- minolta Hi-Matic Eのストラップ
カメラのストラップにこだわりつつも縦吊りにするかを考えてる方はあまりいないかと思います。縦吊りは決まるととても格好いいのでスタイルを決める上で考えてみたい項目でもあり、パーツの取り付け方などを含めて書いていきます。
– 縦吊りに出来るのか
minolta Hi-Matic E(ハイマチックE)は元々普通にストラップは横に吊るタイプですが、底面をよく見ると三脚穴がかなり片側(フィルムの巻取りレバー側)にずれて取り付けてあるのがわかります。三脚を利用するならこの穴は真ん中にあった方がいいのですが、今回はこれを逆に利用してハイマチックEを縦吊り仕様にしていきます。縦吊りのカメラと言えばライカM5やライツミノルタCL(ライカCL)がありますが、それに近くなるように目指します。
– 縦吊りにしてみる
三脚穴にストラップを取り付けるアクセサリーを利用して縦吊りストラップを可能にさせます。ジャンクのアクセサリーでも見かける事はありますが、大手のカメラ量販店などでも同じ様なパーツがあるので簡単に手に入ります。私はたまたま手持ちがあったので、今回はそちらを使用します。
– ちょっと改良
ストラップを元々ついていた丸いリングに通すとストラップの動きがいまひとつなので改良する事にしました。使用するのはハイマチックEなどについてくるミノルタの純正ストラップリングです。これは三角形でカメラにリングがあたって傷がつかないようにストラップガードがついてる物で、ミノルタのカメラに使用するのに限らずとても使いやすいです。
– 使い心地
ストラップの長さにもよりますが通常のストラップですと肩にかけるとちょうどよくカメラを持った時にちょうどシャッターボタン側をホールドするので使いやすいです。長めのストラップで斜め掛けにすると少し取り回しにくくなるので、斜め掛けにするのであれば、通常の横吊りにした方がよいと思います。当たり前ですがストラップを縦吊りにしてる間は三脚が使用出来ず、カメラをテーブルなどに置きづらくなります。
– まとめ
ハイマチックEを縦吊り仕様にすると使い勝手もよくなり、しかもかさばらないので運ぶのが非常に楽になり試してみる価値はあると思います。他のカメラでも三脚の取り付け穴が真ん中からずれていると同じ方法で縦吊りが可能になるので試してみて下さい。