– View Blade Zero VR127MR
ビューのブレイドゼロのミラーレンズタイプのVR127MRを購入しました。ミラータイプはやはり格好よくゴムのクッションなしタイプのスイムゴーグルです。実際に使ってみてこれからノンクッションゴーグルに変えたいと考えている方にも進められるよう書いていきたいと思います。
View Blade V121との比較レビューはこちらです
– はじめてのノンクッションゴーグル
最初のゴーグルとしてノンクッションを選ぶ方は少ないですし、私もおすすめはしません。ゴーグルも消耗品ですしクッション付きのスペアがあると壊れた時や長時間使用に合わない時などに安心ですので、もう普通のゴーグル持ってる方におすすめします。顔に合う合わないがあると思いますが、ほとんどのゴーグルが鼻のベルトの部分が交換可能です。このViewもそうですがSwansなど日本メーカーの方が日本人の顔向けに考えて作っているので、比較的どなたの顔にも合いやすいかと思います。
– 使用してみて
最初に数回鼻のベルトの調整も入れ慣れるのに時間がかかりましたが、一度セッティングが決まってしまえばかなり緩めにゴムを巻いても全く水が入ってくる事はありません。そして何より視界が広いのでかなり前方まで見ることが出来ます。シリコンキャップとの相性もよく潜水した時の水の切れが最高です。ほとんどの方が市民プールで飛び込みなしで泳いでいるでしょうし、ゆりめにゴムを巻いておけば1時間の水泳などで目の周りが痛くなる事もありません。ゴーグルが合わないほど泳ぎに集中出来ない事はないので、慣れるまでは今持っているクッションありのゴーグルはノンクッションに慣れるまでプールに持っていきましょう。曇り止め処理はされていますが、使っているうちにどうしても取れてしまうので現在はSwansの曇り止めをつけながら使っています。
– とにかく固い
格好もいいし水の抵抗も少ないデザインで使い勝手はいいのですが、唯一の問題は鼻ベルトの取り外しがとてつもなく固い事です。最初は諦めて出荷時についていた鼻ベルトのまま使おうとしたのですが、顔に合わず違うサイズのに取り替える事にしました。これが力いっぱい引っ張れば取れるのですが、本体が壊れたかと思うほどでした。泳いでいる間にまずはずれるパーツではないですし、Arenaのゴーグルの鼻ベルトくらいに楽に外せるようにしておいてよいと思います。(だからと言ってArenaの鼻ベルトが泳いでる間にはずれた事はないです)後は一体成型タイプなので普通のゴーグルケースなどには入りませんし、スイムバックの中でかなり場所を取ります。この辺はどうしようもないので性能とのトレードオフとして目をつぶる事にしています。
– ストラップ
普通のゴーグルのようにストラップを通す穴にストラップを通すタイプではないので、洗ったり持ち運びの時にストラップがずれてねじれてしまう事があります。ストラップがねじれると泳ぐ前の用意に時間がかかるので、出かける前にきちっとストラップをはめるなりした方がよいかと思いますし、もし気になるなら通常のゴーグルと同様のBladeを選ぶのもありかと思います。
通常のView Bladeのレビューはこちらです。
スワンズの耳せんと合わせてみました。
スワンズの耳せんのレビューはこちらです。
– まとめ
鼻ベルトさえ変えてしまえばとても使い勝手もよいゴーグルなのでどなたにもおすすめします。私が買ったカラーはFGRORでレンズもブルー系で室内プールで色が大きく変わる事もなくクリアに見えます。Viewのゴーグルは水泳専門店などではほとんどのモデルを置いてあり、試着出来るサンプルをおいている店も多いので一度顔に合わせてみるのをおすすめします。
– 追記その1
限定カラーが時折出るViewのBlade Zeroですが、2016年はリオオリンピックに合わせてリオカラーが出ています。世界水泳の平泳ぎで優勝してオリンピック行きを決めた渡部香生子選手が使ってるゴーグルもこのView Blade Zeroです。
– 追記その2
リオオリンピックでは派遣競泳選手34名中13名がView Blade (Zero)を使用していると発表がありました。池江璃花子(いけえりかこ)選手が使用しているのはBlade Zeroではなく通常のBladeの方です。
通常のストラップを使用するView Bladeのレビューはこちらです。
– 追記その3
日本競泳陣もView Blade率が高く、オリンピックや世界水泳でも多くの選手がView Blade ZeroやBladeの装着率が高いです。