【レザークラフト】斜めがけが出来て一眼レフカメラにも使えるレザーストラップを作りました【フィルムカメラ】

        

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– 一眼レフ対応のレザーストラップ

オリジナルのカメラストラップで大きめの一眼レフカメラに対応出来て長めの斜めがけにも出来るストラップを作る事にしました。市販の斜めがけ出来るレザーストラップも試したものの調整用の金具などが多かったので、シンプルに革を切りっぱなしで長さを固定して軽量なカメラストラップにする事にしました。型紙から実際のカメラストラップの作り方を含めて書いていきます。

– 斜めがけ出来るようにする

市販のストラップの多くはネックストラップで首か肩にからかける長さ(80~90cm)に合わせたの物が多いです。斜めがけ出来るようにするには身長にもよりますが、ストラップの長さは110cm以上は欲しいとことです。最近は女性向けやおしゃれな幅広ストラップなどで斜めがけも出来る長めの物が増えましたが、やはり調整用の金具などで見た目より重さを感じてしまいます。ここでは一眼レフカメラにも対応が出来るように幅は太めでありながら調整用の金具類のない軽量なストラップを目指して作っていきます。

– ストラップリングガード

以前作ったコンパクトカメラ用ストラップは端のリングだけのシンプルな作りでしたが、貴重なカメラを使用する事も考えてストラップリングガード付きにする事にしました。これは市販の物であるように別体でつけてもよいのですが、ストラップリングガード一体型として設計する事にします。

コンパクトカメラ用レザーストラップの作り方はこちらです


前回作ったコンパクトカメラ用レザーストラップ

– 型紙を用意する

コンピュータ書いた型紙をプリントして使用します。手書きでもよいですが、データ化しておいた方が修正がしやすいです。今回はストラップリングガードも必要なので忘れずにデザインします。自作ストラップでは作るたびに小修正をしますし、そのまま革を切っても問題ないレベルに出来上がりかつ短時間で完成するので、型紙には厚紙をせずプリントした紙をそのまま型紙として使用します。


用意した型紙


ストラップリングガードです

– 仮組みをする

型紙をプリントした紙をデザインナイフなどで切り抜きます。この仮組みはデザインと長さなどの確認用で革を切り取る次の工程では使わないので、それほど綺麗に切り抜かなくても大丈夫です。組み立てたら実際に使用するカメラに取り付けて長さなどが適当かを確認します。この時に実際に使用するリングも取り付けるとより確実に確認が出来ます。


ストラップリングガードも組み立てます

– 型紙を切り抜く

実際に革を切り抜くための型紙を作成します。革に型紙を貼り型紙と共に直接革を切り取るので、ここでは少し余白を余らせて紙を切り抜きます。


余白を取って切り抜きます


ストラップ部分は長いので糊で繋げ1本にします

– 革を用意する

革はアウトレットで手に入れた物を使用する事にしました。切れ端ですがカメラやギターのストラップにするのに十分な長さです。レザークラフト用語で革の表面を銀面、裏面を床面(トコ)、切断面をコバと言いますので覚えておきましょう。用意した革は表面(銀面)がグレー、裏面(トコ)が赤っぽく革自体も軟や書く見た目も格好よいです。


用意したレザー

– 革に貼り付ける

革の表面(銀面)に先程組み立てた型紙を直接貼り付けます。貼り付けるにはのりテープを使用すると後で汚れも付きづらく剥がしやすいので便利です。この時に革が曲がらないように真っ直ぐにしておきましょう。


のりテープで型紙を貼り付けていきます


型紙を革の表面(銀面)に貼り付けました

– 革を切る用意

革を切り取るには別たち(たちナイフ)と呼ばれる革を切る専用のナイフを使用します。OLFA(オルファ)の”たちナイフ”は刃先が交換可能なので、研ぐ必要もなくとても便利です。長い直線部分を切るために金属定規も用意します。

レザークラフトに必要な道具の記事はこちらです


たちナイフと金属定規を使用します

– 革を切り抜く

ストラップの直線部分は金属定規をあてて一気に切り抜きます。カーブ部分は丁寧に線からズレないように切り抜きましょう。切断面(コバ)の仕上げの段階でかなりの修正が可能なので切り直したりせず一気に切ってしまいましょう。少し曲がったところなどをナイフなどで切り直すとより目立つようになってしまうので、細かい事は気にしないくらいの感覚で進めましょう。もし完全に同じ物をきっちりと切り抜きたい場合は通常通り厚紙で型紙を作るとよいでしょう。

– 穴をあける用意

革に穴をあけるにはハトメ抜きを使用します。これはハトメ(カシメ)を打つための穴をあけるための道具ですが、革のくびれ部分や横に長い穴をあけるためにも使用出来ます。


サイズ別にハトメ抜きを用意します

– くびれ部分を切り抜く

ストラップのリングを取り付ける部分はリングの動きがよくなるようにくびれさせます。これを綺麗に切り抜くにはハトメ抜きで半円を開けて角の部分をたちナイフやデザインナイフなどで切り落とします。ここは折り返してリングとストラップリングガードが付くので完成後はそれほど見えません。


ハトメ抜きで半円の穴をあけました


くびれ部分を切り抜きました

– ストラップリングガードを切り抜く

ストラップリングガードは小さいので直線部分をたちナイフで切っておいてカーブの部分だけを後から切り抜きます。角の部分が若干尖っていても仕上げで丸められますので、時間を掛けすぎずにどんどんすすめましょう。


ストラップリングガードになる部分です

– 横長の穴をあける

ストラップリングガードには各2つの横長の穴を開ける必要があります。まず横長の穴の両端をハトメ抜きで丸い穴をあけ、その2つの穴をナイフなどで切り抜いて繋げます。この横長の穴も後ほど仕上げの処理をするので毛羽立った状態でも大丈夫です。


2種類のハトメ抜きを使用します


まず両端に穴をあけます

– 穴を繋げる

ストラップリングガードにあけた穴をデザインナイフなどで繋げて横長の穴にします。これで両端は綺麗な半円になり見た目もよくなります。この横長の穴も実際にはストラップが通り、カメラのストラップ取り付けの金具が通るので使用時にはほとんど見えなくなります。


穴を繋げて横長の穴にしました


型紙を剥がしました

– 縫う部分に印をつける

目打ちや千枚通しで縫う部分をけがいて痕をつけます。これで型紙をはがしても菱目打ちで穴をあけて糸を縫う場所がわかります。


千枚通しで縫う部分に印をつけます


縫う部分が革の表面(銀面)につきました

– 仕上げの準備

ストラップ本体とストラップリングガードを切り抜いたらナイフなどを使用する工程は終了です。ここから革の仕上げ処理をしていきます。


全ての革のパーツの切り抜きが終わりました

次のページでは革の処理とストラップの仕上げをしていきます(次のページへのリンクはこちらです)

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