【レビュー】ヘッドアップせず泳ぎやすいゴーグルView Blade Fのミラーレンズを追加しました

・前が見やすいゴーグル

普段の水泳の練習や大会ではView BladeやBlade Zeroを使用していましたが、Blade Fが出てからは前の見やすさからこのBlade Fを使う回数が増えていました。レンズのミラータイプも出ていたので追加してみました。ゴーグルの組み立てから使い勝手などを含めて書いていきます。

・View Blade Fミラー

今回用意したのはView Blade Fのミラーレンズのモデルで型番V122SAM、レンズカラーはLVSHDです。レンズはラベンターカラーベースでミラーモデルの中では一番明るいレンズで室内プール向けです。


パッケージ横から


パッケージ前面

・開封する

開封すると通常のBladeと同様にゴーグル本体、ストラップと留め具、鼻ベルト、説明書が入っています。今回は組み立てに付属のストラップを使用しないためゴーグル本体のみを使用します。

View Blade Fの記事はこちらです


ゴーグル本体、パーツと説明書

・フィルムは剥がさないようにしよう

レンズ保護のフィルムが貼られていますがこれは全てのパーツを取り付けるまで剥がさないようにしましょう。剥がしてしまうとパーツの取り外しや取り付けの際に新品レンズが指紋だらけになってしまいます。


レンズ傷防止フィルムはそのままで

・鼻ベルトを調整する

鼻ベルトは最初に装着されている中間サイズの物を含め全部で5サイズあります。顔の小さめの方から男性までほとんどの場合で調整可能かと思います。Viewの鼻ベルトはかなりキツく取り付けられていて取り外すのにかなり力が必要です。新品状態で爪などでレンズ(特に内側)を傷つけないようファイバークロスやスイムタオルなどでレンズを包んでから鼻ベルトを取り外すようにしましょう。特にレンズ内側は曇り止めコーティングがされているので泳ぎ出すまで極力触らないようにしましょう。

スイムタオルの記事はこちらです(その1その2


鼻ベルトは全部で5サイズ

・鼻ベルトの取り外し方法

鼻ベルトの取り外しには少しコツが必要です。鼻ベルトを取り外す際にレンズ内側同士をくっつける方向に取付部を曲げると少し取り外しやすくなります。鼻ベルトを取り付けた後は取り付けがキツいだけにまず普通の状態で鼻ベルトが外れてしまう事はありません。


鼻ベルトを取り外しました

・ゴムひもを用意する

今回(と言うか毎回)はゴーグル付属のストラップを使用せず長時間泳いでも疲れず耳の横が痛くならないようにゴムの丸紐を使用します。ゴムひも自体は100円ストアで売っている物で問題ありません。ゴムひもを止めるにはArenaのタフゴーグルの留め具が最高ですが、手持ちが無い場合は別途用意するかゴムを結んでしまっても構いません。


100均のゴムひもとArenaのコード留め

・コードストッパーを用意する

ゴム紐用の留め具の手持ちが無い方は100円ショップの手芸コーナーなどにコードストッパーなるうってつけの商品があるので、ゴム紐を手に入れる際に同時に用意しておきましょう。コードストッパーは何種類かありますが、なるべく小さめの物にする事をおすすめします。あと金属を使用しているコードストッパーはサビの問題もありますし、仮にコードストッパーが壊れた時に金属パーツがプールに残ってしまうのでおすすめしません。

スウェディッシュゴーグルの丸ひもチューンの記事はこちらです


コードストッパー


開封しました

・ゴム紐を取り付ける

View Blade系は抵抗をへらすためにストラップを通す穴部分が非常に細く作られているので、ゴム紐は細い物を用意しましょう。細いゴム紐でも通すのはかなりキツくなっています。


全てのパーツ類が揃いました


ゴム紐を通しました

・コードストッパーを取り付ける

ゴム紐をゴーグルに通したらコードストッパーで留めます。View Blade Fのストラップを通す穴は小さくゴム紐の動きがスムーズではなくなるので、この段階で装着する際にちょうどよい長さにゴム紐を調整してしまう方がよいです。


コードストッパーを取り付けました



・Viewの耳栓を取り付ける

長時間泳いでも耳に水が入らないように耳せんをしていつも泳いでいます。以前はSWANSのイヤープラグを使用していましたが、最近はViewの新型VA1201をメインに使用しているのもあり同じViewのイヤープラグを取り付ける事にしました。SWANSも新型のイヤープラグSA-57を出しているので比べてみると面白いと思います。

Viewのイヤープラグの記事はこちらです

SWANSのイヤープラグの記事はこちらです


Viewのイヤープラグ


イヤープラグを取り付けました

・レンズ保護フィルムをはがす

これまで組み立てる際にレンズに傷がつかないよう気にしながら組み立ててきましたが、全てのパーツの取り付けが終了したのでここでレンズの保護フィルムを剥がします。ここでレンズが指紋と爪などで傷だらけだとがっかりするので、くれぐれも組み立て終わる前にレンズ保護フィルムは剥がさないようにしましょう。


レンズ傷防止のフィルムを剥がしました

・View Blade Fと比べてみる

以前から愛用しているView Blade Fのクリアレンズモデルと比べてみます。レンズカラーが両方ラベンダー(LV)なのでよく似た見た目です。室内プールでの練習がメインの方がほとんどだと思うので、レンズの明るさと見やすさからするとこのラベンダー系はおすすめです。目が見えてしまうのを避けたい方は濃いめのブルー系などを選ぶとよいでしょう。夏は屋外プールでもこのレンズカラー(LVSHD透過率67%)のまま泳ぎましたが、西日も含め日差しが強いとさすがにミラーレンズでも眩しく感じたので、屋外での練習などが多い方はレンズの透過率が低いレンズカラーを選ぶとよいでしょう。


Blade Fクリアレンズと並べてみました

・装着してみる

View BladeもBlade Zeroも非常に顔にフィットして泳ぎやすいですが、このBlade Fを装着してすぐわかるのが普通に前を見て上方向(泳いでいる時の前方)の視界が本当に広い事です。もし通常のBladeや他のゴーグルが手持ちである方や水泳専門ストアへ行く機会がある方は驚くほどの違いなので付け比べてみてください。ゴム紐はゴーグルを装着しても耳の上辺りも痛くなりませんし、クッションレスのゴーグルはストラップをそれほどキツくしなくてもズレないので、より痛くありません。

・実際に泳いでみる

チームで貸し切りプールで実力がわかっている方達を泳いでいる場合と違い市民プールなどで練習しているとととにかく前に追いつき過ぎる事が多いと思います。前を気にしてヘッドアップするとスピードが落ちますし、下だけを見ていると追いつき過ぎてしまいますが、このView Blade Fは通常のストリームラインの状態でも前が見え前方を見るにはほんの少しヘッドアップするだけで済みスピードが落ち過ぎる事がありません。このゴーグルの凄さはBlade Fと違うゴーグルで泳いだ時にいつもより頭を大きく動かさないと前が見えないなとすぐ気づく事です。


TYRの水着で泳ぎました

・スワイプアンチフォグ

View Blade Fにはスワイプアンチフォグと言う曇り止めコーティングがされています。これはレンズの内側が曇ってきたら指でレンズを擦ると曇り止め効果が復活します。使用を開始してすぐに曇る事はありませんが、長期間使用して実際に長時間泳いだ後にレンズ内側を指で擦るとレンズがクリアになりました。

・TYRの水着と合わせる

今回のView Blade FはTYRの水着とシリコンキャップを同時に手に入れていたので合わせて使用する事にしました。TYRは最近競泳用水着もかなり豊富でカラーや見た目も良いのが多くなってきたのでおすすめです。

TYRの水着とシリコンキャップの記事はこちらです


TYRの水着とシリコンキャップと合わせました

・まとめ

View Blade Fは泳いでいる時の前方視界が広く一度使って泳いでしまうと他のゴーグルだと物足りなくなるほどに泳ぎやすいです。普段通っているプールが混んでいるなどヘッドアップの機会が多い方は是非View Blade Fを試してみてください。





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