【カメラ】オリンパス 35DCにバッテリーアダプターを使用して露出計の値を合わせる【Olympus】

        

Twitterで最新情報をお届け

– Olympus 35DC

クラシックカメラなどを使う上でで困るのが当時の電池がもう販売されていない事でしょう。代替えの電池があったとしても、指定の水銀電池とは電圧が違ったります。今回は露出計の値もきちんと合う電圧が変化するタイプのアダプターを使用しているので、他の電池との比較も含めて書いていきます。

– バッテリーアダプター

オリンパス35DC(35DC)が発売された頃にの指定電池はH-DやMR9と言われるタイプの水銀電池でした。当時の水銀電池は1.35Vでしたが、現在販売されているアルカリ電池は1.5Vとなり、そのまま使用するとカメラによっては露出計の値に誤差が出てしまいます。このMR9は当時よく使われていた電池で、そこで現在の対応方法としては625Uなどの代替え電池を使う、サイズは違うが電池ボックスの形状によってはそのまま使える事が多いLR44を使用する、電圧変化はない単に電池の形状を変えるだけのアダプターを使用する、電圧を1.35Vに変化させるアダプターを使用するなどの方法があります。

35DCの記事はこちらです


代替え電池であるVarta 625Uです

– 電圧降下タイプのアダプター

35DCは各電池での露出計の値を比べてみると、かなり大きくずれる傾向があり、今回は電圧が変化するタイプのアダプターを使用する事にしました。これはローライ35でも使用している電池アダプターと同様の物です。

ローライ35の記事はこちらです


左から、代替え電池の625U、アダプターに使用するSR41、電池アダプター、電池蓋です

– アダプターを使用する

MR9の電池アダプターにはLR44より小さいLR41と言う電池を使用します。カメラには電圧が安定する酸化銀電池であるSR41を使用した方がより安定しますので、SR41を使用する事にします。カメラ用の電池にはいつもマクセルの金メッキのボタン電池を使用しています。電池を入れる際には手の脂などが付かないように手で触らずカメラ用のクロスなどを使用しましょう。電池を入れたらテスターで電池とアダプターが正常な電圧を示すかを測る癖をつけましょう。

格安ボタン電池と大手メーカー製の電池の違いの記事はこちらです


電池アダプターにSR41を入れました

– 極性を合わせる

ボタン電池は極性がわかりづらく普通の単3電池などとは違い、突起がある方がマイナス、平らな方がプラスになっています。ほとんどのカメラがプラス側を蓋側になりますが、ミノルタXEなどマイナス(アース)を電池蓋にしてボディアースにするカメラも存在しますので、必ず説明書やカメラの表記で確認して下さい。クラシックカメラですと最悪この極性を間違っただけで壊れる可能性があります。


電池アダプターを入れました

– 露出計の値

35DCの電圧回路はブリッジ回路ではないようで、1.5Vの代替え電池とアダプターを使用時にかなり露出計の値に違いありました。ISO/ASAのリングで露出計を合わせる方法もありますが、そのまま合うに越した事はありません。このアダプターもカメラによっては不安定になる事があるので、お手持ちのカメラを調べててから使用した方がよいと思います。

コニカC35の露出計を格安電池用に改造する記事はこちらです

– 35DCでは動かない

35DCにこの電圧降下のあるアダプターを使用すると強制シャッターが動かないと言う記述を見かけますが、私のところでは普通に動きます。その理由は私はこの電池アダプターにLR41ではなくSR41を使用しているからでしょう。LR系のアルカリ電池は電池の特性上カメラを使用しているうちに徐々に電圧が下がっていきます。電池アダプターは内部にダイオードが入っているだけで電圧が下がったアルカリ電池を1.35Vに保つ事はしないので、電池の劣化とともに電池を食う機能の部分が不安定になるのでしょう。SR41は100均電池より値は張りますが、その分安定しているので電子シャッターカメラにはSR系の電池をおすすめします。電池を露出計だけに使用している機械式カメラであれば格安の電池でも問題ないと思います。この35DCは前期型なので、BCのある後期型でどうなるかは確認してみる必要があります。

– 純正キャップ

せっかく35DCを手に入れたので純正のキャップを探してみる事にしました。中古屋やジャンク屋巡りをしていたら、Olympus Tokyoと当時の物を見つけました。


オリンパス東京のロゴ


サイズはちょうどです


レンズにつけてみました


35DCはこのレンズの大きさと見た目が最高です

– まとめ

オリンパス35DCで電圧降下タイプの電池アダプターを使用すると露出計の値が正常になり発売されていた当時と同じ状態になりますので、ISO/ASAの設定も撮影に使用するフィルム感度に合わせるだけになります。せっかく電池アダプターを使うのであれば酸化銀電池でありカメラを使用するのに向いているSR41を使用するのをおすすめします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA