09-42ライトゲージのセットです

・弦を交換する

弦の交換にはストリングワインダーとストリングカッターを使用します。専用の工具あるとより効率よく弦交換が出来るのとギターを弾く以上弦交換は何度もやる事になるので早めにツール類は用意してしまいましょう。弦はいきなり切ってしまってもよいのですが、新しい弦を張って不良品ではないと確実にわかるまではそのまま保管しておく方が安全です。


ストリングワインダーとストリングカッター


弦を外しました

・ボディを磨く

弦をはずしたら絶好の機会なのでボディもネックも磨いてしまいましょう。メイプルネックなのもあり全体をタートルワックスで磨きます。ネック裏はギブソンギターポリッシュで磨くとさらさらすべすべになりより弾きやすくなります。


ボディも磨いてしまいます

・弦を張る

ボディとネックを磨いたら弦を張り替えます。Fender Player Duo-Soniは弦をボディ裏からの裏通しする方法でテンションを稼いでいます。出荷時はGibsonなどのミディアムスケールのギターと同様の010-046のゲージの弦を使用していますが、009-042のより細いゲージでテンションを緩めにします。この後より弦の交換が楽になるようにFender製ロッキングチューナー(ロックペグ)に交換しました。

ロッキングチューナーに交換した記事はこちらです


6弦から全て張り終えました


やはり錆びてない弦に限ります

・チューニングする

弦を張り替えたら弦を強めに引っ張り緩みを取りながらチューニングを数回合わせます。チューニングにはTC Electronic PolyTune Clipを使用します。PolyTune Clipは感度もよくとても細かくチューニングを合わせらる優れたクリップチューナーです。


余分な弦はストリングカッターで切り取ります


PolyTune Clipは6弦同時に測れます

・Optiwebで弾いてみて

Fender Player Duo-SonicにエリクサーOptiwebを張ると以前のNanowebのヌルヌルした手触りと違いコーティングされているのがわからないほどに巻き弦はザラついていてプレーン弦はまさに通常の弦です。音質はメーカーが言うようにクリスピーでNanowebのようにこもり気味になる事もありません。他の弦よりテンションが強めのエリクサーですが、010から009にゲージを下げて細くしたのもありより押弦とベンドが楽にとても弾きやすくなりました。テンションがゆるくなったと言っても普通に弾ける範囲内で、指への負担も減るので気楽に弾きたい方にはおすすめのゲージです。もちろんコーティング弦と言えばのエリクサーなのでびっくりするくらいに錆びずに長持ちします。






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