【レビュー】ブラザーのインクジェットプリンターを新型のDCP-J577Nに入れ替えました

・ブラザーのプリンター

以前からブラザーのインクジェットプリンター・複合機を愛用しており今回同一クラスの新型に入れ替えました。旧型と比較してみた使用感などを含めて書いていきます。

・今回手に入れた機種

以前使っていた機種は同じBrotherのPRIVIO(プリビオ) DCP-J557Nでスキャナー付きでコピーも出来てプリント音も静かでプリントスピードも速くかつ無線LAN対応で気に入っていたもののカラープリントがかすれる様になってしまいました。ノズルクリーニングをしても症状が変わらなかったので、今回も同一クラスの新型Brother Privio DCP-J577Nを選ぶ事にしました。


パッケージ


PRIVIO DCP-J577Nのホワイトです

・開封してみる

パッケージ内はシンプルで本体、インク、説明書が同梱されています。付属ソフト等は使用せずMacとPCにドライバーソフト類を入れてプリンター、スキャナーの基本機能のみを使用します。


本体と付属品

・USBケーブルに注意

最近のほとんどの機種が無線LAN対応なためUSBケーブルが付属されていません。今回は旧型との入れ替えだったので、旧型に付属していたUSBケーブルをそのまま使う事にしました。もし無線LANではなくUSBケーブル接続が必要な場合は事前に用意するか古い機種のを捨てないようにしましょう。


説明書とインク

・本体を見てみる

本体はコンパクトかつシンプルで今回カラーはDCP-J557Nの時のブラックとは違いホワイトのみの設定です。旧型と同様全面に液晶がついていて情報はこの液晶に表示されます。


本体

・旧型と比べてみる

旧型のDCP-J557Nと比べてみると縦横奥行きと少しずつ小型化されています。液晶部分もでっばりがなくなり全体的にすっきりしています。


右が旧型のDCP-J557N


旧型よりコンパクトになっています

・スキャナー部分

DCP-J577Nはスキャナー付きプリンターなので上部のカバーを開けるとスキャナー部分が出てきます。スキャナーはあまり使う方はいないかもしれませんが、気軽にコピーが出来るのはとても便利な機能です。


カバーをあけました


スキャナー部分

・USBケーブルを取り付ける

スキャナー部分を上に上げて開くとUSBケーブルを接続する事が出来ます。古いPCを使用してる、無線LANだと安定しないと不安な方は確実なUSBケーブル接続がよいかと思います。


スキャナー部分を開けました


USBケーブルを接続しました

・インクカートリッジを取り付ける

付属しているインクカートリッジを取り付けます。ブラザーは以前よりフロントパネルを開けてカートリッジを挿すだけの簡単にインク交換が出来るようになっており今回の機種でも同じです。


付属のインクカートリッジ


全面パネルを開ける

・液晶画面を確認する

電源を入れると液晶画面にカートリッジを取り付けるインストラクションが表示されます。プリンターカートリッジを取り付けるにはオレンジのパーツをはずす必要があります。


本体液晶にオレンジのパーツをはずすよう表示されます


オレンジのパーツをはずしました



・純正インクカートリッジを使おう

互換インクなど格安な物も出ていますが、新品状態から互換インクを使用する事はおすすめ出来ません。最低でも保証期限が切れるまでは純正インクカートリッジを使用する方がよいでしょう。

【レビュー】インクジェットプリンター用の格安互換インクを比較してみました


インクを取り付けました


インクのセットアップ中

・テストプリント

インクのセットアップが終わるとテストプリントするか聞かれるのでそこでOKを押すとプリントがはじまります。ここでプリント品質に問題がなければプリンター本体の基本の設定は終了です。


テストプリントが始まります



・旧型のテストプリントとの比較

旧型は格安互換インクのせいか寿命なのかカラーがかすれてプリントされるようになってしまいました。今回の新型DCP-J577Nは新品な事もあり当たり前ですがテストプリントに問題はありませんでした。


旧型のテストプリント、カラープリントがかすれています


新型のテストプリント、問題ありません


問題がなければ次へいきます

・その他の機能

コピー、スキャナー、デジカメプリントなど液晶のタッチパネルから操作する事が出来ます。スキャナーはPC側から操作した方が細かく設定など出来るので普段使用するのはコピー機能くらいでしょう。


液晶に操作や情報が表示されます

・ドライバー類をインストールする

普段はMacを使用しているのでMacから古いユーティリティ類をアンイストールして新規にインストールしました。PCはWindows 7以降でないとインストラーが動作しないので注意が必要です。

・古いWindows機で使用する場合

ブラザーが用意しているドライバーソフトのインストーラーはWindows 7以降対応のためWindows XPには対応しておらずインストールする事が出来ません。XP機を今でも使っている方でどうしてもドライバーソフトをインストールしたい場合は手動でプリンタードライバーだけをインストールするとプリンターを認識するようになります。ただ、この場合プリントは可能ですが、その他のスキャナーなどの機能は使用出来ないので注意が必要です。私の環境ではUSB接続でXP機からのプリント出来る事は確認しています。

・無線LAN接続

Macやスマホからは無線LAN経由でプリントするので、本体を無線LAN設定します。無線LANルーターにMacアドレスフィルターなどを設定してる場合は本体のMacアドレスを調べてルーター側の設定を変更する必要があります。無線LANの接続が確認出来ると同一無線LANに接続しているMac, PCやiPhoneなどからプリントする事が可能になります。


無線LANの設定も液晶上で行います

・実際に使ってみて

旧型も入れ替える前のインクジェットプリンターより全然静かで速かったですが、新型のDCP-J577Nも静かでプリントスピードが速いです。以前はEpsonなど違うメーカーのを使用していましたが、ブラザーのプリンターはインクの持ちがよく交換する回数も少なくて済みますし、何よりインクカートリッジの交換がフロントパネルを開けるだけで出来るのが便利です。

・Googleクラウドプリントが凄い

旧型からそうですがこのプリンターBrother Privio DCP-J577NはGoogleクラウドプリントに対応しています。Googleクラウドプリントは自宅のプリンターを無線LANに接続してGoogleクラウドプリント用に設定していれば、外出時など自宅の無線LANに接続していない状態からでもプリントをする事が出来ます。書類を出先で制作しておいてプリント結果は家に戻ってから確認する事などが出来ます。あまり必要ないと思っても設定だけはしておく事をおすすめします。

*追記 Googleクラウドプリントは2020年12月31日でサポートが終了しました

・まとめ

Brother Privio DCP-J577Nはコンパクトながらプリンター、スキャナー、コピーを一台で済ませる事が出来てインクの持ちもよく非常に優れたインクジェットプリンター複合機です。これまでのプリンターはインク交換がカバーを開けてからボタンを押す必要があったりと面倒でしたが、ブラザーのプリンターはフロントにあるパネルを開けて入れ替えるだけととても簡単なので家族へのプレゼントにもおすすめできる商品です。





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